9月定例議会が今日始まりました

2011-08-29 16:55:10 | 東村山市の政治、議会
9月議会が始まりました。
今日8月29日から10月4日までの長丁場です。

市長の所信表明の後
21件の議案提案と諮問がなされました。

委員会に付託する議案は8件
この中で、別の委員会で結論が出なければ審議できないはずの議案が提出されました。

議案第34号「各種非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例改正」は、

議案37号で「交通事故防止審議会条例を廃止」し、
議案38号で「交通安全対策会議条例を制定」、
さらに議案40号で「スポーツ振興審議会をスポーツ推進審議会へ改め」る などの、

3本の議案の議決を経て、これらの議案が可決された後に、
この審議会等の名称を変更したり、削除したり、追加する議案で、

先の3本の議案と同時進行で議論が行われていいはずが無い、
手順が違っている議案でした。

議長から、市長部局に厳重な注意が行われた結果
議会サイドとしては、
敢えて、自ら作成した委員会付託表を、緊急動議を提出することによって変更。
この議案提案の手順が間違っていること、
議会が可決することを当然視しての、議案提案のやり方は、受け入れられないという、
議会として当然の立場を明らかにしました。

この緊急動議は、全会一致で可決され、
議案第34号は、3本の議案の委員会審議が終わった後、議会最終日の10月4日、本会議即決議案として取り扱うこととなりました。

議会の良識が発揮された瞬間だったと思います。

このような提案の仕方は、
市長部局が、
「議会はいつでも、市長の提案した議案を無条件で可決する」
と認識しているからこそ出来ることです。

しかし、議長を先頭に、こうした議案提案は今後は認められないとの立場を明確に出来たことは、議会の存在意義を発揮したと考えます。
決して大げさではないと思います。

これまでも、今議会でも、議案が議決されてから手を打つべき問題が、
議決前に 着手される事態も起こっています。
これらも、本来は、厳重に注意をしなければならない問題として、
議長のほうに、報告をいたしました。

議会が、市長から提案される議案を、何でもOKでなく、
一つ一つ、
市民の目線で、同時に議会としての見識を持って、
十分に議論し、修正も含め、可否の議決、結論を得る努力をしてこそ、

議会の存在意義も、議会の果たすべき役割もより明確になり、
市民の信頼も得られると言うことを、
議員自ら認識を新たにすべきときだと痛感しています。

南台商店会の夏祭りがありました

2011-08-29 08:53:08 | 日々



私の地元、南台商店会の夏祭りが
27日、28日の両日 開催されました。

毎年恒例の行事で、
近所の子どもたちが楽しみにしています。

両日で、100人を越える子どもたちが
お父さんや、お母さんと一緒に綿菓子や焼きそばを楽しみ、
可愛らしい浴衣姿で
手本となる踊りを一生懸命に真似て
踊っていました。

私も子育て時代、
近所のお店屋さんを利用し、
今もお世話になっている商店街です。

奥さん重たいだろ 5階まで持って言ってやるよ
新巻鮭 持ってくればさばいてやるよ
と言ってくれた
魚屋さんや八百屋さんが無くなり
さびしくなりましたが

それでも 今回の 震災の救援物資の調達に尽力してくれた金物屋さんや
私の名刺の印刷をお願いする印刷屋さん
居酒屋さんや 布団屋さん お米屋さん
などなど

生活に必要なお店屋さんががんばっています。
お祭りも 地域貢献のために取り組んでおられます。

また来年の夏も楽しみに・・・

核兵器禁止へ市と市民の共同とりくみ

2011-08-26 13:08:08 | 平和
今 いきいきプラザ一階で
核兵器廃絶と平和展が開かれています。
市と市民の実行委員会で開催しています。

今日はお昼に、サロンコンサートが行われ、
ちょっと参加しました。


展示は、広島の被爆の実態、
東京大空襲を 絵で残したもの
広島や長崎の被爆の実相を描いた書籍
等々がありました。


また、市民が描いた絵手紙も展示されていました。

今日の、コンサートのオープンには
東村山市長も挨拶を行いました。





フルート演奏は
国立音大出身の 原田佳菜子さん と
同じく国立音大出身の 福田将史さんで
1、メヌエット
2、シチリアーノ
3、マドリガル
4、夏の唱歌メドレー
5、見上げてごらん夜の星を
6、少年時代
7、ふるさと
などが演奏されました。

とても素敵な柔らかい音色の演奏でした。

高速船で帰りました。

2011-08-21 20:11:55 | 日々
式根島から、今日帰りました。今中央線の中です。みんなは明日の夕方帰るのですが,私は明日議会の準備のための会議があるので一足先に高速船で帰りました。三時間かかりました。
船の窓から飛び魚が飛んでいるのが見えました。
でもすぐ眠って気がついたのは東京の夜景が見えてからです

