福島第一原発で今何が 汚染水問題の現状

2014-07-31 12:46:47 | 原発問題について


自治体学校3日目の特別講演で
福島第一原発の汚染水問題の現状を柴崎直明福島大学教授が解き明かしました。
汚染水問題は 地形、立地上起こるべくして起こった問題でした。
本来、げwン発を建ててはいけないところに建てたということがよくわかりました。






福島原発の立地を地図で


配置図です。


汚染水タンクが森を削って並んでいく様子がわかります。






画面の黒々としたところは森でした。すっかりなくなってタンクが並んでいます。







以下は原発立地地域の地形の様子です。
元々豊かな地下水の土地で断崖からも地下水が海に注いでいたそうです。
その30mもの断崖を削り取って原発は建設され、
ますます地下水が流れ込んできやすい構造に























地層の把握も正確になされないまま
タンクが地番沈下で傾き
汚染された地下水が直列で配置された奥のタンクから漏れ出す
お粗末なミスが次々に繰り出されているのが
今の汚染水流出問題だそうです。

凍土壁も本当に凍るのか疑問だと柴崎教授

説明を聞けば聞くほど
科学的な裏付け調査など一切行っていない対処療法で
暗澹たる思いがしました。

原発の再稼働など以ての外です。 

今子ども議会中

2014-07-29 11:22:09 | 東村山市の政治、議会
今日は 市政50周年記念行事の
子ども議会小学生の部開会中

午前中2時間で 15人の児童が一般質問を行う予定なのですが
市長の答弁長すぎ
で11時30分までにまだ6人
この後どうなる

傍聴している議員達は私も含め
長いよ!!
もっと短くわかりやすく 
とそれこそ小さい声でヤジを飛ばしている
もちろん聴こえない野次だが

子どもたちの質問は
的を射た質問なので なるほどと感じ入って聞いているのだが

休憩に入った市長に思わず 長いよ と誰かが言ったら
子どもだから丁寧にと思うから とのこと
長けりゃいいってもんじゃないと思うのだが

子どもたちの心にどれだけ響いたのだろうか

子どもたちは頑張っています。

午後には中学生の部です。

いまからでも遅くないのでぜひ傍聴に来てもらいたいです。

被災地の子どもの本当の姿を知る分科会

2014-07-27 18:14:35 | 災害について
今日27日 自治体学校分科会
私は 被災地の子どもたちと共に歩む の分科会に参加

助言者は 制野俊弘東松島市鳴瀬未来中学校教諭
旧鳴瀬第二中学校体育教諭です。
制野先生の語った旧鳴瀬第二中学校の取り組みの報告で
子どもたちがどんな思いで今を生きているかをわからされた分科会でした。

私たちが知っている被災地の子どもたちの姿は、TVや新聞で報道される負けずに頑張っている姿です。
しかし、今日聞いた子どもたちの本当の姿は
がんばっているのだが その心の奥に大きな悲しみと苦しみを抱えている姿でした。

子どもたちは、それを必死で隠し、生きているのだ ということを知り、
それを吐露させる大人の役割の重要性を認識し、
それをだれが果たすか、
教育の現場でもできること、やらなければならないことであると同時に
家庭や地域、行政とどの段階でも最優先で取り組まねばならないことだと痛感しました。

それなのに、東松山市と教育委員会は
効率化だけを目的に、小中学校の統廃合を決め
鳴瀬第二中学校の子どもたちは 
被災後自分たちの母校に一歩も足を踏み入れることなく新しい学校に移らなければならなかった
その悔しさもまた抱えて生きているという

制野先生は
子どもの命が本当に大切にされているのだろうか
あんたたちの命を我々大人が守るからというメッセージを子どもたちに届けることができているだろうか
と、問いかけました。

宮城県は震災の復興も未だ進まない段階で
志教育を進めよと学校現場に指示
学力を向上させよと指示

一方で 夢を持って針路を定めた生徒が
家庭の事情で入学金などのめどが立たず進学をあきらめていることに何の手も打てない
もちろん お金を貸してくれる人はいたが
その後の生活が保障されない以上
進学をあきらめざるを得ない子どもがいるのだとも告発

