動き出すか都市計画道路建設計画

2012-06-30 12:03:39 | 3・4・35号線、3.4.10号線
東村山市の都市計画審議会(都計審)で、
野口町を中心に
2つの都市計画道路と鉄道立体化に伴う沿線の付属街路の都市計画決定がされようとしていることが分かりました。
以下案をお知らせします。

今後の諮問に付されるの以下の4点です。
1,西武新宿線、国分寺線・西武園線高架化・都決定(意見照会)
2,上記鉄道沿線の側道整備・市都市計画決定
3,都市計画道路3.4.10号線(一部幅員変更)・都決定(意見照会)
4,都市計画道路3.4.29号線(終点変更)・市都市計画決定

以下は位置図です


①鉄道立体化事業

西武新宿線の東村山駅周辺と国分寺・西武園線の大踏み切りや鷹の道など5つの踏切を立体化する事業です。
昨年説明会が行われました。
今回、都が都市計画決定をするために東村山市に意見を聞くための手続きです。
事業のお金は国や都、西武鉄道が出します。

②立体化側道整備

立体化工事に伴う側道の整備事業です。
本来は鉄道立体化に伴う事業なので、国や都の事業ですが、
東村山市が工事終了後、この道路を市道として使うために市の事業となります。
事業費は不明です。
市の都市計画審議会で決定します。

③3・4・10号線

久米川町2丁目から多摩湖町の赤坂道まで延長3630mの都計道3・4・10号線の幅員を変更するものです。
当面、府中街道バイパスと東村山市駅西口から来る3・4・29号線とをつなぐものです。
この当面の計画線は、野口町弁天橋付近の前川で行き止まりです。
事業費はわかりません。
都が都市計画決定をします。その前に市に意見を聞く手続きです。

④3・4・29号線

東村山駅西口から野口町1丁目の弁天橋までの3・4・29号線の終点の位置を変更するものです。
当面3・4・10号線につなぐのですが
これも、其処で行き止まりになります。
延長は270m。
市の都市計画審議会で決定します。
事業費は市負担ですが未定です。

多くの住民が立退きを迫られます

上記4事業は何れも市民にかかわりのある事業です。
鉄道立体化も、その他の事業も、実際には都市計画決定後正式に測量、用地買収などが始まるので、工事着工は今日明日のことではありません。

問題は、この側道整備や2つの大きな道路建設で、
否応なく立ち退かざるを得ない人々が出ることです。
終の棲家と決めてもうどこにも行きたくないと思う高齢者も立ち退きを余儀なくされます。

また、莫大な財政負担も生じます。
3・4・10号線は起点から終点まで10数年かかる事業で、
3・4・29号線はわずか270mの道路建設です。
今すぐ必要な道路ではありません。
充分に検討し、先送りしても良いのではないでしょうか。

次回の都市計画審議会で決定する予定だそうです。

9月議会の一般質問4=3・4・10号線なぜ急ぐの

2011-09-05 20:18:52 | 3・4・35号線、3.4.10号線
東村山市都市計画道路3・4・10号東村山多摩湖駅線
と言うのがこの道路の正式名称です。

府中街道から野口町の弁天橋を通って
正福寺の前を
狭山公園方向に向かいます。
因みに多摩湖駅はありません。

この道路、東村山市は、鉄道立体化の条件だと言ってきました。
つまり、鉄道を立体化してほしければ
この道路は作らなければならないと言うわけです。

しかし、それは違っていました。

鉄道高架事業(立体化)の事業採択の要件は
①両端で350m以上はなれた幹線道路2本と交差していれば良いこと
それは、府中街道と都道128号線があれば良いという事

②道路と3ヵ所以上で交差していること
府中街道、都道128号線、鷹の道でよい

③踏み切りを2ヶ所以上解消すること
今度の計画は5ヶ所

の3点であり、新たな都市計画道路を作らなくても要件は満たしていたということです。

なぜチットモ急ぐ必要のない、お金の掛かる、無駄な道路を作るのかとの質問に
所管部長は
「道路ネットワークが必要」と応えました。

しかし、この道路はとりあえず前川に掛かった弁天橋で行き止まりになります。
そのことを指摘すると
3・3・8(府中街道)

