11/5=リサイクルセンター契約案件の審査で臨時議会

2012-10-29 11:02:26 | 秋水園リサイクルセンター
今日 臨時議会が召集されました。
11月5日 月曜日 午前10時より開会します。

議案は
1、秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約 について議決を求めるもの
2、一般会計補正予算(第3号) 上記関連
の2本です。

1点目、「秋水園リサイクルセンター建設工事請負契約」問題

上記案件の10月16日(火)に電子入札で行われた入開札の結果は

落札者 ㈱協和エクシオ 10億5400万円

2番札 メタウォーター㈱営業本部東京営業所  11億8450万円

3番札 新明和工業(株)産機システム事業部
     環境システム本部営業部 14億4400万円

4番札 極東開発工業㈱東京本部 14億9000万円

5番目の企業 三井造船環境エンジニアリング㈱ 辞退

という結果でした。
入札経過調書で明らかにされた予定価格は10億5496万円(税抜き)です。
因みに、落札率は
1番札は 予定価格の  99.91%
2番札は 予定価格の 112.3%

この議案については、性能発注なので
最終的に行政が どのような性能を入札者に求めたか
昨年策定した 発注仕様書と
入札に当たって、各事業者が 市の求める性能に
どんな箱物を企画したのか
どんな機器を選定したか
どれくらいの労働者が働き、人件費はどれくらい掛かるか
工場全体の光水熱費を含めた費用は幾らか
選定した機器のメンテナンスに掛かる費用は幾らか 等々、
行政がこの間、発注をして見なければわからないと言い続けた
ランニングコストを、請負業者がどれくらいと見積もってきたか
などの資料が議案審査に必要だと
議会側では、要求しています。

2点目、一般会計補正予算案 について

補正予算は、
リサイクルセンター建設費の入札結果に伴い減額補正されるものだと思っていたら、
結構、大変な内容を含んでいます。

まず1点目、継続費です。
リサイクルセンター建設事業は、24年度~26年度の3ヵ年で実施されます。
事業費が確定したので、この3ヵ年の費用も減額されるかと思いきや
補正前の 12億6325万5千円 は
補正後  12億6318万2千円 と
わずか  7万3千円 しか減額になっていません。

予定価格と入札結果との差額 96万円にすら到達していません
これは、どういうことでしょうか?

一方、衛生費の清掃総務費、秋水園整備計画事業費には、
建設費の減額のほかに、
秋水園リサイクルセンター管理棟建設工事実施設計委託料 783万5千円 が追加計上されています。

ある会派が、突然事務棟の建設を要求しましたがそれに当たるのでしょうか?

結局、建設費が安くなったので、事務所も建て替える?

これって 衝動的事業と言わずして何と言うでしょうか?
市民の税金、公金が、こんな形で費消されて良いのでしょうか?
与党を応援している市民も含め、住民はこんなお金の使い方に満足するのでしょうか?

議会は住民の目線でしっかりと議論し
市長の政策やお金の使い方について正すべきものを正すという
我々東村山市議会が取組んできた議会改革の流れを生かすことができるか否かが問われていると
私は 強く 感じています。

柏崎の市議会と議会改革についての交流研修

2012-10-25 19:01:45 | 議会基本条例
昨日と今日、柏崎市へいってきました。
姉妹都市柏崎市とは、市議会同士も交流を続けています。

今年は、東村山市議会が訪問する年で、私は初めての参加です。
今回のテーマは、議会改革問題で、互いの議会の改革の現状など研修を行いました。
議会改革では、柏崎市議会は先を行っています。
まもなく通年議会を実施するべく準備を始めているようです。

まず全体会で、互いの議会改革の現状を報告しあった後
3つの分科会で議論をしました。

第1分科会は、「市民と議会」がテーマ、インターネット中継や議会報告会、公聴・市民アンケートなどについて話し合い

第2分科会は、「議会運営」をテーマに、委員間討議、反問権の導入、通年議会、決算委員会についてなどで話し合い

第3分科会は、「議会基本条例、災害時議会対応」がテーマ、議会基本条例制定、倫理条例、災害時・緊急時の議会対応についての話し合い

私は、第2分科会の座長を柏崎の矢部議員と務めました。
★委員間討議とは、
議案審査などで、当局との質疑応答のみではなく、議員間で議論し、市民の立場で本当にこの議案を原案可決してよいかを十分に議論をするということです。

