決算委員会より=サンパルネの収支

2011-09-30 15:54:52 | 東村山市の政治、議会
2010年度決算審査を終えてのまとめと言うか
思い付きというか
アトランダムに報告します。

歳入(年間収入)は
個人住民税が減りつつあり、それを補う固定資産税や都市計画税
支出の多くを賄うに必要な
地方交付税配分と交付税の現金不足分を埋める臨時財政対策債の発行で
年間支出が賄われたと言うこと。

支出を大きくしたものは
民主党政権の実施した子ども手当事業
およそ 24億1300万円

これは民生費の支出枠をも大きく伸ばした。
国の事業とは言え
市の財政負担も発生するので
全額国負担で実施してほしかった・・・

衛生費で
東村山市駅西口サンパルネの収支は

利用料収入
 予算5594万円
-決算2519万円
 = 3075万円 の未達成

自主事業収入
 予算5524万円
-決算3093万円
= 2432万円 の未達成

市から払うお金4844万円を決算額に足して
合計の東京ドームの収入 1億455万円
サンパルネ運営経費  -1億628万円
差し引き         ▲173万円 の赤字だそうです。

サンパルネの中の事業者も変っているらしくて
私たちには正確な情報が伝わる仕組みが必要です。

決算委員会今日も紛糾 議会軽んじられている!

2011-09-22 15:09:50 | 東村山市の政治、議会
決算委員会は、今日(22日)も紛糾、というか議会がバカにされた。

事は、島崎議員が、休日準夜救急診療の小児科と内科の人数をそれぞれ聞いたところから始まった。

答弁に立った課長は、小児科346人 内科628人と答弁。
だが実績報告書には 小児科628人 内科346人と記載されていた。

島崎議員は実績報告書の数値で質疑を準備。どっちが正しいかと追及。
調査の結果、実績報告書の記載が誤りだったと部長が答弁。謝罪。

島崎議員は、後に続く通告した質疑が成り立たなくなった。
なぜ、実績報告の記載が間違ったのか、訂正の報告がないのはなぜかとさらに追及。
委員会は、議会側からの不規則発言(私も…)も含め、説明を要求。
担当部長が、改めて謝罪した。

島崎議員は、仕方なく次の質疑に移った。
質疑が終わりに向かった時
副市長が発言を求め
「先の事務報告が間違っていたと言うのは誤りで、初めの担当課長の答弁こそが数字を間違えていた。申し訳ない」と答弁。

ここから 委員会はさらに怒った(本当に怒っていたのが何人かは不明だが)

つまり 行政側が無責任にも 二重三重の間違った答弁をしたために
島崎議員のこの問題での質疑が まったく無駄となり、質疑する権利が侵され、市民から負託された行政をチェックすると言う役割を果たせなくしたのである。

議会側は、事態の収拾のため決算特別委員会の理事会を開いた。

理事会で、私は
(議長名で)行政側に、厳重に注意を申し入れるべきこと、
島崎議員には、質疑の保障を時間外に認めることなどを主張。
佐藤議員も
副市長の発言を受け、誤った答弁が行われたことも含め、島崎議員に質疑の続きを認めるべきと発言。
議論の結果、発言の時間配分のほかにそれを行うことが適当であると集約。

しかし、こうしたことが 議会の役割に対する行政の誠意のなさであり、
議会と緊張感を持って対峙していないことの表れであるとの認識を、
その場のみんなが感じていたか否かは疑いがのこる。
議会の現状の情けなさを感じる。

島崎議員は、質疑を保障されたものの、初めに意図したものを躱(かわ)された感は否めない。

ある議員が合せて1万を超える票を取った、
議員はプライドを持つべきなどと発言ていたが

議員のプライドとは、
住民の付託に応え 住民の代わりに厳しく行政の在り方をチェックすること
そのために 行政となれ合うのではなく 厳しく対峙し
審査に必要な資料の提出や まともな答弁を求めるためにこそ発揮するべきで

住民から出された要望をどうすれば多くの住民のための政策に出来るか
その政策を、どうやって議会が責任を持って実現するか
こうしたことで発揮すべきだと思うのである。

これは私が議員生活で肝に銘じていることである。

今、「議会が甞められているんだよ」との前議員の忠告は当たっている。

こうした事態を変えられるのは 議会の姿勢である。
質問にまっすぐ答えない、議員の質疑の内容を正確に把握出来ない、
そんな答弁が繰り返されても 議会側が抗議しない
これでは 行政の姿勢は変わらない。

