虐待の親に実刑判決

2015-10-30 08:09:19 | 子育て
西東京市で自殺した中2の父親に

懲役6年の判決が下った。

24時間以内に死ね

と言ったことや

執拗な暴力を奮っていたことなど

相当な虐待があったと言う

児童相談所はどう関わっていたのか?

第一線の市は?

命を守ることを一番にしてほしい。

子どもが犠牲にならない対応を❗

いつまでも続けさせる 子どもの虐待死

2015-10-22 09:56:35 | 政治
10月21日付東京新聞夕刊『ごみと暗闇の中放置』
と題した記事で
厚木市の5歳児の虐待死事件に関する父親に対する判決が
今日22日 横浜地裁で言い渡されると報道
記事は
父親の身勝手な行動と周囲の関心の薄さを語っているが
しかし、読み進むうちに憤りを感じてきた。
それは児童虐待の最前線と言うべき児相がその役割を果たさなかったからこうなったと思うからだ。

父親一人に責任を押し付け、父親一人が罰せられても
日本社会から児童虐待死は無くならない。
これまでの事例で明らかである。

私は
なぜ 児童相談所がその重要な役割を果たさないのか
といつも思う。
こうした事件が起きるたびに、殆どといって良いほど一度は児相が関わっている
そしてその度に関係児相が謝罪会見を開き、深刻だとは思えなかったと言い訳する。
今回も裁判で 「反省している」 と述べたそうだ。
いったい何時まで
子どもの虐待死を続けさせるのかと言いたい
配慮が足りませんでした
と詫びることを繰り返すのかと言いたい。
多分 多くの方がそれは言い過ぎだと批判されるだろう
しかし、事件が明らかになるたびに
また児相が何もしなかったという感が否めない苛立ちをいつも感じるからだ。

もちろん虐待をした父親や母親の責任が無いとは言わない。
しかし、
子育てに悩む親、子育てをできない親の存在は
虐待死の中でこれまでも十分に明らかになっている。
問われているのは
命を奪われる前に保護する危機管理能力と
生活の安定や立て直しを支援し、そのことで安心して子育てをできる環境を作る応援
のできる体制づくり
である。
各部署、自治体の別、職種の別を超えて連携することである。

この事件でも
父親に生活再建の支援が必要だったこと
妊娠して高校を中退した母親の未熟なこと
3歳児検診未受診の情報が共有されなかったこと
等々
専門家が関われば虐待を察知できる情報はたくさんあった。

もちろんがばっている児相もあることは承知している。
が、それでも
児童虐待を 『ゼロ』 にするために
子どもの幸せのためにがんばらねばならないという
自らの役目を果たしているかと
児相の組織上げて、そのあり方を厳しく自らに問うてもらいたい。

政治の責任は
こうした事態を繰り返さないために
児童相談所をもっと身近なところに増やし、
一つの児相が過重な人口をカバーし、緊急性に対応できない今の現状を変えることだ。
児童相談所の増設は都道府県の責任である。
議会は
自らの自治体の児相の実態を把握し、その増設に向けて取り組むべきである。
こうしたところにこそ我々の税金は使ってもらいたい。

見沼田んぼ 芝川のカワセミ

2015-10-19 08:30:54 | 自然
前日の スクーリングの疲れをいやしに
見沼田んぼへ

12時過ぎから歩きはじめ
3時半まで
芝川の下流から上流に向かって
うろうろ
川の土手に上った所で
アオサギに

それから
目の前の川面を青いものが

カワセミだ
と撮ったのが以下の写真

最後の一枚は会心の一枚



公立保育園が減っている―東京新聞「保育漂流」より

2015-10-16 09:39:41 | 東村山市の政治、議会
10月15日、16日の両日
東京新聞に公立保育園の民営化についての記事が掲載された。
全国で公立保育園が減り続けていると。
また、民営化によるトラブルも発生しているとも。

この問題は決して新しい問題ではない
我が東村山市においても数年前に
公立第2保育園の民間移管が現市長から提案され
保護者の大反対の末凍結された
しかし、今またそれが息を吹き返し
第2保育園の他1園の民間移管が計画されようとしている。