被災地で頑張っている子どもたちの明るい姿をマスコミで目にするが
本当の苦しみを 我々は当事者意識を持つための努力をして
理解しなければならない

私たちに、私に何ができるのか
支援のあり方を考えなければならないと痛感した。

制野先生の教育関係の月刊誌に掲載された
被災後直の運動会、統合が決まって最後の運動会のとりくみと
その中で見せる生徒たちの表情、苦しみを綴った作文を読みつつ
昼休みの間中泣き続けた一日でした。

書き始めたものの終わらず更新日時があっていませんが
書き始めた日付で更新します。

被災地の保健師の胸に迫る苦しみ~26日から自治体学校~

2014-07-27 16:56:29 | 勉強
26日から自治体学校が始まりました。
仙台市です。
テーマは 被災地で学ぶ ホンモノの 地方自治 です。

全体会でリレートークがありました。
浪江町の馬場有町長
大槌町の保健師・岩間純子さん
河北新報社の小島直広震災取材担当デスク
の3人です。

浪江町の馬場町長は
原発立地近接自治体として、緊急時の連絡について協定があったにも関わらず
事故の報告も、何の連絡もなくテレビの放送で事態を知ったこと

また、放射能の影響が公表されなかったため
結果として 放射能の極めて高い地域に避難をし、
子どもをはじめ住民が被曝したこと

データには表れない心の被災は計り知れない
被災地の基本的人権は守られていない
自治体の長として、原発の再稼働は許してはならない、原発事故を二度と起こしてはならない
と告発。

保健師の岩間さんは、介護関係の研修会で講師をしていた時に3・11
直ちに、参加者を返し、海岸線を通って車で役所へ
一緒に行動していた同僚3人が犠牲に

自然発生的にできた救護所で しかし救護に必要な物資も何もなく
命を守る役割の保健師がなすすべもなく命を見送り 
最初の仕事は遺体安置所の確保

その後、役所の中で責任者とされ
自分の苦しみも誰にも言えずに先頭に立って頑張るしかなかった環境
不眠不休で頑張るのは自分の命をつなぎとめるためだったと思う当時の状況
死 を思いとどまったのは
犠牲となった職員の命を継承することだという思いと
わが子のことを考えたから
というトーク

わが子たちのことより
住民の命を守ることに精力を使い
同僚には 子どもたちを抱きしめてあげてと言いつつ
自分の子どもたちの不安や恐怖を解き放してあげられない愚かな母親だという思い

全国の保健師の支援に感謝しつつ
同時に事務作業委追われ地域住民とかかわることができない苦しみ
など、
保健師として、何をしたかったか、でも何をできなかったか

目の前で同僚を失った苦しみ
わが子のことより仕事を優先せざるを得ない苦しみ

聞いていて 涙が止まりませんでした。

被災地の当事者が今現在も言い表すことのできない苦しみを抱えつつ
死を選びたい でも選べない 苦しみの中で、今この段階でも仕事をしているのだということをわからせてもらいました。

自治体職員として
何が何でも災害発生時には参集するということの意味を
家族の安否確認とその保護をを後回しにしなければならない自治体職員、公務員の災害時の業務の在り方を、我々自治体の業務にかかわる者が真に理解できいただろうか
考えなければならないと痛感しました。

仙台市の公園への健康遊具設置事業の調査

2014-07-27 16:55:40 | 東村山市の政治、議会
今日25日、午後1時半より
仙台市役所において 公園への健康遊具設置事業についての聞き取り調査と
健康遊具設置公園の見学を行いました。

大宮から1時間ちょっとでついてしまう仙台市
近いな~とびっくりします。

聞き取り調査は議会の会議室で行いました。
ちなみに仙台市は人口100万人
議員定数は50人
議会事務局は28人体制とのこと

議員定数比でいえば
東村山市より手厚い体制です。

さて 表題の調査項目についての聞き取りは
仙台市福祉局保険高齢部介護予防推進室長草刈英美子氏を中心にご説明をいただき進めました。
仙台市の公園健康遊具設置工事は
介護保険開始後、やはり予防に力を入れるべきとの考えで進めたそうです。
同時にこの事業は公園課が中心に進められました。