議会自らが まさにプライドを持って 行政と対峙しようではないかと言いたい。

ひどすぎる行政の誠意のない姿勢=リサイクルセンター問題の決算委員会の質疑より

2011-09-21 16:39:58 | 秋水園リサイクルセンター
さらにあきれた質疑は矢野議員の質疑で起こった。

矢野議員が
ペットボトルやビン、カンなどの収集を民間に委託している自治体とそのコストを聞いたのに対し、的外れの答弁をし、挙句の果てには、

「通告の内容を取り違えたので調査していません」

と答えたのである。

委員長は 休憩を宣言し
所管の答弁を促したが

調査をしていない物は答弁の仕様もなく
我々は 続きは
次回の委員会でと要求
結果として
明日、木曜日の冒頭 矢野委員への答弁からとした。

私の 質疑への答弁と言い
矢野議員への答弁と言い

更には 矢野議員の前に質疑を行った
佐藤議員への答弁も
全く誠意を感じられないものであった。

リサイクルセンター建設に もろ手を挙げて
どんな内容でも賛成する者でなければ
誠意を見せないとでも言うのだろうか

こんないい加減な調査検討の有り方で
リサイクルセンターが作られては、
市財政に大きなツケを残すことになりかねない

議会の見識がやっぱり問われる

前の回も読んで下さいね!


あきれ果てた行政の怠慢=箱物建設先にありき!!

2011-09-21 14:47:11 | 秋水園リサイクルセンター
昨日20日の決算特別委員会
本当にあきれ果ててしまった。

私は 清掃費の質疑で 昨年度のリサイクルセンター問題特別委員会で議論された中味が、所管においてどれだけ真剣に検討されたのか質した。

大きな、高額のリサイクルセンターを作るに当たり
できるだけその中で取り扱うゴミの種類を民間に任せるなどで減らし、
収集量を減らすための取り組みも本気でして
できるだけ小さな建物にし、市民の税金を節約する

これが、昨年度リサイクルセンター計画を議論した
市民検討会議の、
議会特別委員会のコンセプトだったはず!

昨日の議会で そんなこと議会が勝手に言っていた事だと言わんばかりの答弁が続いた。

まず、私の質疑から
★ビンの収集問題
①なぜ「生きびん(ビール瓶など)」を扱うか?
答弁=ビール瓶は100%回収ルートがある。
   8年使われる。ビール瓶だけを扱う。

福田の解説=ビール瓶は酒販売店からメーカーに返却するルートこそ確立させるべき。量販店が安くで売って、ビンの引き取りもせず、行政に税金で後始末をつけさせるルートは残しておくべきではない。

②リサイクルセンター建設時、ビンの収集処理は全て民間にすると聞く。それを今後も進めるべき。
答弁=容器包装リサイクル協会に引き渡せば色によって拠出金を受け取ることが出来るから、東村山市が取り扱う。

福田の解説=施設を作って、ビンのストックヤードを広くつくる建設コスト、それを選別する人件費コストをトータルで考えてなおどっちが得か試算をするべきでは?でもしていない。怠慢としか言いようがない。

★ペットボトルの収集問題
(民間に委託したら900万余計にお金がかかると所管が試算したことについて)
①販売店へのお返し大作戦を取り組むことと、収集委託の関係も試算したか?その数字は?
答弁=日野市のお返し大作戦とは、東村山市の事情が違うから試算してない。

②収集量の減少による委託費の削減と大きな箱を作って、ランニング経費を投入し続ける比較試算はしたか?
答弁=量の減少著しいとは思えない。

③(事業者委託はペットボトルの収集も有料となるとの所管の言い分について)
事業者に委託しても、有料にならない方法は特別委員会で提示した。どの程度検討したか?
答弁=ペットボトルの無料の袋にプラも一緒に入れるからダメ、確実に選別できない。

福田の解説=日野市を理由に試算していないなど全くでたらめな答弁。
ペットボトルは東村山市内でもスーパーなどが回収している。その店舗へのお返し大作戦を市民にお願いして行政回収量を減らすこと、どうしても出てくるものはすべて民間に委託すれば、リサイクルセンターはさらに小さくて済むはず。
また、あらゆる角度で、考えられる限りの試算を縦横に行い、それでもリサイクルセンターを作った方が効率的なのかを検討して初めて、市民に説明責任を果たすことになる。なのに、何も試算はしていない。これを怠慢と言わずしてなんという。


