今年度末に向けて緊急補正予算要求を提出

2010-10-22 21:35:25 | 東村山市の政治、議会
今日、
日本共産党東村山市議団は、
今年度の地方交付税などが大幅に増額交付されることを受けて
市長に対し緊急の補正予算措置を求める要求書を提出しました。

先の定例議会で、今年度の交付税関係が、約12億円増額交付されると報告がありました。
前年度決算が黒字であったことと合わせ、
市民のくらしが困難な時だからこそ、これを応援する補正予算にすべきと考えたからです。

要求項目は8項目
1、若者の就職支援のために
 ①相談窓口の開設と担当者の配置
 ②求職のための専用電話の設置
 ③求人情報の収集と開拓
 ④ハローワークとのネットワーク化
2、認可外保育施設利用者の保育料補助を緊急に第一子からとすること
3、東村山市立小中学校教室へ、来年6月までエアコン設置への準備
4、高齢者、小中学生へのインフルエンザ予防接種補助の拡充
5、就学援助世帯への卒業アルバム補助の復活
6、生活道路の緊急補修
7、児童遊園の遊具の復活
8、コミュニティバスの新規路線の検討
です。

市長は、12億増額配分されると言っても
ほぼ同額で市税収入や税外配分の交付金などが景気に影響され減額されるので実際には財源はないと認識してもらいたいなどと答えました。
しかし、教室へのエアコン設置は
必要ないとは思っていないので、予算がどれだけ必要か検討はしてみるとも答えました。

提出した項目はいずれも重要な課題で
とりわけ若い世代の失業、就職難は、
今や本人のせいだけとは言い切れず
行政の応援が必要です。
ハローワークに行くバス代もなく
面接に行ったら交通費がかかり、食費も無くなるなど
私が、実際に相談を受けている若い人も悲惨な生活を送っています。

有る、母子世帯のお母さんが言いました。
今年小学校を卒業する。アルバム代補助無いんですよね。中学校の制服の準備も含めお金がかかるんです。パートでしか雇ってもらえず、社会保険にも加入できず、年金は免除の適用を受けていると、
このお母さんの老後は年金額の満足な保証はありません。

こうした市民のくらしに、少しでも心を寄せて、寄り添い、応援の手を差し伸べることこそ今求められています。
補正予算の編成に期待した物です。

奄美の大雨被害=一番被害の大きい住用町の友人の実家の状況聞いてみました

2010-10-22 00:18:33 | 日々
奄美の状況がなかなか好転しません。
千葉や奈良県に住んでいる住用町(すみようちょう)が実家の高校時代の親友に電話をしてみました。
一人は実家は大丈夫と言う返事
一人は、母が避難していたけれど今は叔母の家にいるとのこと
この家では実家は泥だらけで使い物にならないらしいという。

高校時代、寮生活を送っていた私は連休ともなると
この友人達の誘いで、住用村(合併前は独立した自治体)の彼女たちの家を訪ね、泊らせてもらったものである。

みかん畑で 香りのよい島ミカンに舌鼓を打ち
土産にもらって帰ったものである

その友人たちの実家のある地域が今度の被害の最も大きな地域なのである。
電話が通じないから何がどうなっているのかは分からないけど
多分弟の電話によると大丈夫らしいと言っていた

私も、実家の母と住んでいる弟に今朝電話をしたが
わが実家は大丈夫と聞かされて安心した。

でも、母とは電話回線が故障で 未だに直接話せていない。
88歳を超える母である。
身体的には頑丈な女であるが、私たち“ちゅん(他人)島”に住んでいる娘たちと連絡が取れないことは心細いのではないだろうかと危惧する。

台風は一切心配しない
でもこの大雨は私が島にいる時も経験したことのない事態なので心配
これは奄美大島出身の誰もが感じることなのである。

これ以上の人的被害の無いことを祈るばかりである。

たくさんの方々に
実家大丈夫?
とお見舞いをいただいた。
心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

奄美の大雨=わが故郷古仁屋はどうなったの

2010-10-21 11:52:57 | 故郷 奄美大島
昨日の午後、インターネットを開くと
奄美に大雨の記事が

ものすごい勢いで降っていて水害も・・・とあったが
出ていた地域は、私が高校を出た旧名瀬市と旧大和村が中心
古仁屋(奄美本島の南端)の被害は報道されなかったので特に実家に電話をかけることもせず

しかし、昨夜妹からのメールによって
家は大丈夫だけど、でも道路などは通行止めで
弟は、徒歩でずぶ濡れになって帰ってきたみたいよと知らされた。

それからすぐ電話をかけてみたが不通
テレビの報道を見ても、写っているのは奄美市のことばかり

我が家に行くには、本島北の奄美空港から、奄美市名瀬を通り抜けて、水害のひどい旧住用村を通り、瀬戸内町へ、東西をつなぎ道路を行くしかない。
住用村が通れないから、報道の人々も行けないのかもしれない。
島をめぐる海沿いの道もあるが、それこそこの大雨ではいつ土砂崩れにあうかもしれないし・・・
等々、考えても仕方のないことを考えている。

