エンレイソウ

2010-03-31 22:20:25 | 自然
農家が育てた山野草が、農協の新鮮館によく出ています。
エンレイソウを見つけました。
買って帰っても多分ダメにするので
写真だけ撮らせてもらいました。





自然にある物を採取しないで、農家が育てた山野草を買ってね!!

秋水園リサイクルセンター建設の事業採択内示がありました

2010-03-31 20:47:44 | 秋水園リサイクルセンター
一昨日29日、環境庁HPで東村山市リサイクルセンターの事業採択が内示され、H22年度分3300万円の事業費の内1100万円の補助金が交付されることが発表されていました。
22年度分の事業は、環境影響調査と土壌汚染調査、地質調査です。

議会での特別委員会の調査が入り口の段階で、環境庁の補助金が決定し、事業が着々と進んで行くことに違和感を覚えます。

この間、女性団体などの学習会に呼ばれ、リサイクルセンター建設についてお話をさせていただいていますが、25億円の事業費の内、17~18億円が東村山市の借金と現金で賄われると言う話をすると、一様にビックリされます。
なぜなら、東村山市にはお金が無いと耳にタコができるほど聞かされてきたからです。

市民の要望はお金が無いといって実現を拒否、
コミュニティバスも小6と中3の子どものアルバム代補助もダメなのに
保育園に入れず、職場復帰をさらに遅らせざるを得なかったママ達が保育園を作って~と叫んでいるのに、
25億円も掛かる新しい箱物を作る?

この違和感、市民はよく分かりますよね!!

椿の写真でイライラ気分をリフレッシュしてください。


米軍基地の移設問題を考える

2010-03-29 10:19:39 | 政治
今朝29日の赤旗1面トップは、米軍普天間基地の移設先として名前が挙がった徳之島(鹿児島県)の島民集会でした。
島内3町の2万6640人の内、4200人が集まり、党派を超えて60を越す団体が主催し、町長さんや農業、商工、観光団体の代表が壇上にあがり、「長寿の島徳之島になぜ米軍基地が必要か」と子育て中のお母さんが訴え、徳之島町の町長が「私たちの反対運動は沖縄に負担してくれというのではなく、日本全国で基地が要らない世の中を作る責務を負っていることを忘れずに進もう」と呼びかけたという。

徳之島は、奄美諸島のひとつの島である。風光明媚な美しい島である。
私の母方の故郷で、幼い頃、幾度も母に連れられて、また一人で親戚を訊ねかわいがってもらったルーツの島でもある。

私たちの故郷奄美は、戦後、文字通り米軍の占領下に置かれ、私の父も伯父も子どもの頃可愛がってくれた近所の叔父さんたちも、祖国復帰運動に身を投じ、迫害された経験を持つと聞かされて育った。
奄美の祖国復帰は、1954年(S29)年。奄美諸島上げての大きな運動で勝ち取った。
私が小学校の頃、祖国復帰10周年のちょうちん行列が行われ、運動当時の、みんなの心を一つにした歌を習った。

こうして米軍に我が物顔に使われていた奄美の地が、祖国復帰わずか55年しか経っていないのにまた米軍に、今度は祖国の政府の手で渡されようとしているのである。
徳之島移設が取りざたされて以来、悶々としていたが、島の人々の多くの反対、共同して戦う姿勢に感動してこの記事を書いている。

先日民放の番組で、徳之島の人たちが
「沖縄の肩代わりをしたらよい」とか
「一億円くれたら賛成」とか行っているのを聞いた。
沖縄の人々は徳之島の人々に基地被害を移したい、自分たちと同じ苦しみを徳之島の人たちに味わってもらいたいとは考えていない。
基地被害は、日本からなくなってもらいたいと考えているのである。
この、願いは日本中が一致して実現すべきことではないだろうか。

日本の米軍基地からは、世界中の米軍が関与する戦場に軍隊が供給され、ベトナムやイラク、アフガニスタンなどの罪もない子ども、市民がたくさん殺された。
これを戦争だからしょうがないといっていいだろうか。
こうした戦争の犠牲者を生まないためにも、基地は撤去、米軍は本国にお帰りいただくことが本当の解決なのではないだろうか。

今年の春は咲くことができません=多摩北部医療センターの桜

2010-03-28 20:28:14 | 東村山市の政治、議会
今日、多摩北部医療センターの養護老人ホームが廃止されようとしている問題で学習会に参加しました。


写真は桜棟と青葉棟の前の桜並木

東京都の養育院は、明治5年、本郷の加賀邸に作られたのが始まりで、東京の福祉の原点ともいうべき施設だそうです。

この中にある養護老人ホーム(生活保護以下の都民が入所)桜棟と青葉棟がいずれ廃止されて、民間に移譲され、現行600人の定員を200人に減らして開設させる計画を、東京都が突然打ち出しました。
福祉の大嫌いな石原知事らしい仕打ちで、東京の福祉の原点をも解体してしまう、自治体の
本旨をも見失う進め方です。