公園課に籍を置いたことがあるという職員が
公園は、かつては子どものニーズに応え遊具の整備を進めてきたが
地域環境を見渡した時
今は 高齢者のニーズに配慮する必要があると考えたこと
そして、当時フィンランドとの企業協力を進めていた仙台市で
フィンランドの健康遊具設置事業に学んだ
そして、この遊具設置に介護保険の担当と話をし
厚生労働省の補助金を活用しようと決め、
計画を策定、H19年度から今日まで
中学校区ごとに整備を進めてきたとのこと

補助率は10分の10
持ち出しは一切なく文字通り100%補助だそう。

この公園遊具は設置完了時に地域住民への使い方の説明をすると同時に
地域包括支援センターや
区役所で進めている介護予防運動サポーターを中心に
運動を進める150の自主グループなどに利用を進めているとのこと

聞き取りの後、実際に公園の健康遊具を見に行きました。
そこには4種類の遊具が設置され
腹筋、柔軟性、段差の上り下り、体の安定性を作る遊具があり
自分の体力に合わせて使えるようになっていました。

課題は、
効果を図ることと
夏の暑い日、冬の寒さの厳しい日 など使ってもらえない日があることだそう
確かに・・・です。

わが市にも、健康遊具が設置された公園があります。
市役所では認識していないようで、何を目的に設置したのでしょうか?

この報告に写真をつけようとしましたが
パソコンの不具合で不可
25日から書き始めたのに、アップするのに今日までかかってしまいました。

地域再生の勉強後、ふるさとの地域再生の歴史を考える機会を得た

2014-07-24 10:11:24 | まちづくり
先のスクーリングでは、既報の通り地域再生がテーマでした。
担当教授は、
東京の国際間都市競争に勝ち抜くための大型開発などのとりくみを是としながら
一極集中をなくし、地方の再生をと言い

地域再生の事例としては 
上勝町の葉っぱ事業や中山間地の林業で町おこしをしている自治体などが紹介された。

また中核市として人口を集めることを重視しているようにも思えた。
集落が散らばっていることで効率が悪いということだろうか?

しかし、この間の合併で
多くの自治体が中核市をめざし合併を進め、中核市への格上げが多くの自治体で行われたが、
人口30万人以上 を達成するための合併なので
中心市街地に大量の人が住んでいるわけではない。
広大な市域に集落が点在しているのが実態である。

こうした自治体に権限が下りてくるのだが
それに財源が伴って来る保障はない。
事業が押し付けられ、財源は自前でとなりかねない中核市の実現は危ういものがあると
私は 感じる。

こんなことを思いながらスクーリングを終えた。

その後、私のふるさと奄美の自治体の経営や企業誘致などを調べているという
大阪府立大学の斉藤憲教授の取材を受けた。

私が 子どもの頃
わが出身地の鹿児島県大島郡瀬戸内町では
60年代、実に多くの企業を誘致していた。

私が覚えているものだけでも
パイン(パイナップル)の缶詰工場
 我が家の近くにあったがパイナップルの輸入自由化でつぶれた
豚の場(と思っていたらハムの製造工場だったらしい)
 事業開始初日、ハムにする豚が7頭しか集まらなかったと斉藤教授
大型製糖工場(拓南と命名していた)
 我が家の近くにあった。サトウキビを安く買いたたくので農民が作らなくなり、サトウキビが集まらずつぶれた
国民宿舎
 海水浴場にあったが管理が悪く集客力無くつぶれた
等々である。

これらはいずれも 一人の町長が誘致・設置したらしい
斉藤教授は こんなに企業誘致に固執した町長はほかには出ていないと言われた。

当時私の伯父が共産党の町議会議員をしており
その議会における拓南製糖工場誘致議案への反対討論の議事録のコピーを
斉藤教授が下さった。

反対討論は、
当時あった集落の小さな製糖工場をつぶして大型製糖工場に任せてはいけない
と説いていた。
しかし、拓南製糖工場は誘致され、先に述べた通りつぶれた。

結果、集落の多くの製糖工場がつぶされ
今は、観光資源にもできない
ただ、製糖工場を守り続けた集落があり、
おかげで今も瀬戸内町の黒砂糖が食べられる。
それはともかく、こうした企業誘致は結果として
何れも数年で破たんした。

伯父が亡くなって久しいが
伯父の議会での活動そのものは知らなかっただけに感慨深いものがある。

斉藤教授は、
70年代に奄美に石油備蓄基地を誘致する動きがあり
それを中心に調査しておられるようであったが
幸いなことにその企ては
多くの島民の反対でとん挫
その中心になった人々の名前を挙げてくださったが
多くの人が、私が子供のころ町の有力者として有名な方々であった。