柏崎市議会は既に実施していました。
当局との質疑の後、議員間で自由討議をし、改めて当局に質す場面もあり、その後議案に対する各議員会派の賛否の表明をするということでした。
市民への説明責任を果たす上では重要なことです。

「議案審議に質問時間の制限は無いのですか?」と聞いたところ、
当たり前でしょうという顔で、「もちろん」という答え、
東村山市は時間制限がある と言うと
「そこから変えなくちゃね!」といわれてしまいました。
全くその通りです。

議会は、議論によって変る「生もの」だとの明言もあり、
生きた議会にするべく、議員が努力するべきとお互いに確認しました。

★反問権 とは
市長側、当局に議員に対する質問を許すということですが、議会基本条例を制定している議会でも実施しているのは少ないようです。
それは、市長と議会では持っている情報量やスタッフの数も違いすぎるからです。
私が調査した佐賀市議会での、議会側の思い違いを市長部局が正していたことや、議会側の質問の意図を問い直すことが行われている様子を紹介し、そうした反問権はありかなと思ったと伝えると、
つまり、反問権と反論権を区別する必要があると、指摘があり、互いに確認しあいました。
今後、これを互いの議会で導入するか否か考えるわけですが
その際の判断基準となるでしょうか?

★通年議会 とは
現状年4回の定例議会が開かれ、急ぎの議案があるときに臨時会となるのですが、
会期を一年、1月~12月、または5月~4月ときめ
その間、定例の4回の議会を中心に、必要なときに改めて召集いなくてもいつでも本会議を開けるというものです。
緊急事態に備えることができるメリットがあり、
また、市長の専決処分を廃止、全てのことに議会の目が届くことになります。

しかし、災害時などの緊急事態にいつも議会の議論を先にやってというのでは困るなどの市長側の抵抗もあると、柏崎議会の弁。
でも、実施するべく、詰めた議論をしているそうです。

それは、市民目線に立ったとき、本当に必要なことだと思うから というのが理由でした。

★決算委員会のあり方では、時間がなくなり、互いの委員会の様子を紹介したのみでした。
柏崎市は、議長を除く全員が委員となり、
1部=一般会計
2部=特別会計
3部=公営企業会計
に分かれて議論をするとか
柏崎市は、水道事業も市が行っており、公営企業会計が幾つもあるようでした。

東村山市は、正副議長を除く議員の半分が委員となり
一般会計と4つの特別会計を4日間で議論をするというと
ビックリしていました。
また、この時間制限についても、驚かれてしまいました。

90分の議論でしたが、
お互いに遠慮なく、積極的に質問をし合い、答え合って、
とても勉強になった討論でした。

柏崎市は、全ての会派が議会運営委員会に参加し、
全会一致で議会運営に当たるそうです。
柏崎市議会の議会改革は、長年積み上げてきた改革です。
市民の代表として、議会が何をすべきか、どう変るべきかを絶えず考えた上で、改革がなされているということがよく分かった訪問交流でした。

私自身にとってはとても有意義な議論でした。
参加した当東村山市議会の皆さん、
柏崎市議会の皆さん 大変お疲れ様でした。

30日に、東村山市議会議会基本条例制定特別委員会が開催されます。

湯布院と黒川温泉に行って来ました

2012-10-25 18:41:57 | 日々
先週の土曜日から今週月曜日まで
親族12名で 九州へ年1回の旅行に行きました。

私の家族と妹たちの家族と、田舎の母や弟の息子の12人です。

大分の大学で勉強している甥がこの10月で二十歳を迎えたので
そのお祝いの会と、
実家の母が90歳になったので卒寿のお祝いを兼ねています。

別府の地獄めぐりをしたのですが
全く野趣溢れる風情がなく
ちょっとガッカリの感もあり、

でも、泥が吹き上がってくる鬼地獄(?)の
その円を描く美しさには感動しました。

由布院の宿に泊まり、翌朝、由布院に朝霧が立ち込め
宿から見下ろす町は雲に覆われたように真っ白
近くの狭霧高原と銘打つ展望台に
妹たち4人と車で向かい、
湯布院が霧に包まれた様子を見てきました。