こんないい加減なやり方で 建設を進めようとしているのがリサイクルセンターである。
秋津町の皆さんへの迷惑施設が、また大きくなろうとしているのである。

矢野議員への質疑はもっとひどかった。次回を参照あれ

9月議会における厚生委員会の請願審査より

2011-09-20 12:20:39 | 東村山市の政治、議会
今議会の厚生委員会(8日開催)で、
請願、4本を審査しました。

視覚障害者の団体から提出された請願
コミュニティツールの機器
ブレイルメモ(点字ディスプレイ)を
今の視覚聴覚の重複障害しか認めない規則を

視覚障害で点字が読める人にも
日常生活用具として支給出来るように改善してほしい
という請願の3回目の審査が行われました。

この ブレイルメモ は
下のチラシの写真の機器です。



実際に点字図書館で見せてもらいましたが、
これで、点字に翻訳した書籍も読むことが出来
就学、就労にも役に立つコミュニティツールです。

日常生活用具として支給する自治体が徐々に増えています。

視覚障害者は、書籍を読むにも
点字に翻訳したものを使うのですが
私たちが1冊ですむ本も、その冊数が数冊に及び
大変な不便を感じていらっしゃいます。

しかし、このブレイルメモがあれば、
パソコンから取り込んで大量の情報をこの機器で点字に翻訳し読むことが出来るという
大変な優れものです。

問題は 1台、35万7000円もする事です。
所管も、この値段がネックとし、
なかなか実施に踏み出せません。

でも、出来るだけ早く実施してもらいたいと思います。

リサイクルセンターを地域還元施設にするために託児所も設置?

2011-09-16 16:44:09 | 秋水園リサイクルセンター
秋水園リサイクルセンター建設問題は、
今や 議会が無視され
党派を超えて提案してきた中身が
十分な検討、議会が納得のいく検討もされずに反故にされている。

そして、この間、この秋水園リサイクルセンターを
秋津住民の雇用の場にという計画が
議会に報告も無いまま 文字通り着々と進んでいるのである。

8月17日付のこのブログで
第2回目の地元説明会と称するものの中身を紹介した。

この間代表質問などで、秋津町の自治会の皆さんが検討し、
雇用の場としての、その労務管理をする団体を立ち上げることに賛同した
と市長以下答弁した。

今日16日、佐藤議員から 
情報公開請求で開示させた2回目の地元自治会の役員などととの話し合いの中身を掲載したコピーをもらった。
その中身を紹介し、私の考えを述べる。

所管は、自治会代表との質疑応答で

1、建物(リサイクルセンター)の概要を秋津周辺の住民が参加して決めると明言。
①リサイクルセンター内に託児所をつくることを検討する。
 待機児210人いる中、そういう人たちの働く機会を作るため
 
福田のつぶやき
=リサイクル施設は、騒音、ホコリなど環境が悪いから建屋を作って囲い込むのに、子どものいる場所をそこに作って良いの?
=その子どもをの面倒を見る保育士を新たに雇うの?
=これって待機児対策なの?


②見学ルートを作る
 各方面から施設見学が来るそれにも(住民が)対応してもらいたい

福田のつぶやき
=見学ルートは要らないと、市民検討会議でも特別委員会でも話された
=見学説明は行政こそが責任を持って行うべき業務である。これ当たり前のこと


③集会所などのフリースペースを作る
 秋水園ふれあいセンターが満杯状態なので(地域還元施設)検討してほしいと要望されたので検討したい。

福田のつぶやき
=秋水園ふれあいセンターの稼働率は最高81%。和室は50%程度。余裕は十分にある。しかも周辺の住民は無料で使えるはずでは?


2、施設をお仕着せで無く作るために、9月~12月をピークに作業をする。
 関係自治体から13人~14人人選をしてほしい

福田のつぶやき
=エッツ、議会はお仕着せでなく、コンパクトに施設を作るように提言しつつあったのに無視!?


