多古町の取り組みにうるうる

2020-04-16 18:43:19 | 日々
今 NHKの6時のニュースを見ています。

多古町の教育委員会が 防災無線を使って、各学校の生徒たちに

学校の先生たちがメッセージを届ける取り組みを始めたとか。

子どもたちも先生たちも

いつ始められるかわからない学校に

落ち込んだりしていると思うのに

こうした先生方の取り組みは

きっと、生徒も保護者も励まされていると思います。

よかった❢❣

野火止散歩

2020-04-15 13:01:21 | 日々
コロナで 多くの日程がキャンセルとなり、
ほぼ家に閉じこもり。
ほぼ とは 買い物には出るからだ。

しかし、一日おきくらいに近所の野火止用水沿いに散歩をする。
カメラを持ってでるから の~んびり の~んびり
林の鳥の声を聴いて、
ウグイスの姿を目を凝らして探したり、
此処に居るよと鳴くシジュウカラの姿を見上げたり、
ツミが来ていないかなぁと耳を澄ませたり、
オナガの姿は見えるのだが、すばしこく飛び回り、撮らせてくれないな~と嘆いたり、
なので
30分の間に どのくらいの距離とも言えないが、
殆ど立ち止まり状態なので、歩数も稼げない。
そんな散歩である。
まあ 暇つぶしである。

だからと言って、バカにはできない。
可憐な花にも出会う。
それが、以下の写真だ。

一番目はスミレの仲間である。
帰ってきて、図鑑と首っ引きで調べる。
オオタチツボスミレ だと思う。
花の色が濃いムラサキで、葉はハート形のよう
林の地面に張り付いて見えるが、すぐ目についた。
スミレの仲間は結構咲いている。


その次は、ホウチャクソウだ。
人んちの塀の外に沿って首をもたげていた。
何時咲くかなぁと思って観察していた。
葉に斑が入って、ちょっと珍しい。
林の中にはちょっとした固まりで咲いているところもある。


最後はクサイチゴである。
よく道端などでも目にする。
まもなく赤い小さな実を付ける。
小鳥のえさとなる。
人間が食べても甘い。。
だが、人が見つけたときには甘い果肉は無くなっていることが多い。


おまけである。
ミツバツチグリだ。
一番下の写真とは似ているが違う。
ミツバツチグリは
根茎が食べられるので栗に例えた名であると、図鑑には書いてある。
バラ科のキジムシロの仲間だ。
一番下の写真は ヤブヘビイチゴである。
バラ科の同じキジムシロの仲間である。
見分けがつきにくい。



まあ こんな風に暇つぶしをしている。

しかし、現状、暇つぶしどころか
命の不安を抱えて働かなくてはいけない人々がいる。
医療関係者、
仕事を休めない保護者のお子達を預かる保育園関係者
テレワークなどできない職場で働いている方々
等々である。
さらに、お店の休業を要請され、
営業ができない、経営に不安を抱えて生活している人々。
フリーランスの芸術関係者、歌い手、演劇系の方々も今後の暮らしに不安を抱えてくらしていらっしゃる。
暇つぶしなどとんでもないと怒っておられるとしたらその通りである。
これを書きながら、何を言っているのだと自問自答している。
日本中が、それぞれのおかれた立場でイライラし、何とか日常を生きている。

私も、先の方々の手伝いを出来るわけでも無く、
せめて医療関係者や保育所の関係者の命が守られることと、
休業せざるを得ない方々への保障が一日も早く実現することを願っているところである。

春の玉川上水

2020-04-11 20:55:47 | 自然
暇なので、玉川上水を散策
というのも、春蘭が咲いていると思われるから。
咲いていましたね~❣

その前に、カタクリ!