朝8時半です

2011-08-21 08:43:35 | 日々
朝8時半です。早めの散策に出ました。 写真のように人っ子一人しかいません。
でもそろそろ、レンタサイクルの観光客が集団で通り過ぎました。
坊主頭の中学生に出会い、学校?って聴くと。部活と答えてくれました。
テニスのラケットを持っていました。

秋水園リサイクルセンター計画に関する議会全員協議会②

2011-08-18 23:04:40 | 秋水園リサイクルセンター
①の続きです。

リサイクルセンター特別委員会はさまざまなリサイクルセンターの縮減提案をしました。
そのことについても行政は、検討結果と称する報告を行いました。

設備について
○粗大ごみ
 再生可能品=トンボ工房で再生
 その他=分別し可燃は焼却、不燃は民間へ

○ビン
 生きびん引き抜く
 その他は3色に選別、2階から落下させ割る

○缶、ペットボトル
 スチール缶とアルミ缶を分けて圧縮
 ペットボトルの不適物とキャップを取り除き圧縮梱包

特別委員会は、明らかに迷惑施設である秋水園リサイクルセンターの取扱品目を一つでも減らし、迷惑を減らすことを追求してきました。
ところが、今回の報告を聞く限り、ほとんど何も変わっていません。

例えば、特別委員会では
ペットボトル=民間に収集処理も民間に任せることが提案されていました。
ところが、東村山市は、プラスチックゴミと一緒に収集したら、ペットボトルも有料になるのでできないと市が収集処理までやるということにしたと報告。

特別委員会では、ペットボトルはプラの袋に入れるのではなく、レジ袋や別の袋で収集することも提案していました。このことの検討はどうなっていたのでしょうか?

例えば、特別委員会では
ビンは割ってカレットにしなくてもよいのだから、収集処理を民間に任せたら と提案していました。
ところが東村山市は、そんな事業者がいないのだと言い続けていました。
だけど、今日の質疑に答え、その背任ともいうべき事態が現れてしまいました。

この問題で、変わろう議会の奥谷議員が
「リサイクルセンター建設中、ビンはどう処理する?」と聞きました。
行政答えて曰く
「容リ協会から離脱し、割らずに、コンテナで民間業者が引き取り、最終処理を業者が行う」と…

つまり、ビンを民間に委託して処理することはできないのではなく
何の工夫もせずただ「できない」と言っていたことになりませんか?

特別委員会最後の会で積み残しとして提起した問題は
一事が万事で、こうした本気で検討したかどうかもわからない状況で
実施できません という回答を得たことになります。

ここから見えることは
結局 、
ビン缶の処理レーンも
ペットボトルの処理レーンも残さなければならないので
リサイクルセンターを作るしかない
と言っているように思えてなりません。

本末転倒ではないですか?

国の補助金がダメにならないように
17億円でも仕方ない
もっと詰めた議論をしている暇はない
と、考えている議員、議会会派があるとすれば
それは 市民の負託にこたえない議会
市民に あんたたち議会は役に立たない、いらない と言われることも仕方ない議会と言わなければなりません。

それこそ 党派を超えて 真に必要な施設は何か
どの大きさが必要か
何を処理すべきか

こうしたことを 行政とは別の視点で
市民感覚で、専門性を獲得し、
議会の知恵で
より市民に負担をかけない
ゴミ減量を進める市政にふさわしい施設規模をみいだすために
積極的な提言をすることが必要なのではないだろうか?

続きは次回

秋水園リサイクルセンター計画に関する議会の全員協議会の報告①

2011-08-18 18:09:20 | 秋水園リサイクルセンター
昨日 明らかにしたとおり
今日18日午前10時から
リサイクルセンター問題の全員協議会が開かれました。
傍聴はできませんでしたので
メモをできうる限り がんばってみましたので報告します。
行政からの報告とその後質疑が行われましたが
それを相照らして報告したほうがわかりやすいと思いますのでそれで行きます。

初めに資源循環部長から
17億円に引き下げた第2案での今後の予定が示されました

○9月議会に性能発注仕様書作成業務委託の補正予算上程
○性能発注仕様書作成業務
 ①見積もり仕様書の作成 建物、機器、その配置
 ②見積もり設計図の作成 プラントメーカー3社
 ③最終発注仕様書の作成(予定価格もこれで確定)
○2012(H24)年度の予定
 4月=性能発注仕様書で条件付き一般競争入札で請負業者を決定
 6月=議会に契約案件を上程
    実施設計に3カ月
    建築確認申請に4カ月
    既存施設解体工事実施
 12月=建設工事に着手(ずれ込んでもH25年1月)
 H26年3月竣工

建設費用は?