3・4・10号線

3.4.29号線

3.4.9号線

3・4・31号線

新青梅街道へネットワークが出来るというのです。

馬鹿いってんじゃないわよ と言いたい
府中街道から3・4・10号線を経て、新青梅街道に出る道路が完成するまで、100年は掛かるということを、所管部長はわざと言いません。

鉄道が高架になって、
大踏切が開けば、そこに信号をつけて交通を処理すれば
今よりず~っと便利になり
交通渋滞もなくなります。

3・4・10号線などと言う
本当にはいつ道路ネットワークが完成するかもしれない道路を
お金が無い、行革だと、声高に職員上げて叫んでいる東村山市が作っていいはずがないと思います。

本当に大型道路にお金を使いたがる東村山市です。
しかも、そのためには大勢の住民を追いださ無ければならないのに!!

ストップ 無駄な公共事業です!!

都市計画道路3・4・35号線についての一般質問3-違法性有り!

2011-09-04 11:13:18 | 3・4・35号線、3.4.10号線
都計道3・4・35号線の質問の中心の3点目は、
都市計画案の縦覧期間が十分に補償されなかったことが
違法状態にあるのではという問題です。

東京都は、突然、
住民にしてみれば、今度も全く寝耳に水の
都市計画案の公告縦覧、意見募集を決定し、
東京広報とホームページに掲載しました。

住民は事前にこのことを知らされていませんでしたから、
公告縦覧の期間が告知されたことを知ることが出来ませんでした。

7月31日に、住民の意見を市と都の都計審に提出しようとの相談の際、
たまたまそこに出席していた人から、
8月1日付けの市報に、縦覧・意見募集が載っていたね
と、知らされました。

法律は、14日間の縦覧期間を定めています。
都が決めた縦覧期間は 7月27日~8月10日。

しかし、市報にそれが掲載されたのは8月1日付
そこまで、既に5日間が過ぎていました。
つまり地権者の、実際の縦覧期間は9日間しかありませんでした。

しかも、休日は役所が開いていないので
結果として7日間しか縦覧期間は保障されなかったことになります。

このことを質した私の質問に、
所管部長は
「都がホームページに掲載し、東京都の広報に掲載したから問題ない」
と答えました。

追い立てを喰らう住民が、気がつくはずも無いやり方で公告し、
それで良しとしたら、
住民は、法律に定められた意見を申し述べるチャンスさえ
補償されなかいことになります。

ある住民が、東京都の窓口に行って、
都市計画案の縦覧・意見募集がされていることを掲載し、
関連地域に全戸配布した
日本共産党東村山市議団のニュースを示し、
「これが無ければ私たちは縦覧の開始も意見募集も知らなかった」
と抗議したという電話を下さいましたが、

地権者にとって、まさに、寝耳の水の道路計画を、
意見を言う機会さえまともに与えられない住民無視のやり方がまかり通るなら、
それは、住民自治とは言わないのではないだろうか?

そして、地権者の声を無視して、行政の案を、言うとおりに賛成して決めてしまう
都市計画審議会の役割とは 一体なんだろうかと考えます。

9月8日には東京都の都計審が開かれます。
せめて、そこでは、地権者の声が十分に審議されてほしいと願っています。

都計道3・4・35号線についての一般質問2―環境問題

2011-09-03 17:08:01 | 3・4・35号線、3.4.10号線
都市計画道路3.4.35号東村山所沢線についての一般質問で、
2番目に取り上げたのは、環境悪化の問題です。

東村山市や東京都は、
周辺道路が慢性的な渋滞で、
生活道路に通過車両が流入し、
この解決が課題である

と、その建設理由を説明しています。

車が一日2万台流入するのに本当に環境悪化はないの?