群馬県の無認可の老人ホームたまゆらで起きた火災で、多くの高齢者が亡くなりました。
生活保護を受けながら介護も必要で、でも都内の施設は満員で、自治体のケースワーカーが、無認可と知りながら入所させた方々でした。
東京都は、都民が被害になったこの事件を知りながら、この方々のための施設を、600人から200人に定員を減らし、民間に譲り渡すというのです。

「私たちの税金が使われなくなるからいいんじゃない」とおっしゃる方もおられたと会場から発言がありましたが、
こうした施設の廃止を容認する事は、今介護の現場で不足している特別養護老人ホームや、自分の年金で暮らせる老人ホームなどの整備をやめさせることにつながりかねない危険をはらんでいるということを、私たちは認識する必要があるのではないでしょうか?
なぜなら、東京都は、同じ敷地内にある特別養護老人ホームの廃止も検討の視野に入れているからです。

高齢者の医療の最先端を行っていた、老人病院を廃止し、明治以来続いてきた養老院を無くし、次々に高齢者福祉を廃止してきた石原知事の最後の仕上げが、養護老人ホームの廃止です。
こうしたたことに、都議会の自民党や公明党はもちろん、民主党も異議を唱えない。選挙で福祉を守るとよく言うな~と思いますが、それをしっかりと見抜く目が都民には必要なのではないでしょうか。

この施設は、同時に自然も破壊されています。大きな都市計画道路が真ん中を貫くのです。
中の桜並木は、今年見る影もなくなっていました。
下の写真のように、枝を切られ、布を巻かれて、今年は咲くことのできない大きな桜の木が無残な姿を見せています。移植を受けるためです。


写真奥の建物が老人ホームです。

多磨老は自然の宝庫です。写真は桜の根本に咲くタチツボスミレ

自然も高齢者の居住空間も守ろうという運動が起こっています。

東村山駅西口喫煙場所の移動をお願いしました

2010-03-28 19:46:54 | 東村山駅西口再開発
東村山駅西口の記事に対して
西口ペデストリアンデッキのエスカレーターの下に設置されている
喫煙場所の煙が エスカレターに立ち上り
その匂いでエスカレーターを利用する事が出来なくて困っている
というコメントをいただいていました。

さっそく 所管にその旨を伝え、対策をお願いしましたが
他にも同様の苦情が、東村山市の担当所管に届いているです。

所管は、申し出の内容は分かったが、対応には時間がかかるという話でした。

タバコの煙や匂いについては私も苦手で、
喫煙者や喫煙場所の近くを通る時は、息を止めて、足早に通り過ぎていることに少なからず気づきます。
タバコを吸われる方とご一緒するのも本当は苦手です。
私のように単に苦手と言う人と、呼吸器などに障害をお持ちの方々とは
その感じ方に大きな開きがあるのではないでしょうか?

一日も早く、喫煙場所を移動することこそ
健康被害を防ぐ方法ですので、しつこくお願いをして行きます。

予算書とにらめっこぱーと7=アルバム代補助復活してよ

2010-03-27 12:42:59 | 東村山市の政治、議会
昨日26日3月定例議会(第1回定例会)が終わりました。
夜8時までかかってしまいました。

追加議案として 2009(H21)年度一般会計補正予算が審議されました。
市民税の法人分は目を覆うばかりの落ち込みで、31%もの減収。

当初予算で、対20年度比22%低く見積もっていたのに
それをさらに下回ったことになります。
とりわけ所得割は、
税率 100分の14.7% の見込み額が65.6%も減って
 3億4565万8000円が1億9633万7000円に

 〃 100分の12.3% 飲み込み額が29.6%減って
 1億6883万3000円が7316万2000円になったのです。

大企業の落ち込みが激しいというのですが、どこの企業かは不明。
やっぱり市民のお財布にお金が増える仕組みを作らないとだめですよね

さて、幾度か報告した子どもたちへの就学援助
アルバム代補助なくなったと報告しましたが
小学校で 9000円~17000円
中学校で 7000円~12000円するとのこと

改めてわが子のアルバムを繰ってみました。
楽しそうな子どもたちのさまざまな行事と笑顔
たとえそこに自分が写っていなくても、この笑顔を共有したことを思い出すツールです。
これを、購入しなかったお子さんがいらっしゃらないことを願っていますが、
しかし、世帯の負担の大きいことは間違いがなく