娘たちが世話になった保育園の園長先生が
「奄美は大丈夫?」と電話をくださった。
ありがたいことだと、受話器を持ちながら、見えない先生に何度も頭を下げた。

台風銀座と言われる奄美大島でも、腰までつかる水害には見舞われたことがない。
グループホームのお年寄りが亡くなられたとか、80歳を超えるお年寄りが土砂崩れの犠牲になられたなどの報道もある。
一刻も早く雨がやむことを願いたい。

奄美の皆さん、御無事で・・・・

どうするべきかリサイクルセンター

2010-10-20 14:03:13 | 秋水園リサイクルセンター
16日~17日と、後援会の旅行で千葉に
18日は、朝から厚生委員会、午後はリサイクルセンター特別委員会と
忙しく、ブログの更新遅れました。

さて、リサイクルセンター問題の特別委員会です。
かねてより、秋水園にごみを限りなく持ち込まないためにどうするか考えるべきと思ってきました。
同時に、秋水園に持ち込ませないことも考えるべきとも・・・

委員会には、市民や佐藤議員が調査をして下さった他市のゴミ行政の取り組みもや紹介されました。
トレーやペットボトルや缶などを買ったお店にお返しをする取り組みを推奨している自治体、
集団回収の方が行政回収よりコストがかからないと、集団回収を推進している自治体。そこでは回収品目もわが東村山市と比べて多いとの資料もありました。

そうしたことを総じて考えると
ペットボトルや缶を、秋水園を経由しなくても処理できるルートをこの際全力で確保することがリサイクルセンターを考える上で重要なのではないかと痛感。

同時に、トレー、ペットボトル、アルミ及びスチール缶、紙パックなどを
市民のみなさんには、十分に事を説明して、買った店舗にお返しをするという運動に協力を仰ぐ
店舗とりわけ東村山市内のあらゆる大型店には、これらの全品目の回収をお願いする
こうした取り組みにも早速に手をつけることが必要だということも痛感。
先の決算委員会では、私の質問に、店舗へのお願いに回っていると回答がありました。その効果が上がることを期待しているところです。

行政はこれまでの議論を念頭に、11月15日をめどに施設計画の見直し案を提出すると言っていました。もちろん、最終案ではありません。まだまだ議論は続きます。

行政によれば今年の夏はペットボトルの回収が異常に多いそうです。
このペットボトルを、これからでもスーパーやコンビニの店頭にお返ししましょう。

東村山駅西口再開発の決算

2010-10-14 23:09:11 | 東村山市の政治、議会
9月議会の一般質問で東村山駅西口再開発事業の決算について聞きました。

総事業費 94億9930万9597円
①補助金 20億5580万円
②負担金 25億1754万8972万円(東村山市)
       37億6329万1056円(デベロッパーがマンションを売った原価)
③保留床処分金 10億2384万3808円
  内東村山市買取 10億18万417円
  内権利者買取   2396万3311円

これで余計な清算金も出ずにメデタシメデタシとなったようです。

しかし、ビル床の単価を聞いてみました。
①地権者が権利のある商業床 1㎡当たり36万円
②地権者が権利のある住宅床 1㎡当たり33万円
③保留床の住宅床         1㎡当たり42万円
④保留床の公益施設分      1㎡当たり47万円
つまり、東村山市が買い取る床の単価が一番高かったということ。
市民にとってはメデタシメデタシとはいかないですよね~

また、西口公益施設指定管理者・東京ドームの事業内容について
決算委員会で清沢議員が聞きましたが
①東村山市が東京ドームに払う指定管理料 2430万6000円
 市民がこの施設を利用した使用料収入  1187万2000円
 東京ドームがこの施設を利用して行った独自の事業収入
                         1338万2000円
 上記収入合計  4946万350円
②経費総額     5730万8198円
③差引         784万7408円の赤字

新しい施設を作り、民間企業にわざわざ委託費を払って運営をさせ
その施設の使用料を民間企業の収入にし
民間企業が公共の施設を使って自主事業をし、
それでも経費を合計すると赤字が出るという不思議な施設。

これって東村山市が持っている意味ありますか?

