臨時議会招集 またまた市民負担が増えていました

明日は臨時議会です。

議案は１本

防災対策として、
今の何を言っているか分からないことが多い『防災無線』を
デジタル化し、
聞き取りやすくすると同時に
災害対策本部と避難所の双方向通信が出来る施設にするための
契約案件が議案です。

１億円を超える契約は議会の同意が必要であること
また、この事業自体が２０１１(Ｈ２３)　年度の持ちこしに事業であり、
着手が急がれることから
臨時議会の招集となったようです。

議会に掛ける前に実施された『報告』が増税

議案１件の他に『報告』案件が１件あります。

報告とは、
法律で実施日が決まっている事を
議会で議決を諮る時間が無い場合、市長の権限で先行実施する
『専決処分』　という制度がありますが
この専決された事項について、直近の議会で報告し承認を受ける案件のことです。

今回の『報告』は
市税条例の改正　です。

開会中の国会で３月に議論され、
法律成立が３月３０日(３月議会が終わっていました）
施行日が４月１日であったために先行実施されています。

報告の内容は
土地に掛る固定資産税の課税標準額を
地価の高騰が常態的であった時代に実施していた
負担を軽減制度を

宅地と市街化区域農地については
２０１２（Ｈ２４）と２０１３（Ｈ２５）の経過措置後
廃止すると言うものです。

これが廃止されれば
これまで軽減措置が適用されていた宅地や農地は間違いなく増税になります。
国が法律で決めたとはいえ
市民にとっては増税です。

経過措置の今年度から影響が出てきます。

今、納税通知を発送している最中ですが
ご自分の通知書を昨年度のものと比較してみて下さい。

何もかも値上げの感がある今年度です。
市民生活が金銭的に一層厳しくなることは必定です。
反対したからと言って
実施した物をやめさせるわけにはいきませんが
それでも、承認しては、住民の負担増を黙って見過ごすことになりますので
承認するわけにはいかないな～と思っています。