多摩北部医療センターの地方独立行政法人化の見直しを求める

2020-05-20 10:37:41 | 政治
以下の呼びかけが届きました。
わたくしも 賛成です。
そもそも 多摩北部医療センターは 東京都の高齢者医療を支える最前線の病院でした。
だから、特別老人ホームも併設され、医療と介護を一体となってとりくみ、
高齢者特有の医療問題に取り組んでいたと記憶しています。
私はかつて 女性団体の職員としてこの施設を視察したものです。

革新都政が終わり、自民党都政が続く中、医療制度改悪に伴い、
自民党都政の効率化の号令の下、
この病院も変えられ、清瀬小児病院も廃止されました。

コロナ禍の前に、東京都は都立病院の地方独立行政法人化を打ち出していました。
コロナ化などの伝染病などとしっかり取り組む病院として、都立病院の存在は欠かせません。
多くの民間一般病院では、このコロナ騒ぎで診療報酬が減り、経営の危機を迎えていると訴えています。
今こそ 多摩北部医療センターの都立病院としての役割が増しているのではないでしょうか。
以下 団体からの呼びかけを紹介します。

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多摩北部医療センターを良くする会準備会(以下、準備会)は2月にスタートし、
「多摩北部医療センターの医療充実」「地方独立行政法人化方針の見直し」を求めて
都議会宛の陳情署名をとりくみはじめています。

 コロナ感染の広がりで屋外での活動が制約されているため、
「陳情署名」に加えて自宅にいても取り組める都知事宛の「ネット署名」を行なうことにしました。

ネット署名へのアクセスは
https://forms.gle/pG3Tbn8gXGVXffpF8
ネットでの署名をお願いします。
そして、下記例なども参考に、親戚・友人・知人などに「署名」と「拡散」をお願いしてください。
SNSを利用している人は、何度も発信してください。

コロナ問題で浮き彫りになったのは、
「採算優先、ギリギリの病床・スタッフ」では新しい感染症に対応することは難しく、
これからは「日常的にゆとりのある医療体制」が必要になります。
国・都が進めようとしている公立病院の独法化・縮小計画を断念させましょう。


「多摩北部医療センターの医療充実」「地方独立行政法人化方針の見直し」を求める署名に協力をお願いします。

ネット署名へのアクセスは  https://forms.gle/pG3Tbn8gXGVXffpF8

東京都知事 様

【要請趣旨】
 多摩北部医療センターは、がん医療、高齢者医療、小児医療、救急医療などをおこない、地域の中核病院の役割を担っています。
 これからは、子育て支援の観点から地域で不足している産科やNICUの新設、感染症対策などの医療の充実も求められます。
 一方、都立病院・公社病院を地方独立行政法人に移行させようとする動きがありますが、これは病院の運営に都議会(都民)が関与できなくなり、不採算部門の医療が切り捨てられる心配があり容認することはできません。
 少子高齢化社会を迎えるなかで、だれでも安心して医療が受けられるために、東京都の責任で、多摩北部医療センターを充実させるよう求めます。

【要請事項】
1、産科とNICUの新設や感染症対策など、多摩北部医療センターの医療機能を充実すること。
2、多摩北部医療センターの運営は、独立行政法人化の方針を見直して、東京都の責任でおこなうこと。

                   多摩北部医療センターを良くする会(準)
                   https://tamahokuyokusurukai.blogspot.com

メーデー 労働者の祭典

2020-05-01 11:50:51 | 平和
今日は メーデー❢ 労働者の祭典です。
100年前に始まったメーデー 
1886年アメリカのシカゴで、労働者が8時間労働制を求め、ストライキを行ったことが始まりという。
24時間の内 
8時間は働き、
8時間は労働のための睡眠、
残りの8時間は自由な行動のための時間に 
というのがスローガンだったという。

この8時間制の要求
今と全く変わらないではないかと私は実感する!
過労死で多くの人が亡くなり、
命の保障がないのは昔と変わらない。
今も 労働者の権利より、
大企業が儲けることの方が重視され、命よりも優先される。

さて、本来なら 
今頃は井の頭公園で行われる集会に言っているはず。
今頃は パレードに出発しているはず。
なのですが、緊急事態のもとで変則開催となり、参加ができないので、
横断幕作ったから何かやろうとの仲間の呼びかけに
組合事務所に集まり、いる人だけで写真を撮り
組合のホームページや、夫々のFacebook、ブログなどでアピールすることに❢(⌒∇⌒)

わたしが相談員を務めるコミュニティユニオン東京・三多摩協議会のアピールである。
〇コロナの検査体制の拡充
〇医療者への支援
〇フリーランスへの補償
〇働き方改革で苦しめられている労働者の駆け込み寺として闘う
〇安倍政権による憲法改悪は許さない


この横断幕を持ってメーデー会場で歌いたかった
メーデーの歌を以下紹介する。
今も口ずさみながらこれを書いている。

晴れた五月
  作詞:江森守彌
  作曲:関 忠亮

晴れた五月の 青空に
歌声高くひびかせて
進む我らの先頭に
なびくは赤い組合旗

歴史も長いメーデーの
血でそめられたこの旗は
ああ万国の労働者
団結せよと叫んでる

人民解放戦線の
前衛われら労働者
たたかい抜こう勝ちぬこう
かかげよ高く赤旗を

1946年のメーデーから歌われたこの歌は、
メーデーの歴史や労働者の権利を勝ちとる多くの運動の中で、
時の権力から労働者が弾圧され、殺された、そうした歴史も反映している。

今も世界にはこうした事態も起こっている。

日本においても、労働争議ではないが
沖縄の辺野古埋め立てを許さないと座込んでいる人々に
機動隊が襲い掛かり、座り込みをやめさせようとしている。

国民の基本的人権を本当に守ると、
全ての政府関係機関が考えていれば、
こうした事態は起こらないはずである。

いま、コロナ対策の緊急事態宣言の下でも、
互いの権利を守るための取り組みを、
私たち国民が要求すべき時ではないだろうか
とメーデーの今日思いを馳せている。