思い立って 秋の七草を探しに 小平市にある東京都薬用植物園へ行きました。
秋の七草 について 歌があったな~ とうろ覚えに思い出したので
インターネットで調べてみたら
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」
山上憶良が詠んだとされ、秋の七草を指定した? 由来ともいわれています。
二つ目の歌をかなで書くと
はぎのはな すすき くずばな なでしこのはな おみなえし ふじばかま ききょうのはな
となります。
萩は 知らない人はいない秋の花です。
でも、萩と名の付くものにもたくさんの種類があります。
私が知っているだけでも
ミソハギ ヌスビトハギ コマツナギ 等々
しかし、これらはいずれも草のようである。
因みに ミソハギは わが故郷のお盆に仏様用の箸や楊枝に使う。
精霊花 と祖母が言っていたのを思い出した。
その謂れを知らなかったが、今回調べたら
「漢字で「禊萩(ミソギハギ)」と表記するが、
お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置される。これは、お盆で供養する餓鬼は、のどが狭くごはんが食べられないことから、水とのどの渇きを抑える作用のあるミソハギを添えておくためである。」
とあった。
我が先祖を 餓鬼 とは言いたくないが、そういうことらしい。
ススキは植物園ではまだ咲いておらず 車山で見つけたのを入れています。
葛は 荒れ地などでよく見られますが、草刈りの対象になるので花がななか身近で見られません。
高速道路ののり面などでよく見かけます。
写真は薬用植物園です。
葛は 葛湯の原料でもあるのですが、今は奈良県が主要産地です。
また 葛根湯 も葛が原料です!
撫子は カワラナデシコ
撫子 って意外と身近にない。
自然の多いところに行くとみられる。
女郎花は 意外と身近に見られる。
女郎花 と書くようになったのは平安時代だとか。
それまでは 女郎飯 と言っていたらしい。粟めつぶのようだからだとか。花を観れば納得。
米は 男飯 といっていたことに倣った?
また、おみな はおんな えし は古語の『へし』で美女を圧倒する美しさから名付けられたそうだ。
花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることから、この名前になったらしい。
藤袴は 絶滅危惧種 に指定され なかなか本物にお目に掛かれません。
写真は 植物園で園芸種と説明書きがされていました。
野原でも 似たような植物にお目に掛かることが有りますが 違う植物のようです。
私は アサガオは ききょう だと以前に学んでいました。
いまは ムクゲ ヒルガオ という説もあるようです。
しかし、牧野富太郎博士は 『植物一日一題』で このアサガオをムクゲとする説には反対だと名言している。
曰く ムクゲは中国から渡来したもので 七草にするにはふさわしくないというのである。
もちろん ヒルガオ 説にも反対を表明しておられる。
従って 私も アサガオ=桔梗 だと信じる所以である。
現在のアサガオは もともと中国から遣唐使が薬用として持ち帰ったそうです。
彼岸花もさいて 秋の風情が楽しめる季節になりました。
秋の七草 について 歌があったな~ とうろ覚えに思い出したので
インターネットで調べてみたら
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花」
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」
山上憶良が詠んだとされ、秋の七草を指定した? 由来ともいわれています。
二つ目の歌をかなで書くと
はぎのはな すすき くずばな なでしこのはな おみなえし ふじばかま ききょうのはな
となります。
萩は 知らない人はいない秋の花です。
でも、萩と名の付くものにもたくさんの種類があります。
私が知っているだけでも
ミソハギ ヌスビトハギ コマツナギ 等々
しかし、これらはいずれも草のようである。
因みに ミソハギは わが故郷のお盆に仏様用の箸や楊枝に使う。
精霊花 と祖母が言っていたのを思い出した。
その謂れを知らなかったが、今回調べたら
「漢字で「禊萩(ミソギハギ)」と表記するが、
お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置される。これは、お盆で供養する餓鬼は、のどが狭くごはんが食べられないことから、水とのどの渇きを抑える作用のあるミソハギを添えておくためである。」
とあった。
我が先祖を 餓鬼 とは言いたくないが、そういうことらしい。
ススキは植物園ではまだ咲いておらず 車山で見つけたのを入れています。
葛は 荒れ地などでよく見られますが、草刈りの対象になるので花がななか身近で見られません。
高速道路ののり面などでよく見かけます。
写真は薬用植物園です。
葛は 葛湯の原料でもあるのですが、今は奈良県が主要産地です。
また 葛根湯 も葛が原料です!
撫子は カワラナデシコ
撫子 って意外と身近にない。
自然の多いところに行くとみられる。
女郎花は 意外と身近に見られる。
女郎花 と書くようになったのは平安時代だとか。
それまでは 女郎飯 と言っていたらしい。粟めつぶのようだからだとか。花を観れば納得。
米は 男飯 といっていたことに倣った?
また、おみな はおんな えし は古語の『へし』で美女を圧倒する美しさから名付けられたそうだ。
花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることから、この名前になったらしい。
藤袴は 絶滅危惧種 に指定され なかなか本物にお目に掛かれません。
写真は 植物園で園芸種と説明書きがされていました。
野原でも 似たような植物にお目に掛かることが有りますが 違う植物のようです。
私は アサガオは ききょう だと以前に学んでいました。
いまは ムクゲ ヒルガオ という説もあるようです。
しかし、牧野富太郎博士は 『植物一日一題』で このアサガオをムクゲとする説には反対だと名言している。
曰く ムクゲは中国から渡来したもので 七草にするにはふさわしくないというのである。
もちろん ヒルガオ 説にも反対を表明しておられる。
従って 私も アサガオ=桔梗 だと信じる所以である。
現在のアサガオは もともと中国から遣唐使が薬用として持ち帰ったそうです。
彼岸花もさいて 秋の風情が楽しめる季節になりました。