概算17億4百万円
 *この金額を上回るか下回るかは発注仕様書を作る段階で明確になる
環境庁の循環型社会形成交付金=交付率3分の1
 *大震災の関係で交付率は確定していない


―質疑―

資源循環部長は、相変わらず性能発注であると言いましたが
これに対し、矢野議員(草の根市民クラブ)から
「性能発注と、仕様書発注の違いを明確に」と聞かれ、

所管部は
○仕様書、発注=建物の大きさ、必要な機械の種類など設計をし、それをその通りに作る
○性能発注=機械の能力、処理量などを示し、その機械を入れ、示された量の廃棄物を処理する事が出来る箱も含めて業者の責任で行う。その性能を保証する責任が業者に有る
と説明(要旨)

しかし、矢野議員が、「行政は性能発注と言いながら仕様書を示し、それを作りなさいと言っているのだから幾らでも高くできる。仕様書発注にして、分離発注をすれば17億円など掛けなくても、もっと安くできる。」と指摘しましたが
私 福田かづこも 全く同感です。

そもそも、17億円で良いかどうかも特別委員会では異論があり、
もっと、中で処理すべきものを精査する必要があるとしていたのに、
17億円より高いか低いかもはっきりしていない
リサイクルセンター建設をこのまま進めようと言う計画は
議会として 絶対認めていい訳がないと思います。

長いので続きは次回

リサイクルセンター運営を周辺住民に?①議会には出さなかった運営費の試算があった

2011-08-17 19:36:51 | 秋水園リサイクルセンター
7月19日、秋津町の8自治会と所沢の1自治会(秋水園周辺)に対し、
新しいリサイクルセンターを 秋津住民の雇用の場にしたいので
ついては、各自治会で意見の集約をしてもらいたいという
東村山市資源循環部の説明会が行われました。

説明会当日、日本共産党の前議員田中富造さんや佐藤議員、伊藤議員など住民も含め傍聴のために会場に駆け付けるも
いまどき、参加自治会役員が傍聴を拒否しているからと
傍聴を許可しないと言うことで説明会を実施。

田中富造さんが、昨日、この説明会の会議録を情報公開で入手
見て、ビックリ!!
その写しを ここで公開したいと思います。

1、東村山市首脳部会議(7月4日)でリサイクルセンターを秋津の人の雇用の場とすることを提案した資料

①委託への金銭的効果の試算=議会には出さなかった

現状=びん・かん選別作業、ペットボトル選別作業、粗大ごみ受け入れ、計量、施設内誘導・警備=合計30人雇用=6710万円

周辺住民に委託した場合=直接人件費、一般管理費、諸経費=やく100人がワークシェアリングで働く=6360万円

つまり、350万円の削減効果がある
と言う試算が発表されていました。

問題は、この試算、特別委員会で運営費、ランニングコストが幾らになるのかとしつこくあらゆる議員が質問したにもかかわらず
「運営形態が決まっていないから試算できない」
「どんな機械が入るかわからないから試算できない」と言い張り
一切明らかにしなかった中身だということです。

議会に嘘をついていたということではないでしょうか?

②ゴミ部門の解体・廃止を東村山市は決定?

さらにこの試算の問題は
将来の秋水園削減効果として
東村山市のゴミ減量を推進する部門を
100人がワークシェアリングで働く周辺住民に担わせ、
部の機能が不要になるから資源循環部は廃止すると言う試算までが行われているということです。

曰く
資源循環部を解体して26人(2億800万円)を10人(8000万円)にし
16人を周辺住民とし、委託費を3400万円にする
つまり、周辺住民なら9400万円も安く雇用する事が出来る
と試算結果を示しています。

ゴミを司る部門は、これまでも住民と共にその減量策を探り、減量への取り組みを東村山市民と共に進めてきました。

東村山市は、この間、その取り組みの成果を全て投げ捨て
ゴミゼロは夢のまた夢と 
生ごみの堆肥化実験も中止し、
集団回収も 住民の取り組みに水を差す単価の引き下げを推進
ゴミゼロ方針を投げ捨ててきました。

挙句の果てには 
リサイクルセンター建設の影で、
市民検討会議の最後に 
雇用の場になってほしいと言う付け足しの様な発言を取り上げ
ゴミ減量の指導も 周辺住民に委託し
ゴミ部門は廃部とするという方針を
この際一気に進めるという計画が生み出されていたのです。

驚くべきことではないでしょうか
議会軽視も甚だしい
これで 何も感じない議会人がいたら
それは 議員としての役割を認識していないことになると私は思います。

情報公開された資料には
自治会役員を前にした説明会当日の議事録もありますが
その内容は次回に回します。

いずれにしても、リサイクルセンタ―建設が
資源循環部の解体にまでつながっていると考えた議員が何人いるのでしょうか
部の解体が
こんなにいとも簡単に提案されるものだとは
少なくとも 私福田かづこは知りませんでした。
議会がその役割をしっかりと果たさなければならないのではないでしょうか!?