当時、深いところまで知ることができていなかったが
この間の大型台風などの災害で
原発のような
危険物貯蔵施設での災害被害を被る条件を廃しただけでも
当時の大人たちに感謝したい。

2つの出来事を経て
地域再生とは 経済発展を目指すことなのだろうかと
改めて考えさせられた。

我が東村山市も 選ばれる地域を と市長がよく言う

東京近郊の住宅都市として
本当に、人々が欲する街がどんなものか
市民全体で考えるべき時ではないだろうか

大きな道路を縦横に通し、街を分断し
大きな企業を呼び込むことが東村山市の理想の街づくりなのだろうか

23区に働く若い世代が子育てのために移り住み、
静かな住宅都市としてのわが市に老後も安心して住める街づくりこそ
目指すべきではないかとの思いを
スクーリングと斉藤教授との話を通じて
新たにしたところである。

地域再生 スクーリングの最後の日です

2014-07-20 07:20:41 | 勉強
今日 スクーリング最後です。

夕べ このブログ更新していた時
安倍首相が 地域再生に力を入れる
と言っていましたが

都市間競争とか
特区とか
一方で 大型開発や大型インフラ整備などに力を入れるのでは
本当の地域再生にならない

昨日の講義でも
過疎のまちの 葉っぱ事業とか 
神山町の芸術文化を呼び込むとりくみだとか
全国的にも有名な取り組みを例示していましたが

本当に各自治体の地域再生
どうあるべきか
地域住民が幅広い様々な知恵を出し合う中で取り組むしかないのでは
と思います。

一回の講義でわかるはずもありませんが
しかし、安倍首相が考える
地域再生は 結局 大きなデベロッパーのためのものであると思えてならない。

今日の講義でさらに勉強してみたい

倉敷 行方不明の女の子保護 よかった!!

2014-07-19 23:05:54 | 子育て
倉敷市の 女の子無事保護
今臨時ニュースがながれた

よかった よかった
無事だったそれだけでよかった

心の傷大きい

保護者の方の心痛 いかばかりかと思います。

たぶんどんな励ましも
どんな慰めも
空々しく感じることと思います。

それでも
私たちは お子さんの健康を気遣い
命 あった よかった

喜んでいます。

こんな理不尽なことがあっていいはずがない
と思いつつ


障がい者就労のための面接会やってた

2014-07-19 20:46:50 | 日々
今日のスクーリングの会場は
名古屋国際会議場でした。

会場では様々なイベントが行われていたのですが

目を引いたのは
まず、国公立・有名私立大学合同相談(?)会
朝8時半ごろ まだまだ並んではいませんでしたが
スクーリングの休憩中見ると
お父さんやお母さんと一緒に参加した若者もいたようでした。
どんなことを相談するのでしょうか
主催者は誰かわかりませんでした。

もう一つ私の目を引いたのは
障碍のある人の就労のための面接会です。

案内の人に聞くと
企業の方々が 障碍当事者との面接に対応し、
就労の取り組みをするとか
年に2回開催しているということでした。

残念ながら どれくらいの企業や障碍当事者が来られたかわかりませんが

就職を決めた方はどれくらいいたのでしょうか

東京でもやっているのでしょうかね~
きっとやっているんですよね
当事者に情報が届いているのでしょうか?

また、こうやって就職した当事者の就労継続は成功しているのでしょうか
知りたいと思いました。

地域再生スクーリング1日目今終わった

2014-07-19 20:28:26 | 勉強
地域再生スクーリング

7時を過ぎて終わった

金山 で本屋さんを探し
結局買う本はなく
電車 東海道線 豊橋行に乗って
笠寺下車
今宿についた。

つかれた~

この宿には
高校生たちがいっぱい泊まっている
聞いたら
東海ブロックの水泳大会らしい
日本ガイシのアリーナがすぐ近くにあるのだ

日本ガイシ 云々というが
どうも県立の体育施設らしい

大垣とか
豊橋とか
背中に書いてるユニフォーム姿の若者がたくさん
今日の成績はどうであったのだろうか

わたしは、明日も一日中授業だ