そこで、
①周辺道路への通過交通の流入量をデータで示すよう求めました。

しかし、答弁は、
「データで示すことはできないが、
所沢の道路が出来たら、公事道に車が流入する」
と言うものでした。

また、
②慢性的渋滞の実態を、通り抜けるのに要する時間など、これもデータで示すよう求めました。

答弁は
「所沢街道で慢性的に渋滞している。
データはない。説明会で使用した写真でわかる」
というもの。

しかし、東京都が説明会で使った写真は、
当日、住民の幾人もから、
「日常的にそんなに混んでいない。
渋滞しているときを狙って写真を撮ったのではないか」
と厳しく指摘されたものです。

さらに
③東京都は大気汚染への影響を無くすと言ったが、その方法は?
と聞いたことに、

車の速度が早ければ排ガスの汚染物質は低くなる。
都市計画道路が出来れば、
地区全体としては環境汚染物質は低くなる。
と答弁。

しかし、住民なら誰でもわかるけど
今この地域には、車が入り込まないから、
子育てし易いと、若い世代が移り住んでいるのである。

今、車が入り込まないのに、
今後2万台の通過交通が増えるわけだから、
環境が悪化するのは間違いなく、
東村山市の答弁は、詭弁でしかありません。

東村山市は、道路建設によって、
地域住民の環境が悪化することの無いよう、
東京都に要望するとは言っても、
結局、
東京都京都任せでしかなく、

また、環境が間違いなく悪化する事は、
火を見るより明らかなのに、
そこにはあえて目をつぶり、
道路建設を最優先で進めてほしいという
東村山市の姿勢が見え見えで、

口を開けば 住民との共同 をいう東村山市の本音は
行政に協力してくれる人としか協働しないのだな~と
感じさせられてしまいました。

9月8日には、東京都の都市計画審議会が開かれます。

続く

都市計画道路3・4・35号線についての一般質問1―住民の声を門前払い

2011-09-02 12:08:59 | 3・4・35号線、3.4.10号線
昨日から一般質問が始まり、
今日午前中に、私の質問が終わりました。

今回の一般質問は、6月議会に引き続き
都市計画道路3・4・35号線(久米川町1丁目~5丁目)の問題について質問しました。

質問の中心は、
①住民が繰り返し、
「私たちの声を聞いてほしい」と求めていることに対し
なぜ 東京都も東村山市も応えないのかということと
②この道路は環境を間違いなく悪化させる道路であるということ
③都市計画決定前の縦覧、意見募集が行われたが、法律の定める期間を満たしていない違法性がある
という、3点です。

東京都は住民の声を門前払い

1点目の なぜ住民の声を聞かないのか との私の質問に
所管部長は「公告縦覧で意見募集をするので、住民はそこで意見を述べることが出来る」と答えました。

しかし、当事者の住民の皆さんは、素案説明会が不十分だったので、その続きを求めていたのであって、
公告縦覧の前に、改めて説明会を開いてほしいと要望したことに対し、
東京都は、門前払いをしました。

また、東村山市の都市計画審議会も
住民有志が、
「私たちの声を聞いて、そこに住民の暮らしがあることを理解して都市計画決定への東村山市の意見を決めてほしい」
と求めたことに対し、
殆ど、議論をすることなく、計画通り進めても良いと言う意見を東京都に提出しました。

つまり、東村山市も住民の声を門前払いしたことになりませんか?

今後、住民への丁寧な説明を求めていく と付け足しましたが、
これは当に付け足しであって、

今後事業化に向け、測量をさせてもらったり、立退きの際の条件を説明させてもらう上で丁寧な説明は、当たり前。
それ以前に、計画決定前に、住民が納得行くまで説明をすることこそ、丁寧な説明と言うものであろうと私は考えます。

住民の、
そこに暮らす私たちの声を聞いてから決定をしてほしい
と言う真っ当な声を、無視する東京都や東村山市のやり方は、許されていいはずがありません。

ー続くー

都市計画道路3.4.35号東村山所沢線についての福田かづこの意見

2011-08-07 00:40:31 | 3・4・35号線、3.4.10号線
以下は 都市計画縦覧(8月10日まで)が行われている
久米川町1丁目~5丁目の都市計画道路3・4・35号線への私・福田かづこの意見です。
せっかく東村山市内に移り住んできた若い世代を追い出す計画は、当事者が納得していない限り押し付けるべきではありません。
その立場で 住民から選出された議員の立場でb意見を東京都に提出しました。
〆切は8月10日必着です。もちろん持参でもOKです。
いまどきメールもダメだなんて 遅れている感はぬぐえませんが…