霧の摩周湖よりすごい霧でした。

二日目は、由布院の金鱗湖などを観ながら
途中で昼食をとり、早めに宿へ
黒川温泉に宿泊
川沿いの散策路にはたくさんの観光客相手のお店が
狭い道に並び、風情のある町並みを作っていました。

多くの人が湯めぐりをしていましたが
私たちは、宿の中の湯めぐりで満足

三日目は、阿蘇の噴火口や草千里を観光
熊本空港から帰京

忙しい観光でしたが
一年に1回のこの旅行を
娘たちもぶうぶう言いながら付き合ってくれ
従兄弟とも一緒に遊べるので楽しみにしている様子
自分たちの写真が少ないことに
「私たちのファッションショーでもあったのに」
と、文句をつけられました
だったらそういってくれれば
ちゃんとファインダーを向けたのに・・・

東村山市職員又も不祥事 個人情報に違法にアクセスし閲覧

2012-10-19 13:41:46 | 東村山市の政治、議会
東村山市の職員(再任用)が、住民基本台帳システムで個人情報にアクセスし、4人の住民の個人情報を閲覧していたことがわかったと読売新聞が報じた。

憤りを感じる

記事によれば
この違法行為は、2月から7月にかけて行われ、
その情報に基づいて、特定された個人の自宅周辺をうろついていた。
この自宅周辺を探られた住民が、7月に、
「自分の住民票が誰かに見られているのでは」
と、職員の個人名を上げて市に聞いた。
市が職員に問いただし、ことが判明したというものである。

なぜ、何のために、そんなことをしたのか
解明したのだろうか?

記事には、市は職員を17日に戒告処分とし、当の職員は辞職したとある。

戒告処分? 辞書で引いてみた。
『戒(いまし)め言い渡すこと』 とある

「そんなことをしてはいけない」とでも言い渡すことであろうか
条例に拠れば、書面を交付することになっている。

市民感情に照らして、戒めを言い渡すことは
 温(ぬる)い としか言いようがない。

個人情報保護の規定は人権を守ることと同義である。
それを公務員たる職員が犯したのであるから、辞めさせるくらいの重さではないだろうか?

この間、職員の不祥事が多すぎる

今回のこの不祥事、今日まで全く知らなかった。
たまたま庁舎内を歩いていて、『記者会見場』 との張り紙を見つけ、
ある部長に「なんで?」 と聞き、読売新聞の記事を見せてもらった。
私は、その記事を見て初めて重大な事件が起きた事を知った。

7月には判明していた事件である。
9月議会は 10月3日まで行っていた。
なぜ、議会には知らせがなかったのであろう。

再任用職員といえども、市民の公僕として働いていることに変りはない。
職員は何をやっているんだ
住民の個人情報を勝手に盗み見ていいわけがないだろう
と、全ての職員が十羽一絡げに批判をされても言い訳ができない出来事である。

先の盗撮問題も含め、公務員の何たるかを あらためて教育しなおすことが求められている。

アメリカの基地は女性の人権より、国民の命より重要なのか

2012-10-18 12:11:19 | 平和
沖縄でまた 女性の人権が 米兵によって踏みにじられた

テレビや新聞など マスコミは
憤りを感じたかのような報道をしている。

かのような とは

その報道の後に、いつも
「いつまでも沖縄だけにこんな思いを押し付けていいのか」
とのコメントが付くからである。

それはつまり、
日本のほかの地域にもって行けばよいといっているのと同じである。

しかし、米軍基地はどこに持って行こうと
その地域が犯罪の被害者になることは同じである。

この事件や、これまでの米軍犯罪被害者の怒りを
本当に 自分たちのものと受け止め
真実を報道し、社会を写す公器としての自覚と誇りを持つなら
日本のマスコミ界は
挙げて、米軍基地の日本からの撤去
日米安保条約の廃棄
を主張すべきである。

