私有道路改修の申請 水際で止めている?

2018-05-28 15:21:40 | 東村山市の政治、議会
私の所属する自治会総会での話である。

当自治会は 東村山市の南と西の端、小平市と東大和市との市境にある。
当自治会内の道路は ほとんどが私有道路である。
この団地ができてすでに30年以上が過ぎているので傷みが激しい。
当然、住民から何とかしたいとの声が上がっている。

そこで 有志の住人が市の担当部署と掛け合ったらしい。
色々なやり取りがあったらしいが
その中に
私有道路の補修は申請しても、20年掛かるから難しい。
という意味の言葉があったことだ。

議会で
中々整備が進まない私有道路の補修予算を抜本的に増やして、
申請に従いサクサクと進めるべし。
といい続けた私は その意味を以下のように理解する。

つまり
申請しても 解決まで長時間かかるから やめた方がいいですよ
と言う意味だ。
水際作戦か?

これを所管に質しても 
「そんなこと言った覚えはない。」
「そんな意味で言ったのではない。」
というだろう。
何しろ 録音されたものがないから所管の方が強い。

こういう所が行政への不信感につながる。

せめて、
解決まで長い時が掛かると思いますが、申請をしてください。
申請には コレコレ が必要です。
自己負担も必要となり費用は工事費の20%です。
これらを住民の皆さんと話し合って申請書を提出してください。
と、これくらいの事は言ってもばちは当たらないと思うのだが。

市の私有道路整備費予算は
2016年度は 40,544千円(因みにこれは2015年度の約倍)
2017年度は 27,843千円
2018年度は 23,940千円
である。
この予算は 2016年度を除き、概ね2千万円程度である。
申請の数に比してとても少なすぎるのは言うまでもない。

私有道路とはいえ、共用に供している。
通行拒否もしていない。
つまり、この道路を使用する人は 人の私有地を歩いたり、車で通たりしているとは認識していない。

申請を水際で食い止めるのはやめてもらいたい。