                              2011年8月3日
東京都知事 石原慎太郎様

東村山都市計画道路3・4・35号東村山所沢線についての意見

                 〒189-0024 東村山市富士見町2-16-23
                                福田 かづこ

東村山都市計画道路3・4・35号東村山所沢線の計画は、到底地域住民の納得のいくものではありません。計画線上のいずれ立退きになる住民の皆さんにとっては、まさに寝耳に水の話でした。5月20、21日の素案説明会で、多くの住民から反対の声が上がりました。また再説明会の要望があったにも関らず、これを拒否し、住民の疑問にも答えず、いつの間にか都市計画縦覧、決定と進んでいることに、厳重に抗議するものです。
 以下、いくつかの問題点を指摘し、この道路の都市計画決定に反対の意見を表明します。また指摘事項に回答を求めます。さらに、9月8日の東京都都市計画審議会の決定を先送りし、少なくとも予想される関係地権者全世帯の意見聴取をすることを求めるものです。

1、関係住民には寝耳に水の計画―人生設計が大きく狂います。
まず住民に賛否を問うべきです。

 東京都は、この路線の新設の理由に、東村山市がH12年に策定した都市計画マスタープランで所沢側の飯能所沢線の受け入れが位置づけられたことを上げ、また東京都として、都県境を越えた道路ネットワークを作りたいとしています。5月の素案説明会においてもそれを強調していました。
 たとえ都市計画マスタープランがそうであっても、地域住民に都市計画マスタープランを一言一句説明がされたわけでもなく、近年の宅地開発で移り住んできた住民にとっては、道路計画のような重要事項説明もなく、正に寝耳に水の話であることは事実です。
従って、この計画については、地域住民の頭を飛び越して、それを押し付けるのではなく、「そうした計画が必要だと思うが住民の皆さんの意見を聞かせて下さい」とまず言うべきです。
素案説明会の際、「道路計画が無いことを確認して家を購入した。子どもは転校も迫られる。人生設計が狂う。認められない」「子どもが自由に遊べる環境を選んで家を購入した」「環境が悪くなる」「コミュニティーが壊れる」など地権者の切実な声が話されました。また、「60歳を超えて、ここを追い出された後、再び住宅ローンを組ませてくれる金融機関があるとも思えない。説明会以後具合が悪くなった」など個々人の、生活を変えられたくないと言う切実な気持ちが、口々に語られています。勝手に理由を作って、計画を押し付け、住民を追い出すのは理不尽です。追い出される側が納得いくはずがありません。
 すでに住民が住んでいるところに新規に路線を引くからには、何よりも地域住民の声を一軒ずつ聞き歩き、「都市計画道路が無いために不便を感じているか」「地域内に通過交通が入り込んで迷惑しているか」など調査するとともに、地域住民と、繰り返し話し合いをすることこそ優先されるべきです。
しかし、東京都はこうした努力をしないばかりか、素案説明会会場においてすら、多くの住民が挙手をしていたにもかかわらず、時間を理由にこれを無視し、質疑を打ち切ってしまいました。また後日住民から再説明会の要望が出されたにもかかわらず、聞きたいことがあるなら都庁へ来れば答えてやると言う態度でした。住民無視も甚だしい不遜な態度だと言わなければなりません。
 住民の賛否は問う必要がないというのが東京都の考えでしょうか。民主主義と相容れない考えです。これからでも、地域住民の意見聴取をするべきです。

2、地域住民のコミュニティーと環境を破壊します。

①コミュニティーが破壊されます。
計画地域は、古くからの住人と新しい若い世代が混在してコミュニティーを作っ
てきた地域です。この道路計画によって地域自体が分断され、行き来が不自由になります。同時にコミュニティーから追い出される側と残れる側の確執も生まれるのではないでしょうか?
  このコミュニティーが破壊されないという保障はどこにありますか?