3、秋津の人たちが働く運営組織=法人登記要する組織に
 会社組織として成り立つように、必要な経費を東村山市が用意する。

福田のつぶやき
=そんなこと、市長が承知して決めたの?
=何の根拠で法人化の経費を東村山市が出すの?
=どこの組織?民間?半官?一体どうなってるの?


4、H25年から、雇用の募集を行う

福田のつぶやき
=そこまでお膳立てが出来ているのに、市長は、代表質問に今後検討と言ってきた。二重三重に議会軽視!

リサイクルセンター建設には、多くの市民の異論の声がある中、騒音、悪臭、労働環境を整えるために、何らかの対策が必要と議会で議論がされた。
なのに、結局、これらの殆どが無視され、
当初の計画通り、17億円に建物の規模を下げただけで

当初の計画にも無かった託児所まで中に作って
いわゆるお仕着せで無い施設を作るという。
それも、秋津住民の迷惑施設にしないために必要でもない施設を盛り込むよりも

秋水園に、つまり秋津町に多くのゴミが持ち込まれないようにすることこそ
早急に取り組まれなければならないのではないか
そのために 特別委員会は 知恵を出したと自負しているのであるが
所管初め市当局は 何を考えて この議会の提言を無視しているのか理解に苦しむ

東村山市全ての市民にも説明は付かないと思うのである。

東村山市22年度決算特別委員会の審査より=歳入

2011-09-15 16:25:40 | 東村山市の政治、議会
昨日15日より 決算特別委員会が開かれています。
2010(H22)年度決算審査です。

昨日は、一般会計決算の認定に当り、提案の補足説明が副市長により行われ、
その後、歳入の審査より始まりました。

東村山市の2010年度一般会計決算の概要は
歳入(収入)=481億207万2768円
歳出(支出)=472億6099万1852円
差し引き額 =  8億4108万916円

この余ったお金から 2011年度に使うべきお金
359万6千円を引いて
実質的に 8億3748万5千円が黒字です。

連続して黒字だと市長初め当局は説明をしています。
しかし、手放しで喜んで良い黒字の中身ではありません。

この間、市職員の退職のための積立をしてこなかったために
退職金支払いに当たって
借金でこれを調達し、
2010年度も 退職手当債と称する借金を
6億8000万円 しました。

この退職金を 一般財源で賄えば黒字幅は大幅に縮減されます。
財政調整基金に積み立てることもできなくなるということです。

現市長の市政下でなかったとはいえ
前市長時代に、職員退職基金への積み立てが殆どされなかったために
今日の借金で退職金を支払うという事態を招いています。

職員退職金は、少なくとも一人の職員が市役所に入所したら、
定年60歳まで働けば退職金は幾らになるかは予測できるはずで
これをあらかじめ積み立て準備をするために
職員退職基金が作られていました。

前市長が行ってきたこうした市政運営に、
議員時代に、何の意見もつけずに賛成してきた責任は問われます。

退職金積立については、
H24年以後、財政調整基金から移すといいます。

今の財政運営のあり方から、こういう問題が浮かび上がってこざるを得ません。

これまでも議会改革=思いつくままに

2011-09-15 08:28:03 | 東村山市の政治、議会
インターネット録画配信は傍聴にこられない市民への議会からの情報発信

今 議会改革の一つとして本会議のインターネット録画配信をしています。

なかなか傍聴にお出でになれない市民の皆さんが
録画とはいえ、本会議の様子を
インターネットでごらんいただき、議会へアクセスすることの出来るツールです。
議会の多くの会派の総意で始めました。

ライブではないけど
議会が何をやっているか
どんな議論がされているか
行政が どんな答弁をしているか
関心のある市民は 見ることが出来るようになりました。

録画配信にどんな意味がある?

という声も議会内からあります。
でも、議場に足を運ぶことが出来なくても
例え後日であっても
議会の様子を 東村山市民が知ることの出来る条件を広げていることは間違いありません。

インタネット録画配信は
議会からの市民への情報発信です。
お金の関係もありますが
何れ、ライブ中継が出来れば・・とも考えられています。

こうした改革は 議会会派の話し合いの中から生まれています。
もちろん今の段階では、会派代表者会議は3人以上の会派でなければ参加できないという決まりがありますから全ての会派が参加できていません。
しかし、大小の改革を実際に進めながら
議会の議論によって市民生活が大きな影響を受けることは自明の理ですから
どうやれば 考え方の違いはあっても、議会が真剣に議論をし
市民の暮らしに少しでも役に立つ東村山市政へ、
そのチェック機能を高めることが出来るようになるか