しかし、原発問題でもそうであるが
日本の歴代政府と同様
どうも、アメリカと財界には腰が引けて物をいえないというところであろう。

女性に対する蔑視と
沖縄の人々に対する蔑視と
占領軍であるというおごりが
沖縄や米軍基地のある地域での犯罪がなくならない温床だ。

防衛大臣も、政府も 一応
米大使館に抗議をしたが
抗議でこうした犯罪がなくなるなら
これまでに なくなっていなければならない

国民の人権がこんなに踏みつけにされてもなお
米軍基地はもう出て行って といえない
安保条約は廃止しましょう といえない

歴代政府と、現政府は
やっぱり 国民の命よりも
アメリカとの関係を重視することを選択しているらしい

一番許せないのは
口先だけでけりをつけてきた米政府と
こうした状況を作り出している
日本の政府である。

山本周五郎作 おたふく物語 を観た

2012-10-16 12:47:33 | 日々
13日、日頃 応援している
前進座の おたふく物語を観てきた



山本周五郎原作のご存知の小説である。



この上演に当たって、9月22日に、主役を演じる
今村文美さんが当東村山市に来てくださり
親しく 懇談を持ってくださった。
写真の真ん中で着物姿の方が
今村文美さんである。

芝居は、大変感動した
江戸の後期、200年も続いた江戸幕府に
力をつけてきた薩摩や長州

ペリー襲来 など 異国の船が日本列島を脅かし、
開国を迫られる一方で
国や、人心が揺れ動く時代の出来事である。

内容は 人情物なので 大変感動した。

前進座は 歌舞伎が主だが
女優人も大勢いて、出雲阿国などが上演されている。
この おたふく物語 は今後も
上演され続けていくのだろう

全国を廻っての公演も多いと聞く
が、景気の影響はもろに受けるそうだ
今回の芝居を初め
私が普及に努める前進座は
芝居の料金を 大負けに負けてもらって
7000円のところを6000円で頒布した。

でも、今勉強している所得に低い方々、
生活保護世帯や 高齢の一人暮らしの方々のとっては
大変高額で、観にいきませんか と声を掛けるのさえ
失礼だと思ってしまう。
なんだか切ない思いもした観劇であった。

今週末までは、吉祥寺の前進座劇場で
来週の23~25日までは 浅草公会堂で上演される。

大勢の人に見てもらえればいいのにと思って帰ってきた。

暴力団排除条例の制定にあたり、個人情報保護に留意するよう付帯決議がつけられました

2012-10-05 13:18:52 | 東村山市の政治、議会
10月3日閉会となった東村山市議会で、暴力団排除条例が提案されました。
全国各地で制定に向かっているもので、有識者の間でも条例制定に賛否が分かれています。

日本共産党として、これにどう対処するか
つまり、賛成するか反対するか 大いに悩みました。

暴力団を排除するのは当然だとして、
そのことを理由に、一般市民のプライバシーが冒される危険性が考えられるからです。
しかし、市民感情を考えたときに、単純に『反対』と言って良いものかとも考えました。

結果として、生活文教委員会で、日本共産党の山崎議員が、以下の討論を行いその上で賛成しました。

日本共産党は、東村山市暴力団排除条例に賛成します。
市民の命や生活の安全を脅かし、麻薬などの違法取引などで青少年の心も蝕む暴力団の排除は、市民の命と安全を守る責任を持つ自治体として当然のことです。
しかし、本条例には、暴力団でもない、一般市民の人権侵害の危険を大きくはらんでいます。
こうした条例は、一人歩きし、全く関係のない近隣の住民のトラブルに利用され、謂れのない誹謗中傷に利用されない保障はありません。
従って、日本共産党は、条例の執行にあたり、こうしたことが起こらないよう、未然防止策を十分にとられるよう要求しておきます。
とりわけ、本条例は、多くが市役所の窓口での対応が対象となっています。
市民の人権を守る先頭に立つべき市役所が、その愚を犯さないよう、厳しく自らを律しなければなりません。
今後作成されるであろう規則やマニュアルに、それらをきちんと反映させるよう注文をつけて、賛成とします。