新しい施設を買ってやって、
民間企業が事業を行い、もうからない分を東村山市が変わりに税金から補填してやる、
こんな施設の運営は楽ですよね~

繰り返します
この施設 東村山市が持っている意味ありますか?
ありません 売っぱらっても誰も困りません。
いっそのこと、東京ドームに 国の補助金の返済分も含めて売ってしまったら
一番の行革効果が出るのにと思います。

子どもたちは暑い暑い夏、クーラーもない中で勉強。熱中症もでた
お金が2000万円安くなるからと保育園を廃園にし、民間に譲渡する計画を立てる。
行革だからと 総額高々190万円の生活が苦しい世帯の小中学生の卒業アルバム代補助を削る

一体誰のための市政運営なのでしょうか

東村山駅西口の決算は市民にとっては一利なしです。

文部省唱歌『ふるさと』に思う

2010-10-12 22:56:14 | 故郷 奄美大島
今日 TVで BS朝日をたまたまつけたら
ふるさと を作詞した 高野辰之博士と故郷のことを描いた
うたの旅? を放送していました。

ふるさと は わが国の国歌にしたらいいじゃないのと思う
大好きな歌です。

歌詞をそらんじて歌えますか?

うさぎ追いし(美味しいと思っていませんでしたか?)
かの山
こぶな釣りし かの川
夢は今もめぐりて
思いいずる ふるさと

如何にいます 父母
つつがなしや ともがき(友垣)
雨に 風に つけても
思いいずる ふるさと

志を 果たして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと

作詞者の長野県中野市を故郷にしている
高野辰之の書いたこの詩は
日本全国どこの地にも当てはまる名作で

ウサギなんか追いかけたこともない
というか アマミノクロウサギは 耳の長いウサギではないので・・・
奄美出身の私でも

ウナギや 手長エビを獲った川
川をせき止めて泳いだこと
集落を取り囲む山々は
夏になれば ユリの花が一面に覆い
常夏の奄美で 濃い緑の松や常緑時に覆われた山々の風景

帰省するたびに
これらの風景に接し
あぁ 帰ってきたんだと思うホッとする感じ・・・
唱歌 ふるさと の歌う世界はそういう世界です

失われたように見える 日本の原風景
失いたくないと思う日本の原風景を 唄い
だらこそ 生まれも育ちも東村山のわが娘たちにも支持されるんだということを
痛感しました。

戦時高揚の唱歌も数多くあり
安心して歌えない物もありつつ
でも こうした唱歌は
唄うことで 自分が優しい気持ちになれるので
大好きです。 

鉄道立体化計画に追加する東村山市の事業計画を公開せよ

2010-10-10 21:40:10 | 東村山市の政治、議会
西武新宿線・東村山駅を中心に鉄道立体化事業が進められようとしています。
東京都が事業主体の連続立体交差事業の新規着工準備箇所として、2009年度国土交通省の採択を受けたというものです。

東村山市はこの鉄道立体化事業に合せて、東村山市の都市計画道路の整備計画を立てるため、2009(H21)年度に調査費を計上しました。
2009年度の決算額は
●鉄道立体化促進調査等業務委託料 1869万円
●東村山駅周辺交通量調査委託料    777万円
合計 2646万円もの調査費です。
内、補助金が緊急雇用創出臨時特例金も合せ 1370万円

この調査費で、
まちづくり基本構想を作るための アンケート 2回
まちづくり協議会で、
この事業による、東村山駅を中心とした85haという広大な区域をどんな街を作るか絵を描かせ、その中間まとめとして説明会を1回
まちづくりニュースを発行(現在12号)し 中間まとめの意見募集を行い
まちづくりワークショップを行いました。
これらの費用が2646万円です。

決算委員会を前に、担当所管に
この調査費の成果物は何で、どのような資料が作られたのか問いました。
そして、その成果物を公開してもらいたいと要求しました。

しかし、具体的に何本の道路を作るかはっきりしていない。
なので事業費と市の財政負担はどうなるのかについても出せない。
決定されていない段階で情報を明らかにすると市民に混乱を与えるので今は言えない。
都市計画決定がされて、縦覧に供するというのです。

都市計画決定後、縦覧で市民が意見を言っても、大きく変更する事は不可能というのがこれまでの再開発で明らかになったことです。
その段階での情報開示は、情報を開示したことにはなりません。
東村山駅再開発がまったく同じ道を歩みました。
この轍を踏まないためには、財政負担を含めた早くからの情報開示は不可欠です。

鉄道立体化は、今明らかになっているだけでもその事業費が500億円を超える大事業です。
東村山市の負担は70億円を超えると言われています。
その事業に、東村山市の都市計画道路を一体何本整備するつもりか知りませんが
用地買収費も含め数百億円が追加されるのは容易に予想できます。

鉄道立体化は住民の要望でもあることは事実です。
しかし、ついでだからと次々に大型公共事業を追加する財政的力は東村山市にはないはずです。
景気が回復して、税収がどんどん右肩上がりで増えていくというのならともかく・・・
私は、こんな時だからこそ、計画を逐次市民に公表し、市民と共に、どうしたらこの事業を財政負担を抑えて実行できるのかを考えるべきだと思います。

