長崎県五島市では豪華図書館建設を市民がストップに追い込んだ

2012-03-28 08:00:15 | 政治
今日のしんぶん赤旗によれば
長崎県の五島市では
市が計画していた13億円もの豪華図書館を住民の反対で撤回したそうです。

図書館は老朽化により建て替え計画が浮上

市議会で13億円もの建設費と
現在の2倍に当たる約8500万円の維持管理費がかかることが問題になったそうです。

人口減と交付税の減少による財政危機が懸念される中
住民が
身の丈に合わない図書館より暮らしの応援を
と、建設反対署名を1万筆集め
これらの市民の願いに対し、
予定していた面接も一方的にキャンセルするなどの不誠実な市長の態度に
さらに7000筆以上を追加

ついに市長も計画を撤回

26日の議会最終日に
これを除く予算案が全会一致で採択されたということです。

やはり住民の声が姿勢を動かすのだと痛感

いろいろ問題を指摘し、納得がいかないとは言うが
それを変える決定的な行動はしない
我が議会の与党諸君では
議会から 市政を変えることは困難だと改めて痛感した今議会であったために
今日の五島市の記事に感銘を受けた。

反共攻撃に負けてしまいました

2012-03-26 14:31:26 | 東村山市の政治、議会
今日 本会議で議会最終日です。

みんなの声に押されて
予算の修正案を提出させてもらいたいと
代表者会議で申し出をさせていただきました。

議会事務局と議長からは
当議会のルールとして
委員外議員は本会議で委員長の報告に対し、
質疑討論ができることになっているが
予算特別委員会は、全員が委員として議論をしたので本会議に再度修正案を提出するのは当議会のルールを逸脱しており、自らそれを破っていいのかとの指摘がありました。

修正案に賛成する10人の議員で再度相談した結果
どうしても、提出をすべきとの意見が大勢を占めたため

私と 変わろう議会の佐藤議員は
その立場で 代表者会議及び議会運営委員会に臨み
話し合いの結果、結論は出ず
動議を提出するという最後通告をさせていただきました。

佐藤議員には大変ご苦労をいただいたと感謝しています。

修正案を議事日程に追加し、提案説明をさせてもらうには
共産党の動議の提起ではだめなので
他の会派の議員にしてもらうことになっている
通告がされ、

私は、
私が共産党であることが
議会の良識のある行動を求めることの障害になるとは
露疑わなかっただけに
反共風土の強さをいまさらながら痛感し
会派、党派を超えてという言葉が
なんと無責任な軽いものかということを
思い知らされました。
そのことに誰も(変わろう議会の皆さんを除き)責任を持たなかったことに
打ちのめされています。

私は、何よりも市民が主人公の姿勢を目指し
共産党であることを誇りに議会活動にまい進してきたつもりですが・・・

民主主義を標榜する議会の中で本当におかしな議論がまかり通るものです。
議会制民主主義と政党政治とはなんなのでしょうか。

ツイッターに誤字が掲載されてしまい
訂正のために削除しました。

シジュウカラ(四十雀)が元気です

2012-03-22 14:44:55 | バードウオッチング


富士見町の都立中央公園で
四十雀の姿を見ました。

というか

チッチッ
ツツピー ツツピー と鳴いたり
ジッ ジッ

と鳴いたり

また あの枝この枝と敏捷に移りとび

チットモじっとしていないのですが
春らしく
首の後ろあたりの
黄緑色の羽がとてもきれいで
急いで車からカメラを持ち出し
狙ってみたのです。

300ミリの望遠ですが
なかなかはっきりとは写せず

地面の枯れ草に降り立ったところが
きれいに撮れました。

議会の責任放棄・予算委員会での修正案審議拒否

2012-03-18 13:03:51 | 東村山市の政治、議会
この数日、私のブログを訪れた人は
予算委員会の顛末書いてあるかと思われてのことと思います。

私は、ブログを更新しなければ と思いつつ
でも、あまりにも腹が立ちすぎて 頭を整理できずに
ブログから遠ざかっていました。

さて、予算委員会です。16日金曜日終了しました。

今議会での予算委員会のハイライトは、
「衛生費」の中のリサイクルセンター建設問題の議論でした。

この間、幾度もお伝えした通り、
リサイクルセンター建設問題は、議会からのたくさんの疑問も、たくさんの提案も、
それに対するまともな資料や検討結果を提出されることなく、
幾度も同じような議論をさせられてきました。

行政側は、とにかく ペットボトルは高くても民間に委託するが、
ビンや缶は秋水園で処理する方が安いと言い張り、
それを『証明する(?)』見積もりを提出していました。

しかし、収集処理の方法を統一した見積もりを議会が要求した結果、
今議会中の環境建設委員会で、
民間に3品目とも委託した方が安いという新たな見積もりが提出されたのです。
市長は、「3品目出すことも考えられる」と発言せざるを得ませんでした。

ところが 予算特別委員会でのこの問題での議論に
リサイクルセンターはいまの12億円という規模の計画で進めるとし、
あろうことか、この間の議会で一度もまともな議論をされていない
事務所機能を、計画に盛り込むと市長が表明したのです。