春の妖精と言いますが、本当にかわいい姿です。
昔は山菜として食べていたらしいですよ。
まだ数は少ないものの咲いていました。

さて、春蘭
まだまだこれかららしい。
いつもだととっくにたくさん咲いているはずなのですが、
何でしょうね~
サクラは早かったから、季節が早いかと思いきや、
少し肌寒さも感じるから咲くのを待っているんですかね!!
ということで オールキャスト です。















春蘭は 上水の方を向いて土手に咲いているので、
花を正面から撮ることが中々できません。
なので、後ろ姿です。
春蘭も花を酢漬けにして食していたらしいですよ。
おいしいです。

さて、最後は フデリンドウ
リンドウは秋の花かと思っていました?
春に咲くリンドウもあるのですね~
かわいらしい紫の小さな花が、上を向いて咲いています。











フデリンドウは林の中などに咲いています。探してみては⁉

玉川上水沿いの小平西高校裏から、鷹の台駅まで行って帰りました。
新緑がきれいで、清々します。

三太郎峠の茶屋跡 

2020-04-05 19:06:24 | 故郷 奄美大島
三月 法事で帰省した。



わが故郷奄美大島は 北から南へ車でおよそ二時間の小さな島だ。
私の実家は
奄美空港から 国道58号線を南へ一時間半
最南端の瀬戸内町(せとうちちょう)にある。

子どものころは 実家から旧名瀬市まで、バスで二時間半
名瀬市から奄美空港まで一時間と
とても長い時間かかった。

しかもその国道たるや 七曲は当たり前
坂道をくねくね幾度も幾度も曲がりながら登って、
次は同じだけ幾度も幾度もくねくねと曲がりながら下る。
それが一つではないから厄介だった。
往き帰り必ずバス酔いをする有様だった。

でも、この頃はトンネルが十くらい彫られ、ほぼ真っ直ぐになり、
車酔いなど全くと言っても良いほど聞かなくなった。

しかし、それはそれで峠からの海を眺める美しい風景は見られない。
そこで、わが姉妹は帰省の度に旧道をドライブするのを趣味にしている。

ここの所 昔、三太郎茶屋と言うのがあったというが、どこにあるのだろうね
と言うのが興味の対象になっていた。
そこで、この三月、探してみることにした。

三太郎峠は 先のバス酔いの最たる峠だった。
この峠を越える旧道を行って、三太郎茶屋を探した。
三太郎茶屋跡の目印を見つけ曲がったものの、なかなか見つからず、
環境省(?)の職員に行き会い、
この先いけますか と聞いたら、「行けますが麓まではその車ではいけません。」と言う。
行かれるところまで行ったが見つからず、
仕方なく引き返したら、下の道にでるところで見つけた。
それがしたの写真である。







島から帰って、三太郎峠について調べてみた。
インターネットでも色々な人が書いているが、
その昔三太郎というお爺さんが住んで茶屋を開いたから三太郎峠と言うらしいことは分かった。
そして、その三太郎翁について書いたものがあることが分かった。
まず、柳田国男の『海南小記』である。
東村山市の図書館で借りて読んだ。
が、三太郎翁の来歴やなぜ茶屋を開いたのかはわからなかった。

もう一冊の書籍『奄美の森に生きた人』はそれを解き明かしているらしい。
が、出版社にはなかった。
鹿児島大学の図書館が所蔵してたが、貸し出しはだめであった。

インタネットを駆使し、手を尽くして探したら、
奄美のある店に在庫があり、4月3日、手に入れることが出来た。

ここ二日間で読んだ。

三太郎峠はその昔、海路しかなかった奄美に、
1890(明治20年代)年代、現奄美市住用町の人々が、住民の力で切り開いた道であったらしい。
県は請願に対し許可したが、お金は出さなかったそうだ。
道ができた後、その峠を 自ら切り開き茶畑やみかん畑やシイタケ栽培などをしながら
道行く人々の役に立つ休憩場所にしようと考えたのが、鹿児島川辺郡出身で農業指導員であった
畠中三太郎であったという。

当時は美しいみかん畑や茶畑があり、麓の少年たちのあこがれの地であったそうであるが、
今は、その気配もない。
今度行ったとき、もう一度よく見たいと思う。

しかし、茶屋ができてまもなく、バスも通る道路計画が持ち上がり、
1917年、三太郎茶屋をさけて開通した。
それでも、麓の人々は 飲み水五十六運んでやったり、薪を運んでやったり、
日用品を運んでやったり、峠の茶屋の夫婦を世話し続けていたそうだ。

三太郎翁は昭和七年三月、布団で冷たくなって夫人がおろおろしているところに
当時の郵便配達の少年が通りかかり、麓の人々に知らせ弔ったそうである。
そのご夫人も後を追うように亡くなったという。

三太郎峠は 三太郎翁の61歳の時にその名が地図に記されたという。
大正11年に母が生まれたずっと以前の話である。
母は4年前に亡くなったが、
そんな歴史があったなど思いもよらないから来歴など聞いたことは無い。
聞いて置けばよかったと思う。

