私が生まれる前からあった学童クラブ

2008-06-30 08:20:18 | Weblog
 今日も雨です  
アジサイの色がきれいです。
我が家にはアジサイが無いので、咲いている御宅の庭を拝見しながら、羨ましいな~と心でつぶやきながら通ります。
娘は、青がいいよね と言います。
私は ピンクと言うか紫と言うか がいいんじゃない
と言いつつ、青もいいか などと、どっちつかずの気持ちです。

 そんな雨の中、昨日は、明星大学で行われた
第20回三多摩学童保育フォーラムに出かけました。

 2010年からの国の70人を越える学童には補助金を出さない云々を受け
各自治体が、対応を迫られているからです。
参加してよかったです。

時間を間違えて、早く着きすぎ、昼食を取りにモノレールの多摩センター駅へ、
また時間を見間違えて、会場についてのが、丁度講演が始まったところ
資料の時間割を見れば、何で見間違えたのか、われながら全然理解できない…

 サテ、フォーラムです。
『学童保育の制度と現状を学ぶ』分科会に参加しました。

 国は、「子どもと家庭を応援する日本」重点戦略のもと、
向こう10年間で学童保育の利用児童を10倍にする方針を立てました。
その中で、学童クラブの設置ガイドラインとして
一人当りの床面積の目安などを決め、また利用者数の適正化も求めています。

 政府は、今後、小学校1年生で言えば、60%のお子さんが学童保育を利用することを目標にしているのです。
そして、自治体に対し、地域行動計画を策定し、目標の設定、学童保育の整備を進めるよう求めています。

それなら、わが東村山市で、保護者が第2、第3の学童クラブの設置を要求するのは、国の目標に沿った正当な要求です。
ところが、6月議会で、日本共産党が要求した第2、第3学童の建設については、腰が重たいばかりか70人対策が優先され、
「国の補助金を受けるのを止める覚悟で大規模化を進める」のか
「70人以下にするために、待機児を出す」のかが
議論の中心になっています。

これでは、10年後には小1で60%の子が学童に
という国の目標は何も議論されていない事になります。

 国にも大きな責任があります。
国が目標を決め、しかも大規模化の解消を言うなら
学童クラブ建設の推進に繋がる補助金制度を充実させなければなりません。
なのに、その方面の計画はいっさい明らかになっていません。
ただ、71人問題で補助金カットのみが強調されています。

 講師によれば、国が学童保育の充実を打ち出しているにも拘らず、
  昨年は 61000人増えた学童が
  今年は 42000人しか増えていない

これは、自治体が71人問題に対処するために、適正規模での分割・新設をせずに、
入所基準の厳格化で、入所を抑制したからだと言うのです。

この指摘は、我が東村山市にも当てはまります。
今年、学童クラブは、4月で約40人の待機児がでました。現在は80人を超えています。

わが子も、学童のお世話になりました。
今でも、当時の指導員さんたちにお会いすると
〇〇チャンは大きくなったでしょう~ と声を掛けてくださいます。
娘達も、「今でも野蒜を摘みに行ったりするのかね」と、当時を懐かしんでいます。

学童クラブはやっぱり増設させて、
子どもたちが安心できる放課後の居場所を確保し
働く保護者の子育てを応援することが
自治体の大きな役割であると改めて痛感しました。

西口のスポーツジム、東京ドームグループを指定管理者に指定

2008-06-26 17:47:20 | Weblog
 今日は雨です。
昨日 6月議会が終わりました。

 今議会では、西口関連議案が次々に提出されました。
 初日には地下駐輪場の契約変更(3千万円増額)議案、
 政策総務委員会には『公益施設の指定管理者の指定に関する条例』、
 最終日の25日には『公益施設の指定管理者を東京ドームに決める』議案です。

 25日最終日、時間制限付で東京ドームを指定管理者とする議案の審査を行いました。(共産党の時間は最終日全部で15分)

 東京ドームは、指定を受けるに付いて、下のような計算で指定管理料を要求しています。
    利用料金収入  5593万5千円
    自主事業収入  5524万3千円
    運営経費  1億5958万9千円
    差引指定管理料 4841万1千円

 私は、これらの計算の裏づけについて、東村山市自らが検算したのかと聞いてみましたが、再三の質問にも、
市政策室長は「東京ドームに寄れば」を繰返すのみ。
つまり、経費の算定も、利用者予測数の算定も、収入予定額の算定も、
全てが東村山市自らは検証することもなく、
丸投げで東京ドームと指定管理契約をするつもりのようです。

 私は、日本共産党として
この施設は、市が答弁したように再開発の床を買い支えするために購入したもの。
自ら運営ノウハウは無いと公言する施設を、10億円で買って、
民間企業に、その収入を含め運営を任せ、
予め想定する赤字分を市民の税金から負担し、
利益が出たら、行政と企業が折半する

このどこにも、切実な市民要望である第2第3学童の増設より、
子どもの医療費無料化の就学前までの所得制限の廃止より
優先すべき理由はなく、
毎年4841万円もの出費はムダ使いである」と反対しました。

議会での質疑にまともに答えることの出来ない議案に賛成する議員の良識と見識が問われます。

議員定数適正化(削減)調査特別委員会は何のためにある?