②地域環境が間違いなく悪化するのに環境アセスメントも実施しません。
この地域は、現在、車も居住者以外は入ってきにくい閑静な地域です。子どもたちが安心して遊べる地域です。だからこそわざわざここに移り住んだとおっしゃる若い
方々がほとんどです。

②-1 子育て環境が悪化します。
車も入り込まない地域に、大きな道路ができて、大きな交差点ができれば、子育て環境にとっては間違いなく危険な地域になります。安全が確保できるはずがありません。この問題での安全対策は、通過交通のための道路を作らないことです。
  ②-2 温室効果ガスの増加で大気汚染が進みます。
また、温室効果ガスの排出は必ず増えます。喘息患者の発生・増加も容易に推測
ができます。それなのに都は「道路延長が1000m以上ではないので、環境ア
セスメントはやりません」と素案説明会で住民に回答しています。とんでもあり
ません。
素案説明会では、「住民の皆さんの環境は守ります」とか、「住民と相談します」とか回答していました。無いところに通り抜けの道路ができるわけですから、環境を守るという約束は出来ないはずです。それとも約束は履行できるのですか?それを「守る」というのなら、車が2万台通過しても排ガスをこの地域で撒き散らさない対策、子どもたちが安心して遊べる今以上の環境がどのように保障されるのかの説明を求めます。
ちなみに、素案説明会では道路の緑化を進めると言いました。緑化は排ガスを少し防ぐ効果はあっても、排ガスの発生を抑える効果はありませんので念のため。

3、「周辺道路の慢性的な渋滞」は、行政が意図的に作り出したものです。

 本計画の理由書に記載されている「周辺道路の渋滞」は、解消に数十分以上かかるものはなく、地域住民は問題なく暮らしています。またこの周辺道路の渋滞は、都道に右折レーンが出来れば間違いなく解消されるものです。新規路線の3・4・35号線を開設するまでもありません。
 素案説明会で、近辺道路の渋滞写真を見せられた住民から、「その道路の渋滞は日常的なものではない。特に渋滞しているときを見計らって写したのだろう」と厳しい指摘があり、たくさんの共感の拍手が起こりました。新規路線の開設が必要だと言う計画にあわせて、行政が渋滞を作り出したと住民は感じています。こうした偽りの実態を示して道路計画を推進する事は都民を欺くものです。

4、道路構造について

 この道路は、西武鉄道を潜るアンダーパスの構造であると説明されました。都市計画決定を前にした縦覧書類の中にその図面はなぜ開示されていないのでしょうか?このことも都合の悪いことを糊塗する意図を感じます。抗議します。
 
 ①良好な住環境の確保?=実は地域住民の生活の不便さを増長する。
  ●生活道路への通過交通が排除されるということ
   今でも、この地域に通過交通が過剰に入り込んでいるわけではありません。逆にこの計画道路ができれば、住環境に今以上に通過交通が入り込んでくることは必定です。道路を作らないことが良好な環境を維持する保障です。
  ●アンダーパスにより不便を強いられる。
   この計画道路は側道によって周辺住民が側道で往来することになっています。今まで自由に行き来していた住民が、一方通行の不便を強いられることになります。住環境は悪化します。
  ●鉄道アンダー部分の自転車・歩行車道について
   高齢者が多く、また子育て世帯が多い地域で、自転車。歩行者用道路が勾配で作られることは危険です。安心して行き来することは出来ません。また対岸への横断も遠くで横断することになり、住民にとっては今以上に不便を強いられます。

②良好な生活環境の確保=アンダーパス部の勾配8%~4%は排ガスを増加させる。
この道路は、アンダーパス部分が勾配のきつい坂道になる計画です。土木の専門家は、平面で交差する部分で勾配が大きくなるので、アクセルを強く踏むことによって排ガスは必ず多くなると指摘しています。周辺環境悪化の道路計画は認められません。この道路構造上の排ガスの排出量については、環境アセスを行うまでもなく計算できるはずです。これを明らかにすべきです。
5、歴史的な街道を破壊する愚挙は止めるべき
 都県境の初めの交差点は、東村山市の歴史的街道・公事道が通っています。計画はこ
の公事道を、変更することになっています。埼玉県民の利便性のために、都下、東村山
市内の歴史的街道を変更していいはずがありません。故郷を大事に思えと言いつつ、故
郷を作ってきた街道を次々に破壊する愚挙、こんな計画は止めるべきです。
 以上、本計画の撤回を求めます。