復活を求めましたが、学校耐震化が先だとにべもない返事
学校耐震化はもちろん大事ですから、その予算は削ってほしくないのですが
大型道路の建設予算は削って
子どもたちの笑顔が一番といってもらいたいのですがね~

議場で必死に訴えれば訴えるほど、市長以下理事者の顔が冷たく見えてくるのです。
 

予算とにらめっこパート6=就学援助93人もの子どもが対象外に

2010-03-23 21:53:06 | 東村山市の政治、議会
3月5日小中学生への学用品や給食費などの就学援助について、受給対象が狭められたという報告をしました。
予算の審査前、聞き取りでは「意外に減らなかったんですよ~」と言われ、それを鵜呑みにした私でしたが、
日本共産党の清沢謙治議員が、その部分の実態を問いただしました。

それによれば
21年度の受給者は
 小学生で 20年度が 1182人
      21年度で 1129人 で 53人少なく
 中学生で 20年度が  633人
      21年度で  637人 で 4にん多かったそうです。

受給基準が厳しくなったことによって
 60世帯 小学生で 72人
      中学生で 21人  
合せて 93人が対象外となったとか

この中には、去年までは受けられていたのに今年は対象外になった世帯や、今年基準生活費の1.5倍に収入が減ったのに、受けられなかった世帯もあると思います。

意外に減らなかったのではなくて、93人ものお子さんの世帯が、就学旅行費や移動教室や給食費の支払いに悩まされることになりました。
憲法は義務教育は、無償と明記しています。
それなのに、実際には学校に持参しなければならないお金が年間で数万円あります。
子どもたちが大切にされていないということを、こうした福祉の制度が後退するたびに悲しくなります。

多摩川上水で春蘭とカタクリの花見つけました

2010-03-22 00:55:10 | 自然
娘と二人 徒歩で自宅から多摩川上水を目指しました。
娘は 高校時代、多摩川上水を跨ぎ、国立駅近くの高校まで自転車通学をしていましたので、その軌跡をたどり、私も入学の間際まで一緒に最短距離を見つけるために行き来した想い出を辿りつつ、上水に沿って武蔵野美術大学付近から白梅大学、鷹の台駅まで行って、東大和駅に戻り自宅に向かう、3時間強の道のりを、テクテク歩きました。

自然を満喫しながら、多摩川上水の土手を眺めながら歩いたのですが、帰り道、突然何かが目の端に引っかかりました。
エッツ と引き返し目を凝らすと 春蘭が 首をもたげているではありませんか!
かれんな 清楚な 透明に感じる 地味な花首をしっかりと立てて、咲いていました。一度気が付くとそこここに見つけることが出来、とてもうれしくなりました。




一緒に歩いている娘は それがどうした・・・ と私の感激を意に介さない様子でしたが、私は、図鑑と近所の方の鉢植えでしか見ていない春蘭が、自生しているところを見たのですから、その後も群落を見つけては感激一塩でした。

さらに 感激したのは カタクリの花を見つけたことです。
春蘭の発見に気を良くし、歩きながら岸辺をきょろきょろしていたら、地面に張り付くようにカタクリの花が咲いているのを見つけました。
薄紫の、恥ずかしそうに下を向いた姿です。
たった一つ咲いている傍らに、つぼみが下を向いて付いていました。



写真を撮っていると ほ~珍しいですね~ といって通り過ぎた人がおられましたが、日常的に通っていても気が付かなかったのかもしれません。

我が家の近所の野火止用水とも 趣の違う多摩川上水
四季折々に歩いて見たいものだと思いました。

ドイツに学ぶごみの出ないくらし

2010-03-21 17:37:30 | 秋水園リサイクルセンター
今日21日、東村山市の情報センターで
市民ごみ講座「ドイツから学ぶ ゴミの出ないくらしと環境教育」が行われました。
講師は、自由の森学園の教諭・塩瀬治氏でした。
 


塩瀬氏は、分別すれば資源 というスローガンについて、ごみの減量を促す事にはならない、増やす。なぜなら、大量消費を認めることだから・・・と話されました。
また、日本とドイツのごみの対応の違いは、
日本が消費者にその責任を求めるのに対し、
ドイツは生産者にその責任を明確にし、生産物は、廃棄するときにそのすべてをリサイクルするシステムを価格に乗せて責任を果たさせることにある
と説明されました。

例えば、良く目にする冷蔵庫や廃車の車の不法投棄、
これを日本では、登記された地主や自治体がその責任を問われるが、
ドイツではその引き取り義務はメーカーにあり、不法投棄のマイナスイメージをこうむらないために、企業はリサイクルのシステムを作り、イメージアップにつなげていると・・・