2008-06-24 10:58:49 | Weblog
6月議会で、タイトルの特別委員会がまた開催されました。
また・・・ というのは、議論の報告も定まらず、毎回同じ人が、同じを切り返さざるを得ず、ほとほと嫌気が差しているからです。

私も、この委員の一人です。
議論の中身は、東村山市HPの議会における委員会議事録をご覧下さい。
 東村山市  議会  会議録  委員会
と引いていけば分かります。
会議録は、昨年の9月議会からです。

昨年9月議会に設置されたこの特別委員会で
私は、一体どんな議論をするためにこの委員会が設置されたのか聞きました。
しかし、この質問に答える人はいません。
公明党の強硬な主張で設置されたのに、委員長職についている公明党の議員は、
これに答えず(委員長は議事を進めるのが仕事だから?)
「それは委員の意見で決めるべきだから」と言うのみ、
だからと言って、私や、2,3人の委員から
「行革で、議員自ら身を切らねばならないというのなら、住民の意志を反映する議員の数を減らすのではなく、議員の報酬を初め、特別加算、常任委員会の視察の廃止など、まず議会費の削減を議題にして、無駄を見直す議論をすべき」
「議会のあり方を議論すべき」
と、議論のテーマを提起したのに対し、
公明党の議員が、
「この委員会は定数適正化なので、その問題を話し合うべき」
との発言に終始
こうした、議論が繰り返されてきた。
  この件はぜひ議事録をお読みください

私の考えも、議事録には載っていますが、
議会という所は、優れて市民参加の形態だと思います。

 もちろん、代表制ですので、直接ではなく、
自分の選んだ議員を通して、
住民の暮らしが良くなるために、
納めた税金が市民のために使われているかをチェックする仕事をさせている。

 われわれ議員は、その市民の付託を真摯に受けとめ、
任された仕事をしっかりと行うわけです。

優れて市民参加と言うのはもう一つあります。
 それは、25歳以上の有権者なら
誰でも立候補でき、市民に選ばれて議員になることが出来るということです。

お金も無いのに議員の数が多い、
行革なんだから、議員も身を切れ、
と言って議員の定数を減らせば、この市民参加の機会は限りなく奪われます。

どこの会派に所属していなくても、立候補して当選できる
その条件を確保してこそ、住民の意志の十分反映した議会になれるのではないでしょうか

私が参加したある研究会の講義で、全国市議会議長会の調査部長をしておられた方が
「議員の数は多ければ多いほど、住民の多様な声が反映できる」とおっしゃり、
だからと言って限界はあり、ただお金が無いから限りなく減らせというのは乱暴。そもそも人数が少なければカンカンガクガクの議論が出来ない、と言う趣旨の講義をしてくださいました。

こうした議論を行うのでもなく、1減らすか、2減らすかだけの議論を行うのであれば
調査特別委員会を設置した意味はないと思うのです。

国民健康保険税、最高限度額7万円の引き上げ

2008-06-22 13:02:31 | Weblog
 6月10日、第2回定例議会が始まりました。
 初日には市長の所信表明、今議会に提案された7議案の提案説明、3つの専決処分事項の報告が行われました。

       *『専決処分』とは
        本来議会の議決を要する案件を、議会を開く時間が無いとき、
        市長がその考えで決定し実施する。その後直近の議会に報告し
        承認を受ける。     

 専決処分『国保税の条例改正(報告2号)』は、国保税最高税率値上げで、
市民に耐え難い負担増となります。

 国民健康保険税は、
後期高齢者医療制度への国保からの負担分が導入され、
最高税率を上げることでこれを捻出するものです。

具体的には次のとおり最高税率を負担する世帯は七万円の増税となります。
 医療分最高税率 
   53万円を47万円に-6万円
 介護納付金分
   8万円を9万円に  +1万円
 後期高齢者支援金分
  12万円      +12万円

         差し引き 7万円の増税です


 これは、昨今の諸物価の値上げ、商品の売れ行きの低下に悩む
国保加入者にとっては、生活に大きく響きます。
到底許されるものではありません。

後期高齢者医療制度は、これを持ってしても廃止以外にありません。

 市が送った保険料の納付書には
長寿医療保険 と書いてあったそうです。

後期高齢者医療保険では、評判が悪いと
福田首相が新たに命名したものですが
長生きを喜べないのが後期高齢者医療保険で、
何をどう言い繕おうとも、
75歳以上の方々を後期高齢者として、
医療に差別を持ち込んだことに変わりはなく、
与党の見直し案も、お年寄りの危難を救う方法ではないことが、
すでにハッキリしています。
廃止する以外に、国民を幸せにする道はありません。

 6月30日、月曜日の夜 6時半から
 市民センターで
 後期高齢者医療制度の廃止を求める集会とデモが行われます。

市内の労働組合や、高齢者団体、女性団体、日本共産党などが共同で
実行委員会を作って行う集会です。

ご一緒に参加しましょう

今日は雨です

2008-06-22 12:21:30 | Weblog
今日は雨です
近所に 彫刻家の方が住んでいます。
その家のアトリエの裏
我家に面して、をさした可愛い女の子の像が置かれています。
雨が降っている今日は
とりわけそうに
今にも、おでかけしそうです。