リサイクルセンターへ事務所機能は議会が必要ないと削除をしたものです。
しかし、今議会の代表質問で、自民党、公明党が突然追加要求しました。

予算案の説明にも全くなかったものを、
与党の要求で突然追加し、予算の範囲内なら許されると強弁することは、
予算の編成そのものに問題があったということあり、
予算への信頼性を欠くものです。

変わろう議会の奥谷議員が、
『ビンと不燃ごみの処理を同じラインで行えばもっと小さな建屋で良い』という提案をしました。
それは検討に値する提案でした。
そのことによって国の交付金が無くなっても、東村山市の財政負担は交付金を貰うよりも少なくて済むのです。

私は、こうした提案も受け、公明党以外のほとんどの会派が納得いかないリサイクルセンターを、無修正で成立させては議会の責任は果たせないと、共産党市議団で議論し、
予算からリサイクルセンター関連予算を全額削除するという私案を全会派に示し、共同で相談をしようと呼びかけました。

しかし、結果として、修正案をまとめることに賛同を表明したのは
変わろう議会・東村山(佐藤真和議員、奥谷浩一議員、大塚恵美子議員)
草の根市民クラブ(矢野穂積議員、朝木直子議員)
市民自治の会(島崎よう子議員)
日本共産党(保延務議員、山口みよ議員、山崎秋雄議員と私)
の10人でした。

予算委員会の理事会で、修正案を提出すること、
ぜひ、提案説明をさせてもらいたいことを
佐藤議員と私で要求させてもらい委員会に臨みましたが
委員会では 修正案を議題することに、自民、公明、みんなの党が反対。
修正案は提案説明すらできずに
リサイクルセンター計画は無修正で成立しました。

修正案を議題とすることに反対したこれらの政党会派の議員たちは、
議会の存在そのものを自らの否定したことになります。恥を知るべきです。
補助金がなくても、支出を少なくできる案があるのに、
疑問のあるものでも予算をつける
おぞましい考え方だと思います。

議会は、市長の税金の使い方をチェックするためにあります。
市民に対し、その使い方を正しく説明できない予算を通過させた議会は、その責任を果たしていません。
市民に、あんたたちはもういらないと言われても仕方のない議会です。

修正案を提出した全ての会派が
口に出せないほどの怒り、
議会の不甲斐無さ、
何とも言えない情けない思いを感じつつ
予算案への反対討論を行いました。

市民からそんな議会は自ら辞表を出すべきだという声が聞こえています。
全くその通りです。

市長の提案を唯々諾々と なんでも賛成する議会に
存在する資格は無いと 改めて言いたい。

厚生委員会=介護保険料値上げ、請願審査

2012-03-14 16:11:11 | 東村山市の政治、議会
7日の厚生委員会は
議案が2本 
 ①介護保険の第5期保険料の改定
 ②あゆみの家(重度心身障害者(児)施設)条例改正=
  あゆみの家(富士見町)を障害者自立支援法の法内施設とする
請願4本の審査でした。

議案審査の中心は介護保険の保険料値上げ問題でした。
私は厚生委員メンバーなので質疑も行いました。

介護保険は、2012(H24)年度から2014(H26)年度までを第5期として
サービスの提供量や、それに伴う保険料を決定します。
サービスの利用が増えれば、保険料が上がる仕組みを自民公明政権時代につくっています。

東村山市においては、第4期(H21~23年)のサービス利用が計画以上に増え、
今議会初日の補正予算で、介護保険の基金を殆ど全額取り崩し、サービスの利用を保障しています。
その結果、来期への保険料大幅引き上げを抑えるための財源が失われました。

都の財政安定化基金8611万円が交付されましたが、被保険者一人当たりにすると66円の軽減にしかならず
結果として、東村山市の保険料は第4段階の基準額で月額1230円、年額で14800円上がりました。

先にも報告したとおり
私は、所得が低い層の保険料が所得に占める割合が7%にもなることに対し
1000万円以上の人の保険料のしめる割合は1.2%にしかならないことを指摘
所得に応じた保険料の負担率の幅を引き上げることが重要だと主張しましたが
残念ながら 反対したのは共産党だけでした。

また、請願審査において
12月議会で不採択となった
障害者のための住宅改修事業について視覚障害者も利用できるように規則改正を求めた請願などが審査され、
住宅改修の規則改正は、ろくな審査もされずに不採択となってしまいました。

間がなさ過ぎるという考えもありますが、
それでも、ひき続き提出をしたいと思われた視覚障害者団体の皆さんの思いを汲んで議論が行われてしかるべきだったのにな~と痛感する日々です。

他の3本の請願
①日常生活用具給付事業の拡充を求める請願
②障害者施策の所得制限の統一を求める請願
③障害者総合福祉法の制定を求める意見書を送付することを求める請願
は、継続審査となりました。
3本目は急いでいたのですが・・・