こうしたことを全会派で話し合って
変えていきたいというのが
議会基本条例の制定であると私は思っています。

16年の議会活動の中で、改革もされてきましたよ

2011-09-13 11:24:07 | 東村山市の政治、議会
私は、議会基本条例制定を進める特別委員会の議論が始まったことを期して
16年間の議員生活で感じた、議会の審査のあり方の制度の問題など、
思いつくままに振り返ってみたいと思います。

私は、我が東村山市議会が、全く改革をしていないとは考えていません。

もちろん 陳情は審議しない、議員に配布するだけという
後ろ向きの決定も行われ、これは市民の請願(陳情)権を制限するものだと
日本共産党は反対したものもありますが、

一般質問時間配分・会派から議員個人へ

例えば一般質問についてです。

私が 議員になりたての頃
議員の一般質問の持ち時間は
各会派の人数に応じて配分され、その会派の議員で質問に立たない人がいると
残りの議員たちが それを自由に使うことが出来ました。
また 持ち時間は答弁も含んでいましたので
のんべんだらりとした答弁が行われれば、それだけで時間がどんどん浪費されることもしばしばでした。

今の市長は 議員時代 他の議員の分の時間も使って
1時間以上の質問をよくしていたものです。

日本共産党は、このやり方はあまりにも不平等すぎるといい続け
いつからかは 忘れましたが
一般質問の時間配分は 各議員個別に与えることとし
片道20分と決まりました。

これで少なくとも、会派の多い少ないに関らず
全ての議員の持ち時間は平等になりました。

もちろん これで全てが平等というか公平になったとは思いません。

いわゆる与党会派といわれる人にとっては
丁寧な答弁が行われたり
有利な答弁がされていると感じることが多々あります。

もちろん行政側がそれを認めるとは思いませんが

私は、議会の側から このような悪弊は正さなければならないと思っています。
なぜなら それは、議会の本来の権能を自ら弱めることだからです。

意見の違いがあっても、議会側が 行政にきちんとした
対応を求めてこそ 行政側の議会軽視の風潮はなくなります。

議会が変れば 行政の議会への対応もおのずと変ってくるとおもいます。
そうしてこそ 議会の権能を十分に発揮できるのではないでしょうか?

東村山市議会・議会基本条例制定をすすめる特別委員会

2011-09-13 10:38:22 | 東村山市の政治、議会
昨日 12日は 議会基本条例の制定を進める特別委員会の第2回目の委員会が開かれ、
事実上 初めての議論が行われました。

はっきり言って 大変疲れました。

議論百出だったから疲れたのか?
そうではありません。
各自が 本委員会の審議を進めるに当たって
抱負や また戸惑っていることや
一期目の議員さんからは 
よくわからないので基本からはじめてほしいなど
それぞれが述べ合っている中で

特別委員会の設置目的が気に入らない
相談にあずかっていない
名称が議会改革なら良いが・・・
議会基本条例の中心が 二元代表制であり
それらを進める学者のマニュアルに寄れば
それは 議会の予算を確保すること
議会事務局のスタッフを充実させると書いてある
つまり、議会の費用の削減こそ進めなければならないのに
議会基本条例が 議会の予算を増額させることに直結する云々
との意見が出され、

今後その問題も含め 本当に東村山市の議会をどのようにしたいのか
東村山市議会全ての会派、文字通り全ての会派の代表が入って議論を進めましょうという意見がこれも繰り返し出されたのに
際限の無い議論が繰り返されたからです。

本特別委員会は、議案の審査をする場ではありません。
議会のあり方、議会が市長の行う政策や予算執行に
文字通り きちんとチェックを入れ
議会として質すべきは質す
そして 修正すべきは修正して
市民の暮らしに資することが出来るようにとりくむ
その仕組みをみんなで作ろうというときには
いったん異論は置いておいて
先に進め、その中で元に戻ることや
先に進めることで、残しておいた議論が解決することもある

その立場で取り組むことが重要ではないかと思うのです。

このブログの内容は 私の個人の委員会の議論に臨む考え方です。
少なくとも私はこうした姿勢で、本委員会の委員としてがんばろうと思います。

市民が本当に頼りに出来る議会(会派のことだけではなく)目指して・・・