3.4.35号線都市計画縦覧に付す資料おそまつ

2011-08-03 13:31:41 | 3・4・35号線、3.4.10号線
以下の情報はもっと早くアップすべきでしたが
いろいろ付け加えたいと思い、その考えがまとまらず遅くなりました。
以下は 3・4・35号線関係で
東京都が意見募集をしていますが
その意見の基礎となる資料を東京都のホームページからダウンロードしたものです。
理由書も全文載せてあります。
が、提供されている資料はたいへんお粗末な内容です。
これで 納得できると 東京都は本当に思っているのだろうかと思います。

いずれにしてもこれを材料にぜひ意見を上げてください。

8月10日必着です。
いまどき郵便手段若しくは 持参以外受け付けていません。

意見の送付場所は昨日のブログに掲載してあります。
意見書本文のあて先は 東京都知事です。

3・4・35号線の公告書類
1、計画概要 1ページ 1枚
  ○道路線の種別・名称=幹線道路 3.4.35号線 東村山所沢線
  ○位置=久米川町1丁目~5丁目
  ○延長=720m
  ○斜線数=2斜線
  ○幅員=18~42m
  ○適用=新規追加
  ○事業主体=東京都
  ○事業予定年度=無記入

2、都市計画の案の理由書 1枚
○種類・名称
 東村山都市計画道路 3・4・35号東村山所沢線
○理由
 「東京の新しい都市づくりビジョン(改定)」(H21年7月)において、都県境を越えて広がる人や物の動きに的確に対応するため、都県間の都市計画道路の不整合を解消し、都県境を越えた道路ネットワークの形成を掲げている。
 現在、埼玉県では、所沢市において、3.3.1号飯能所沢線の整備を進めているが、都県堺において東京都東村山市側に接続する都市計画道路がない状況である。そのため埼玉県所沢市と隣接する本地域は、所沢街道などの周辺道路で慢性的な交通渋滞が発生するとともに、生活道路に通過交通が進入している等、交通状況について課題を抱えている。
 こうした中で、H12年7月に策定された東村山市都市計画マスタープランに飯能所沢線の受け入れが位置づけられ、またH18年に策定した多摩地域における都市計画道路の整備方針に飯能所沢線の延伸の検討が定められたものである。
 本計画は、都県境を越えた道路ネットワークを形成し、交通の円滑化を図るとともに、健全な市街地の発展に寄与するため、新たに追加するものである。

3、図面 A3 1枚


以上これらの資料は、東京都都市整備局で検索しました。
都市整備局のトップページ、新着情報の 7/27 縦覧に供しているものの情報提供からダウンロードできます。


都計道3.4.35号線の都市計画案の公告縦覧、意見募集が行われています

2011-07-30 17:26:46 | 3・4・35号線、3.4.10号線
最近配られた市報
若しくは 東村山市HPから
市政情報⇒まちづくり・都市計画⇒都市計画⇒縦覧
東京都進んでいただければ
公告縦覧のできる場所 機関などに到達する事が出来ます。

①縦覧期間は 7/27~8/10までの開庁日
②場所は 市役所4F 都市計画課
③意見の提出 この都市計画の案について、市民のかた及び利害関係人のかたは、縦覧期間中、東京都に意見書を提出することができます。
④意見の提出方法は

 ○提出期限 平成23年8月10日(水)必着

 ○提出方法 ・住所、氏名及び意見を提出する都市計画の案の名称を記載してくださ い。
   *案の名称は「東村山市都市計画・道路・3.4.35号線東村山所沢線」です。

 ・意見は日本語で記載してください。
 ・送付(必着)又は持参により提出してください。

 ○提出先 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
 (都庁第二本庁舎21階北側)
  都市整備局都市づくり政策部都市計画課計画監理係


です。この案については市民なら誰でも意見を提出する事が出来ます。
どしどし 意見を提出しましょう。

この公告縦覧が終わったあと
9月8日に、東京都が都市計画決定します。

計画地の皆さんの財産権が大きく制限されます。