福祉の充実は、そんなに悪いことなんですかね~

生活文教委員会=市民増税の議案可決、給食食材の丸ごと検査請願採択

2012-03-12 12:43:11 | 東村山市の政治、議会
3月7日は、生活文教委員会と厚生委員会が開かれました。

生活文教委員会では、
議案として、市税条例の「改正」が議論されました。
市税条例「改正」においては
1つとして
 市都民税の均等割に各500円、合わせて1000円を負荷するというものです。
 2014(H26)年から~2023(H35)までの10年間
 使途を、自治体の防災対策に限るというものです。

2つ目は、
 都市計画税を今の0.27から0.29にすると言うものです。

いずれにしても、市民には増税です。

均等割に500円の上乗せというが
国が法律で決めたとはいえ、負荷しない選択もありなので
自治体の裁量ということになります。

防災対策は、自分の懐で賄えというわけです。
そうでなくてもこの間国保や介護保険や後期高齢者医療の
税金や保険料がいっせいに上がっています。
また、国では消費税を上げるといっています。
増税に増税を重ねて
ますます国民の懐は寒くなるというわけです。

日本共産党は反対しましたが
賛成多数で可決してしまいました。

また、生活文教委員会では
小中学校給食の食材丸ごと、放射能測定をして子どもの給食の安全を守ってほしいとの請願が採択され、全員の賛成で採択となりました。
教育委員会が購入を予定している機器は
10マイクロシーベルトが測定限界です。
どこまで測定が正確にできるかの不安はのこります。
議会が引き続き
本当に安全な給食となるよう要求していかねばならないと思います。 

あの大震災から1年―ハワイアンズダンサーのTV見ました

2012-03-11 22:26:15 | 災害について
今日は 大震災から1年
東村山市では防災フェアが開かれ
私も参加

帰ったら TVで 福島県いわき市のハワイアンセンターのダンサーの震災後の取り組み
というか
苦悩の1年が放映されていました。

常磐ハワイアンセンターに
一昨年、濱畑家の家族旅行で行きました。




それまで目にしていた
フラダンスと
全く違う 質の高いダンスに
妹たちの家族も含め
全員感動し 素晴らしいダンスを見せて貰った喜びを持って帰りました。

その後の大震災での被災を知り
どうするんだろ~
どうなるのだろ~
と心配していました。

しかし、TVなどで 全国ツア~等に取り組み
ハワイアンセンターも復活したとのニュースも見て、喜んでいました。

今日の放送を見て
ダンサーの一人ひとりの胸に潜む不安や戸惑い
このまま踊り続けていいのかとの思い
福島原発の事故が ダンサーの踊り続けたいという思いに障害になるかのような風評
でも、笑顔を絶やさずに
全国巡業でみんなの心をつなぐリーダーの笑顔と
その陰で 自らも傷ついているリーダーの笑えなくなった笑顔
その本当に苦しみを
知りました。

完全復活を果たしたハワイアンセンターの舞台で
本物の笑顔を浮かべて踊るリーダーとダンサーのみなさんの姿に
一人涙を流しました。

炭鉱の閉山から
フラダンスで町おこしをし
今度は
未曾有の大震災の被害から
再び
フラダンスで立ち上がる
ダンサーのみなさんに
心から 声援を送りたい

奄美紀行

2012-03-10 22:09:18 | 故郷 奄美大島


鹿児島県大島郡瀬戸内町(せとうちちょう)
というのが私の故郷です。

瀬戸内町は
加計路間島(かけろまじま)や与路島、請島など
有人無人のたくさんの島々と
たくさんの集落からなっています。

その集落には、
写真のように、珊瑚の石垣や
ガジュマルの生け垣など
奄美らしい風景がたくさんあります。

またほとんど全ての集落は
海に向いて開いています。

私が子どもの頃は
遠い集落との行き来は
船が主要交通手段でした。

バスや車より距離的に早かったのです。

常任委員会が終わりました

2012-03-09 14:51:30 | 東村山市の政治、議会
3月議会会期中の常任委員会が終わりました。

各常任委員会では、
付託された議案と請願の審査を中心に議論が行われました。

6日に開かれた委員会での主な議案や審査された請願等は以下の通りです。

政策総務委員会は
①情報システム化を総務部から経営政策部へ、
②政策法務課を経営政策部から総務部への組織替え
③職員の人事を扱う人事課と福利厚生を司る職員課を一本化して、人を削減する
などの案が審査され、賛成多数で可決

環境建設委員会は、
4月からの権限委譲による
墓地の経営の許可に関する条例制定が主な議案でした。
また、同委員会では、2本の請願の採決が行われました。
1つは、コミュニティバスの路線拡大を求める請願です。
今、公共交通会議で今後のあり方を含め、市民的に検討がされていることを受け
残念ながら、不採択となりました。
2つ目は、久米川駅北口の駅前広場に公衆電話を設置するようNTTに要望をしてもらいたいという請願が、賛成全員で採択されました。

さらに環境建設委員会では、
リサイクルセンター問題の所管事務調査が行われ、
業者から
市が直営で施設を建設するよりも安くで引き受けるいう
新たな見積が提出され、
市長が
この見積が出た以上、びん・缶・ペットボトルの3品を出すか
ペットのみを出すかの2者択一だと発言
まだまだ議論が必要なことが端無くも露呈しました。

生活文教委員会と、厚生委員会の報告は次回で