この条例は、生活文教委員会で、共産、自民、公明、変ろう議会の全会一致で原案可決となりました。

しかし、私は、やっぱり議会として何らかの歯止めを掛けることができないかを悩みました。

一方では、生活文教委員会に属さない会派が、
条例の修正案を提出したいので、一緒に提案できないかと声を掛けて下さいました。
しかし、日本共産党として注文をつけつつ、賛成をした立場から、道義上それはできないと考えました。
修正案が可決される見通しももてなかったため、より一層何かをしたほうが良いと考え、付帯決議をつけることを、自民党や公明党、変ろう議会などの賛成した会派代表に提案し、案文を変ろう議会の代表佐藤議員と相談して作成し、自民党や公明党の代表に渡すと共に、
修正案を準備している皆さんにも、これを考えていると渡しました。

3日、最終日午前9時から行われた代表者会議で、全体の議事日程と共に確認が行われた結果、
条例の修正案を提案している会派も共同で、決議の案文を最終調整しました。
自民党や公明党の皆さんも、提案者に名前は連ねることはできないが、賛成すると言っていただきましたので、
良くする会の島崎議員が提案説明を行い、全会一致で議決されました。

個人情報保護に十分配慮してほしいと言う議会の意思を明確にすることができてよかったと思っています。

本来は、生活文教委員会で、修正や付帯決議を提案すべきであったと、反省することしきりです。

今後は、この運用が同のようになっているか、人権侵害が起こっていないかを
議会としても厳重に注視しなければならないと考えます。

今日 9月議会最終日です。本会議が13時に始まりました

2012-10-03 16:06:28 | 東村山市の政治、議会
今日は、9月議会最終日です。

今 午後8時48分を廻ったところです。

朝、代表者会議を9時から行い、議事日程をすり合わせたが
我が会派としては議会の民主的運営に関る問題で納得をいかず
侃侃諤々と議論をした中で、一致できず

長時間掛かってしまいました。


市職員の不祥事は女性差別が根底にある

2012-10-02 16:27:52 | 東村山市の政治、議会
昨日 1日
東村山市長は、
男性保育士(係長)が、保育園の女性更衣室に、盗撮目的で小型カメラを設置し、東村山警察に逮捕された事に関し、
法を遵守すべき公務員として由々しき事態であり、市民に申し訳ない
と記者会見をした。

実際には、9月の26日にはわかっていたらしい。

最近、この手の犯罪が目に付く
テレビでは どこどこの役員が 携帯で女性のスカートの中を盗撮したとか
カメラを設置したことが発覚したら、それはその職場のものだったとか
警察官ですらこうした不祥事を起している。

冤罪があるかも知れないことはおいといて

これらのニュースに接するたびに
私は、腹が立って一人で悪態をつく、

日本の男女平等は、戦後の思想なので67年しか経っていないといえばそれまでだ。
が、今日まで、
女性差別撤廃条約の批准を含め、
職場におけるセクハラ問題などが取りざたされて久しく、
こうしたことに関する数々の研修も各職場ではされているだろうに
未だに 
日本の男性の女性蔑視の思想が変っていないことに
腹が立つ

女性が暴行された というニュースが出ると
昔は赤線があったから 良家の子女が襲われることはなかった
と言う男性が必ず居る。
馬鹿な著名と言われる女性の中にもいることはいるが、
そうした考え方そのものが、単に女性を慰み者としか考えていない証明である。
だから、従軍慰安婦の問題も起こったのである。

これまで、当市役所でも行われたであろう研修は、一体どんなものであったのかとも思う。

現代は、
テレビでは、バラエティ番組などでも、際どいものか否かは別として
女性を性の対象にするような内容のものが普通に流され、
面白おかしく、何の問題もないかのように放送され
子どもたちは、笑いながらそうした考えを刷り込まれる。
雑誌においても然りである。

こうした問題は、一個人の性癖の問題ではない
社会全体がそうした事態、つまり
女性の人権を守る、
一人ひとりの人権を守る
という風潮を作っていないことに問題がある
と、声を大にして言いたい。

「こんなことをして、一生を棒に振るのは馬鹿だね~」

と思っている職員が居ないことを祈るばかりである。
もし、そう思っている職員が居るとすれば
その職員の人権意識も疑わなければならない

市役所職員こそ人権意識をしっかり持ってもらいたい。
どんな人にも 敬意を持って接することが市役所職員の仕事であると言うことを
市役所職員の思想にしてもらいたい。

人権問題と女性差別についての研修がいつどのように行われるか注目する。