聖路加病院医療者の保育サービス提供 その受け皿は美談?

2020-03-26 13:42:10 | 子育て
今日2020年3月26日
昼のTVニュースで
聖路加病院が医師や看護師などのお子さんへの保育サービスを始めるといっていた。

保育は ポピンズが無料で保育士を派遣するらしい。
この派遣する保育事業者の名前を聞いて、単なる美談としていいのかとの疑問がわいた。

と言うのも、この事業者は娘が働いている保育施設の運営者だからだ。
この事業者に、運営する保育施設を賄って余りある人手があるのかと疑うからだ。
確かに 
この春の新卒採用者が大量にいることも対応できる理由かもしれない。

しかし、いつも人手が不足して
関連の他施設へヘルプと称して人を派遣していることも事実である。

願わくは 
このことが本当の美談となること
聖路加への派遣も、自社の保育施設の子供たちも
安全に保育されますように。

高齢者を使い捨ての働き方改革

2020-03-15 11:59:40 | 政治
下記の記事は今日3月15日の東京新聞一面、及び二面である。

単身赴任中の高齢者が長時間労働と責任の重さを感じ、辞めることもできずに、
単身赴任先のアパートで自殺していたということから書き出していた。

そして、その手帳には朝八時から翌朝の4時まで勤務していたなどという勤務実態のメモが、多数残されていたという。
しかし、その死に労災は適用されなかった。
なぜなら、請負だからという。
弁護士も中々相談に乗ってもらえず、何カ月もかかってやっと選任できたらしい。

そして、二面には今年4月から高年法改正案が施行されるが、
フリーランスで働く高齢者がふえれば、事態は一層深刻化するとしている。

私が関わっている労働組合の相談にも高齢者の相談がある。
高齢者が働く場所の多くが、警備などである。
例えば、病院や介護施設やその他のビル内での勤務など、深夜の勤務にも拘らず一日一万円など で働いている人が多い。深夜勤務は時間給の割増賃金が支払われなければならないのに、それが計算されていない。

また、一人勤務なのに、休憩時間や仮眠時間を労働時間にカウントせず賃金未支給。
その実態は、その時間も拘束され、自由に外出もままならないというもの。
その時間の賃金不支給は法律違反である。

労働関連法を知らず、働く場所があるだけで助かる
という高齢者の気持ちを利用するような働かせ方が横行している現実もある。

それをキチンを精査し、働き続ける高齢者の命と権利を守ることのできる法整備が必要だと
この記事を怒りを持って読んだ。



春の一日 いすみ鉄道の旅

2020-03-14 19:38:16 | 日々
三月一日、かねての計画通り
いすみ鉄道の旅へ。

若いころの仲間たちとである。
春はまだ早いかとも思ったが、意外にも菜の花も適当に咲いており、
河津桜?も沿線に見られ、
とても良い旅であった。

私の撮影場所は
一号車の運転席の隣の窓
幸いなことに、他の人がその場所を希望してはおらず、
全線独り占めであった。

沿線には、走っているいすみ鉄道を撮ろうと待ち構えている人も。

私はと言えば、
線路を雉が横切るのを見たり、
野兎が線路の先の林に入っていくのを見たり、
その度に
あ、キジだ とか
あ、野ウサギだ とか口にするものだから
運転手さんも迷惑だったかも。
すみませんでした。

というわけで、いすみ鉄道を満喫しました。
















朝鮮学校にはマスク配布しない?転売するから? 困った時は相身互いでは!

2020-03-13 10:46:32 | 日々
数日家族旅行に出かけていた。

帰宅して新聞を読むと、
さいたま市が 子どもたちの施設の職員へのマスク配布について、
朝鮮学校には配布しないときめたという。
そのことについて、当施設からの問い合わせに対し、
転売の可能性を示唆した発言があったという報道が。

又かと嘆かわしく思った。

その発言は何を根拠にしたのか?
少なくとも自治体の職員であり、個人的思考の相違によって判断してはならないはずである。
ましてや今回は命の問題である。

マスクの品不足がなければ、こうしたことは起こりえない。
しかし、新型コロナウイルスの拡大により、マスクの不足が生じた事態に対応し、
自治体が自分の地域の住民の命を守るために、マスク配布を行うことになったものである。
それなのに差別を助長するような発言で配布しないことを糊塗するなどありえない。

一番の問題は、朝鮮の学校には配布しないと決めた自治体の姿勢にあることは間違いない。
その判断が何によって行われたかを明らかにする必要がある。
命は平等に守られなければならない。
それが、民主主義と言うものである。

この間の、
ある県の県議会議員が、自分の企業が保有していたマスクで儲けようとした問題と言い、
トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの買い占めと言い、
本当に困った時は『相身互い』ということを知らないのかと言いたくなる。

こうした事態にこそ、人の品性は現れるものだな~と情けなくなる。
他人事ではなく、自分をも戒めなければならない。

新型コロナウイルス問題で考えるに

2020-03-06 20:52:29 | 日々
新型コロナウイルス
この間、様々な社会現象を引き起こした。

まず、政治的には対策が後手後手になり、
次々に広がったこと。

中国からの帰国者を隔離するためのホテルの従業員や
医療関係者や
人道的な関わりをした人々の関係者や家族などへの
誹謗中傷、いじめ、パワハラが横行したこと。

大型旅客船の乗船者への対応も遅れ、
隔離したつもりがそうはなっていなかったこと、
検査をしたが、その精度がどうであったか?
長期間の足止めに、水際作戦が失敗してのではと私は思うこと、

そして、
突然の学校一斉休校
混乱が家庭の中へ持ち込まれ、子どもたちの処遇が悪化していること。

そして、
デマに振り回された人々の
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙おむつなどの買い占めが横行したこと。
挙句に、大型ドラッグストアなどで、
不足を否定するのではなく
一人一つなど制限をかける店内アナウンスなどで
不足をあおるような言動があったこと。

そして、今また
突然中国、韓国からの入国制限を発表したこと。

そして、これらの突然の発表の背景に関係省庁が関わらず
首相の思い付きのような発表がなされてるらしいということ。

その結果として
対策会議が、何の権威もなく、ただ漫然と行われ、
関係閣僚すら代理出席で良い会議だと世に知らせることになったこと。

等々、日々、テレビや新聞報道を見つつ腹を立てている。

もちろん早く収束してもらいたいが
ネコノメのような政策?でそれを目指せるのだろうか。

私は、冷静でいようと思っている。