また、ペットボトルも日本のように使い捨てではなく、何度も使えるように丈夫で、しかも大きさも統一規格で使い回しが出来るようになっていること、
さらに、アルミ缶などもデポジットを義務付け、結果として消費者も販売者も、リターナブルのびんを使った方が効率が良いというシステムを構築したため、びんの使用率が高まること

食品なども量り売りで、トレーなどには載っていないこと
などなど、消費者がごみを買わなくても済むシステムがあることなど示唆に富んだお話でした。

さらにこうした取り組みの根底には環境教育のシステムも開発が進んでいることも豊富な事例で話されました。

下の写真は、ドイツの妖精だそうです。



この妖精は、子どもたちの環境教育の教材だというのですが、このほかにも神経衰弱のように自然と科学を結ぶカルタのようなもの、10年ごとの同じ風景を切り取った絵本など、たくさんの教材や環境教育のシステムが国やNGOや学校、企業で作られていること、

ドイツの子どもたちは、自然の中の生き物の成育環境を学び、その生き物たちが生きられる社会を作ることの大切さを学び、ごみの問題も人間も含めた生物の生きられる環境づくりという観点で学んでいると、その取り組みの多彩さを話されました。

また、会の冒頭、先生は、日本はペットボトルの回収率は世界に比して高い率を誇っているが、リサイクルということについては、後れを取っている。
日本は、回収した多くを熱回収(サーマルリサイクル)にし、再生利用などの率が極めて低いと指摘した。
そして、回収したのちの最終処分までの監視が不十分であるとも。

つまり、東村山市が計画しているリサイクルセンターの建設は、
分ければ分別の名で、ペットボトルやプラスチックごみを買わざるを得ない現状はそのままに、税金でのごみ処理を一層進めるシステム作りであり、ごみを減らすシステム作りではないということである。

市民(消費者と販売業者と生産業者)と共に、どうやったらごみを出さない暮らしが出来るか、毎日の生活の中から考え、それを実行できるシステムを作り上げることが優先されるべきではないだろうか。
いつ起こるか分からない訴訟を理由に、25億円もの箱を建設するのではなく、こうした市民的な取り組みと、その効果を少しずつでも確実にあげれば、近隣住民と秋津の皆さんの御理解を得ることが出来るのではないだろうか。

今日の講座に参加して、この意を更に強くした次第である。
講座を開いてくださった皆さんと、講師に感謝したい。

2月15日 清瀬小児病院守れの署名提出の記事訂正しました

2010-03-20 13:11:30 | 清瀬小児病院守りたい
2月15日の清瀬小児病院関連の私の記事中「紹介状がないと救急でも診ない」という部分は誤りであり、未だに訂正がされていない、と関連部署から指摘があった旨、昨日夜、日本共産党都議会議員の大山とも子議員より電話をいただきました。

それが間違っていたことを私は昨日初めて知りました。おわびをし訂正をいたします。
大山都議より当のお母さんから聞き取りをしたメモをいただきましたので、それをもとに訂正をいたしました。訂正の中身は、2月15日づけの記事をご覧ください。

「紹介状がないと救急でも診ない」と言うことはなかったようですが、多摩北部医療センターの夜間救急外来は大変込み合っていて、待ち時間が気になるなど、小児救急医療の現場の実態を明らかにしていただいたと思います。

しばらく前に、小児病院、個人小児病院の実態を表すドラマが放映されていました。小児科の医師たちは、満足に寝ることもできず、子どもたちの命の現場で戦っている。病院経営の困難さ、自分の子育てもままならない厳しい現場・・・そんなドラマでした。

こうした、小児医療の現場を、子育てをする親や働く医療スタッフが心して命を守るために取り組める現場にするのは、小児専門病院の統廃合ではなく、もっと子育ての身近な所に多く作ること。
遠くにある最新鋭の設備を持った、最大の施設一つの存在ではなく、その病院の周りに、一定の専門性の高い技術と施設を持った病院をもっと作ることではないでしょうか。
そして、小児病院のようなお金のかかる医療機関は、国や東京都などの公が運営してこそ、スタッフの数も充実させることができるのではないでしょうか。

そうした自治体や国の努力こそ、意欲を持って取り組んでいる民間の病院の頑張りをも生かすことができるのではないでしょうか。
高度な専門病院が近くにあるのは贅沢だという東京都の考えは、小児医療機関の充実をという住民の願いに逆行するものです。

2月15日の記事を振り返って、改めて、清瀬小児を廃止した都議会自民、公明、民主などの都議会議員に大きな怒りを感じました。