今後、毎年調査費は付いていきます。
決まってから開示するのでは説明責任を果たしたことにはなりません。

詳しくは東村山市のホームページを見て下さい。
東村山市トップ⇒組織一覧⇒都市環境部⇒まちづくり推進課⇒推進課の仕事
と進んでもらえば詳細にご覧いただくことが出来ます。

公契約条例の制定を求める請願が本会議で不採択となりました

2010-10-07 23:55:31 | 東村山市の政治、議会
建築にかかわる労働組合
大工さんの親方やそこに働く人などが個人でも加盟できる
東京土建東村山市支部が提出していた
『公契約条例の制定を求める請願』『国の法律制定や東京都の条例制定を求める意見書採択を求める請願』が
9月30日の議会最終日の本会議で 賛成少数で不採択となりました。

ところで 公契約条例ってなんでしょう
実は 東村山市が発注する 全ての事業
土木事業などの公共事業の発注や
事業の民間委託など

元請けから下請けに仕事が回ったときでも
その働く人員の賃金の低落に歯止めをかけ
正当な給与 賃金を保障するための条例制定を求めるものです。

ごみ収集委託で民間事業者に雇われている労働者の賃金を、少なくとも最低賃金を守らせ、不当にダンピングをさせないためのものでもあります。
学校給食の調理業務委託で
パートで働いている給食調理員の皆さんの時給の水準を守るためのものです。

東村山市の公共事業や、民間に委託している事業で、そこに働く人々の賃金の最低限度額を保証する事や処遇の改善につながる公契約条例の制定に
日本共産党東村山市議団は賛成しました。

政策総務委員会では採択すべきと決まっていましたが、
本会議で賛成したのは共産党 民主党、変えよう議会・東村山の会派で、10人の議員。
反対は、公明、自民、自民・自治の会、草の根市民クラブの13人の議員でした。
その結果残念ながら 不採択に・・・

請願を提出していた東京土建東村山支部の皆さんは、
委員会での採択が決まり、本会議でも採択をと願って大勢で傍聴していらっしゃいました。
不採択になったことのショックは大きかったのではないでしょうか
これまでも、同様の請願を提出しておられ、今度こそはと期待を込めておられただけに私も残念です。

しかし、日本共産党の団長田中富造議員に
まだまだ頑張ると言って帰られたそうですから
もっと多くの職場の方々とも共に、運動に取り組んでいただきたいな~
そのために、私どもも一緒に取り組めればと思います。

視覚障害の方から注文をいただきました

2010-10-07 00:01:54 | 東村山市の政治、議会
昨日10月6日
視覚障害のTさんから 東村山市の障がい者福祉について
厳しいご注文をいただきました。

曰く
紹介者へのガソリン代補助
所得制限が 362万円 以下となっているのに
タクシー代補助は
所得制限が 125万円 以下となっている
これは差別だというもの

確かに・・・です

障がいの種別によって
所得制限を変え、サービスの受けられる範囲に制限を設けることは間違っています。
だからと言って 低い方に 条件を合せるのではなく
所得制限は 引き上げることがベターなのでは? と申しあげました。

曰く
障害があっても
訓練と 教育で  自らできることは広がる
それを なんでも サービスをすることは間違っている
と言うもの

これも 確かにです。

訓練によって どこを どこまで支援をすれば
障害を持っておられる方でも 文字通り 自立して生活できるか
それを はっきりさせることが サービスだと思います。

同じ障害を持っていても
出来る事には違いがある
その違いは 訓練の熟練によるのではないか

自立して生活できる範囲を広げるために
サービスの提供が行われるべきなのかな~
それをTさんはおっしゃっておられたのかな~
と、今 反芻しているところです。 

障がいのある方が 自らの体験に基づいて おっしゃっていることなので説得力を持ちます。

Tさんは、
僕は 障がいの種別によって差別があることが我慢できないのだとおっしゃいました。

視覚障害は何となく理解されないままに進んでいく
たとえば
道路の段差 解消されたら 単独移動の視覚障害者は 歩行が困難になる。

ごみ袋 プラスチック用のごみ袋には
Tさんの要求によって点字が施されたが 他の ごみ袋にはない
それは 議会にも 責任がある
と言われたことには
全く その通りなので
ここは 「すみません」とお詫び申し上げました。

障がいの有る方々の実態、
何が一番困るのかということは
やっぱり 具体的に指摘されなければ実感する事が出来ない
ちょっと情けないことですが
現実です。

やっぱり 現実を知ることが重要なんだと
痛感させられました。

今の実感です。