奄美で生まれ育ち、高校生までいたのに、知らないことのなんと多いことかと今更に思う。

これからも、通ったことのない道を探し、
見たことのない風景を見つけるために、奄美に帰省し続けたいと思う。

女性と新型コロナ:各国政府が意㋐すぐできる5つのこと(国連女性機関声明)を読んで

2020-04-04 12:07:34 | #コロナ
下の記事は 4/3、4/4の赤旗に掲載された
国連女性機関 UNWomen のAnita Bhatia事務局次長が3月26日に発表した声明の訳文である。
日本共産党のジェンダー平等委員会が翻訳したものだそうだ。
読んでみた。

この指摘の通りのことが起こっていると思った。
ぜひ、読んでもらいたい。以下 紹介する。

4月3日に掲載された前半部分は現状を説いている。

まず、世界の各国政府は奮闘しているが、
ジェンダーへの配慮は、男性リーダーたちの意思決定にはないとし、

女性への影響について
一つとして、経済的影響をあげている。
経済的影響は全員に深刻であるが、
女性にはより深刻だと指摘する。
公式経済の多くは女性の労動力が高く、私的労働の多くも女性が担っているからだと。
そして、シングルの世帯では特に厳しいと。

二つとして、健康と安全にも影響が大きいと指摘する。
医療サービスがコロナ対策の需要に向けられる中、
妊産婦へのケアや女性の他の需要に対するサービスが受けにくくなっている。
また、自由な外出や行動が規制される中、女性に対する暴力や虐待を激化させる危険があると。

三つとして、ヘルスワーカー、特に看護師への感染リスクが高いと指摘する。
全ての医療従事者への安全の条件を確保することはもちろん、
女性の看護師とケア提供者への特別の注意が必要不可欠であるという。

最後に、今の状況に対応するに当たって、意思決定権者のほとんどが男性であることが衝撃的だと指摘する。この状況下での女性の不在は顕著だと。

そして、翌4日掲載の後半部分(下記)では、各国政府へ五つの行動提言をしている。


その第一に 全ての局面で、女性の看護師や医師の仲間入りのために、
女性の月経衛星用品を個人の防護用品の一部として、手に入れられるようにすることをあげている。

第二に、すべての家庭内暴力の被害者のために
ホットラインサービスが必要不可欠なサービスと位置付けられ、法的ニーズに迅速に対応することとし、
隔離・封鎖期間中のジェンダー視点の欠如と言う不注意によって、更なるトラウマやケガや死が引き起こされることが無いよう保障せよと、提言している。

第三に、救済措置と景気刺激策は、女性特有の状況の理解とケア経済の認識を反映させた社会的保護措置を含まなければならないとし、
有給休暇、病気休暇の保障、非公式経済への保障も含め、結果の公平を確保せよと言っているのである。

第四として、各国のリーダーたちは、対策と回復への意思決定に女性を含める方法を見つけよと言い、
地域、市町村、国の全てのレベルで女性が参加してこそ良い結果が得られると提言。

最後に、政策決定者は、人々の家庭で何が起きているかに注意し、女性と男性の間のケア負担の平等を支援せよと提言している。
そして、男性リーダーに
HeForShe(ジェンダー平等のためのつながり)運動に参加し、HeForShe@homeの情報に注目することを求める。

そして、
より平等な世界をつくるための政策行動を実行することほど、私たちの共有する人間性に対して敬意を表明するものはないと結んでいるのだ。

以上、私が紙面から自分なりに読み取ったことを、確認しようと要約してみた。
理解が浅いことは言うまでもない。
残念ながらHeForSheの日本事務所のHPにこの声明の日本語訳は4月4日現在掲載されていない。
日本共産党の日本語訳が、インターネットでヒットした。
ぜひ多くの人がこの声明を読むことを願う。

女性の視点があれば 
学校の一律休校やマスク2枚を全世帯になどのバカげた政策は、決して出てこなかったと思うからだ。

これに先立ち、国連女性機関のAsa Regner 事務局次長が
新型コロナ対策のための10のチェックリストを発表している。
これを読んでも日本政府の対策の視点にジェンダーの視点がないことが分かる。

ため息が出るほど、政府が各家庭で何が起こっているか、知っていないことを痛感する。