29日から12月議会が始まります

2011-11-27 17:19:11 | 東村山市の政治、議会
11月29日(火)から12月定例議会が始まります。
今回の主な議案は、
1.職員給与(扶養手当、住宅手当)の引き下げ
2.退職金や一時金の支給制限(懲戒免職処分等)の明確化
3.国民健康保険税の引き上げ
 ①均等割り引き下げ(医療分-千円、後期高齢者医療保険分-千円)
 ②所得割引き上げ
  ○医療分=所得×100分の1.30を1.50へ
  ○後期高齢者医療保険分=所得×100分の1.30を1.50へ
  ○介護分=所得×100分の1.30を1.50へ
  合計 100分の0.6引き上げられることになります。
 ③今回の値上げ分による市民への影響は1億5千万円。
4.保育料値上げ
 ①保育料所得区分のC階層以上に3100円の一律値上げ
 ②〃Dの11区分以上に3200円の一律値上げ
 ③この値上げの影響は
  例)均等割りの課税世帯で子ども2人のとき
    第1子が3歳以上児の場合2,500円が5,600円に
    第2子が3歳未満児の場合1,750円が3,300円に
    合計保育料は4250円から8900円に4650円も値上げに
  つまり、倍以上の値上げになります。
  所得の低い世帯ほど値上げ率が高いことになります。
  仕方がないといっていられる場合ではないと思います。

1と2の議案は29日の本会議即決
3、4の議案は、12月9日の厚生委員会で審議されます。

東村山市財政が苦しいから市民負担を増やす。
それが行革と言うことでしょうか。
市民に痛みを押し付けて、財政再建をなす

これでは、市民の福祉を守るべき自治体の名が泣きます。

大型道路建設の無駄遣いをやめ
年間5000万円ものお金をつぎ込む施設のコストダウンもはかり

保育や国民健康保険については
国の財政負担の責任を明確にし、補助金の復活を要求することも
自治体が行わなければならないことではないだろうか。

議会日程は、
11月29日 本会議
12月1日、2日、5日 一般質問
12月8日 政策総務委員会、環境建設委員会
12月9日 厚生委員会、生活文教委員会
12月13日 議会運営委員会(午前)、
       議会基本条例制定特別委員会(午後)
12月20日 本会議・最終日
です。

市民が株主? 大株主は誰? 株買えない人はいないの?

2011-11-23 19:32:49 | 東村山市の政治、議会
15万市民をオーナーにたとえ
株主として 市政の評価を求める
東村山市版「株主総会」が 今日午後開かれた。

15万市民が オーナー(主人公)であることは
今さら言うまでもない、当たり前のことである。
しかし、言うに事欠いて「株主」とはなんだ!!
目新しいことを言ったつもりか?
我が東村山市の株主に
大株主 一株主 株を変えない人の区別はないの?
ないなら 15万市民全員の声を聞くべきだと 私は思うのです。

さて、株主総会は、
東村山市民2000人に案内を送り
「株主」に応募してきた人から、100人を15万市民の代表として抽選で決めることになっていたが、抽選をするほどではなかったらしい
でも、応募して下さった、今日参加された52人の市民が
当然、真剣にお考え下さり、発言もしされておられたことに、頭が下がります。

さて、初めにあいさつありきの後
市長が 市政・2010年度決算について報告
(この報告の中身は、東村山市のHPで株主総会の所をご覧いただければ分かります)

この中では、 宣伝効果大の施策を説明
しかし、収納率向上で、差し押さえに翻弄される住民の苦労や
福祉を削られて 生活が厳しくなった人々の声は伝えられることは有りませんでした。

決算報告でも
貯金(積立金)が増えたことは強調したものの
一方で借金をした結果の積立金増であり
本当の意味で 「これをどう考えるたら良いか」 との問いが投げかけられることは有りませんでした。

自由財源の指標である 経常収支比率の改善(?)は
福祉や教育の施策を削った結果がそこに反映されていることについては口を噤んだまま
数値の低下だけが説明されました。

貯蓄(基金残高)についても
総額H13年の 62億円から 減ったものが 52億円に回復したと説明したものの
本来積み立てるべき
退職金基金などは 減っているのに積み立ては行われず
退職基金などの特定目的基金は
H13年に50億円あったものが今は22億円しかないことには
言及がありませんでした。

職員数が 131人減らしたと成果を誇ったものの
その陰で 非正規雇用職員が増えていること
東村山市民の要望に直ちに応えられない一因になっていること
についての十分な説明も有りませんでした。

行革効果は 金額で 37.2億円支出を減らした としたものの
その中身が
 ①市職員の数の源によるサービス低下
 ②給与の大幅な削減
 ③福祉や教育予算の生活困窮者のための予算が削られた結果
であることの、詳細な説明もなく

議会の決算委員会で、
東村山駅西口再開発ビル内の公益施設に年間5000万円もつぎ込まれていることなど多くのことが指摘されましたが、その反映もありませんでした。

ご意見、質疑も5人で打ち切り
本気なら 参加住民全員から質問を受けるための時間を作るべきだったのではないでしょうか。

今日の市民による5段階評価の結果3.078で
可もなく不可もない結果ですね
と市長はいいましたが
良いことだけを聞かされた東村山市民が評価したにしては
この点数は 落第点と言うことではないでしょうか。