東京新聞の1日目の記事は
岐阜県多治見市が2006年度から指定管理を委託している公立保育園の法人を
来年度から変更するというものだ。
保護者が戸惑っており反対の署名にも取り組んでいるが
行政は見直しはしないという。

多治見市が選択している保育施設の指定管理制度の適用は
子どもたちにとって最悪の方法である。
子育てを支援する保育施設が数年でくるくる変わって
子どもに良い影響を与えるはずがない。
子どもの成長を保証する継続性もない。

東村山市でも
都立から市立になり民間に委託されていた
公立保育園を指定管理とし、
その後、指定管理者の変更をする決定がされたことがある。
当時の保護者達が反対をし
新たに指定管理者となった法人が辞退。
結果、その保育園は、保護者の願いに沿って
H24年4月より、当時の法人に移管され私立の保育園となった。
私は当時議会で、保護者の指定替えは認めないという運動を後押ししてきた。

私は、公立保育園を廃止することには賛成できない。
しかし、既に実際には10数年にわたって民間が運営に携わってきた保育園であり
今後指定管理制度を適用するよりは
現法人に移管することが子どもたちに安定した環境を与えることができ
悪影響を及ぼさない唯一の方法であると考え
その公立保育園の廃止に賛成した。

しかし、今日16日の記事にも明らかなように
保育園の民営化は、単に経営主体が公から民に変わるだけではない
もっと深刻な問題が潜んでいる。
それは、子どもからそれまで長年育ててくれた
第2のお母さんともいうべき人を奪うことなのである。
市立第2保育園の民営化議論の際
このことを幾度も指摘したが、
残念ながら現市長は
「子どもたちに影響が少ないよう十分配慮する」としかいわなかった。
少なくても影響があってはならないのが子育てだ。

16日の本文中で、移管を受けた法人の園長は
移管は、「ゼロからのスタートではなく、マイナスからのスタート」だと苦衷を吐露している。
子どもたちの心理に十分注意して
移管の一年前から公立保育園で共に保育研修にあたり
移管後は、公立の保育士を1年派遣してもらって子どもたちに対応したが
それでも信頼を確立するのは困難だったと言っている。

我が東村山市には公立園が7園ある。
この7園の存在は、
待機児解消と共に子育てに悩んでいる自宅で保育している母親の支援施設として
虐待に悩む親子への 子どもの一時保護施設として、
ひとり親家庭の駆け込み保育を引き受ける施設として
今後、緊急時に対応できる施設として重要な存在となることは間違いない。
税金で運営される公立園だからこそその役割が果たせるのである。

株式会社の保育園が、認可を受けていない保育園も含め自社の保育士の処遇を
利益優先で、引き下げる事態も私の目の前で起こっている。

福祉とはどうあるべきか
子育てに必要な施設の運営主体はどこが担うべきか
理念を持って考えるべきである。

わが東村山市の保育園民営化計画は、子育て支援とは相いれないということを
関係者は肝に銘じ考え直すべきである。

野山北六道山公園~秋の一日

2015-10-15 14:42:42 | 
思い立って
昼前から
野山北六道山公園に

インフォメーションでハイキングコースを教えてもらい
里山民家
岸田んぼを目指して
約2時間歩いて

途中の
草花に癒されました。

市役所の職員とばったり遭遇
一瞬 見たことがあるけど・・・
と思ってしまいました。

四季折々に訪ねたい景色です。


牧野富太郎~植物一日一題~ワルナスビ

2015-10-07 13:12:43 | 
春から夏にかけて道端や草地に
なすびに似た小さな薄紫の花をつける
ワルナスビ
葉にはトゲもある。

今日読んだ項に
この名は私がつけたとある。
千葉から採取し、庭に植えたら蔓延って困った
と、
実のことも表して
最終的に曰く
すこぶる下品に感じる


ワルナスビと命名された件の花こそ迷惑であろう

牧野博士は更に言う
名がすこぶる奇拔だから一度聞いたら忘れっこない

確かに私も一度で覚えた❗

11月19日、ワルナスビの写真

撮ってあったのを見つけた



ジャガイモの花にも

もちろん茄子の花にも似ている