市長の期末手当を東村山市民がカットできる
と言うことは
東村山市民にとって いいか悪いか

しかし、そもそも 市長の給与は
それこそ15万市民の選んだ議会が 決定するものであって
東村山市民が決めたから 議会がそれと違う決定をするのは間違っていると言うことにでもなれば
それこそ 本末転倒と言うことではないでしょうか。

いずれにしても
本気で 市政運営に東村山市民の声を本気で入れようと思うのなら
もっと別の手法、
障がいのある方も ない方も
職業人も 定年を迎えた人も 主婦も
大人も 中人も 子どもも
金持ちも そうでない人も 
あらゆる階層から 無差別に 抽選して意見を聞くことなど有るのではないでしょうか

我々 東村山市の議会人が その役割をしっかりと認識し
市政のチェックを しっかりと行うこと必要性も 認識しなければならないとも痛感しました。

熱々の感想は以上のとおりです。
いずれにしても 参加された東村山市民のみなさんのご努力には頭が下がりました。

滋賀県湖南市の発達支援システムはすごい!

2011-11-17 12:08:30 | 子育て
15日と16日は 厚生委員会の視察でした。

15日は滋賀県湖南市の
「発達支援システムについて勉強させていただき
16日は山口県山口市の
「夢のみずうみ村」を見せていただきました。
いずれも衝撃のとりくみでした。

今日は15日の「発達支援システム」について報告です。

初めに 湖南市の三雲小学校で行われている
ことばの教室 で
担当者の青木先生からお話しをお聞きしました。

視察が多いとのことで、福岡県の春日市の議会との合同視察でした。

湖南市のことばの教室は
昭和59(1984)年、言語障害特殊学級から始まったそうです。

現在、三雲小学校、水戸小学校に教室があり
スタッフは
通級指導担当教員各1名=ことばの教室兼務辞令
ことばの教室指導員として市職員各1名
同じく教室指導員として市嘱託職員各1名
合せて それぞれ4人が配置されています。

また通っている子どもは
学齢児 106人 幼児 104人
毎年 増えていますが、とりわけ中学生の増加が目立っていました。

対象となるお子さんは
○発音が不明瞭、誤りがある
○難聴でことばの発達に問題がある
○聞いて理解する力や自分の思いを話す力等、ことばの発達に問題がある
○吃音
○不注意や多動傾向があり、集団活動につまずきがある
○回りの状況を読み取れず、対人関係や集団活動につまずきがある
○一方的な話や、特定にのことにこだわり、コミュニケーションがとれない
○聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力に偏りがあり、対人関係や学習につまずきがある
○その他発達に何らかの課題がある
などです。

ことばの教室では
○発達段階に応じ発達検査、心理検査を行う
○結果を保護者、学校に説明し、保育や学習、子育てに生かせるよう情報提供
○医療との連携も
○通級児・生への指導
○学校、園との連携
○教育相談(保護者・本人・担任の先生)
等を行い

また、各種会議
○ことばの教室処遇調整会議
○発達支援センター会議
○湖南市専門チーム会議
○不登校ネット・巡回相談担当者会議
○湖南市就学相談委員会
○市特別支援教育コーディネーター会議
に参加
一人のお子さんの発達をネットワークで支える体制を取っていました。

具体的な指導は幼児部、学齢部それぞれ本当に専門的な取り組みが行われていましたが、
私は、そのシステムが何よりもすごいと痛感しています。

ことばの教室では
市内すべての小学校1・2年生の読み書きチェック、採点、考察、、学校への情報提供と連携が行われています。
つまり、小学校1・2年生で問題を発見し、対応するシステムがあると言うことです。
年2回の園・学校訪問も行われています。

子どもへの支援では、個に応じたオーダーメードでの対応が行われるということでした。
その子の好きなキャラクターで
得意な覚え方を自覚できるように

コミュニケーションに課題のあるお子さんや構音、緘黙などの指導
行動上の問題はその背景を探り、特別支援の視点で支援をするなど
まさに 一人ひとりに適した支援や指導が行われており
それを保証する様々な機関との連携が、
文字通りの連携が行われていることが何より勉強になりました。

続きは次回

半月ぶりです

2011-11-17 11:27:03 | 日々
半月ぶりの更新です。

この間 なんだかものすごく忙しく
パソコンの前に座るのも データ入力ばかりで

また自宅のパソコンルームでは
椅子も デスクも 使いづらくて
怪我をした足がパンパンに腫れるので
座りたくないし
なので
更新をサボっていたのです。

怪我の状況ははかばかしくなく
今週月曜日のレントゲンでは
まだ 骨がくっついていませんでした。

ショックが大きい!!

骨もスカスカだそうで
カルシウムをたくさん取るように言われました。

それにしても
例えば自転車に乗れないので(転倒を防ぐため)
駅まで タクシーだったり
都心に行く必要があれば
帰りの電車で 足を踏まれないように気を使わなければならず

さっさと歩くことも出来ず
同行する人に迷惑をかけたり

仕方ないと 半分開き直るしかないが
早く治りた~い!!!