市内の高齢者世帯へ、今まで医療費の窓口負担が1割であったものが3割になるという通知が来ました。
奥さんが75歳になり、後期高齢者医療保険の対象となり、
夫婦の所得を合算すると所得基準を超えるので、医療費の窓口負担が3割になる。
というものだそうです。
通知を受け取ったご主人は、これを不服として、通知を送った市役所の窓口に説明を求めたが、納得のいく説明が得られなかった。
さらに広域連合に対して不服申請を行ったが、条例で定めていることなのでということしか説明されなかったのである。
私は、この方のくださった怒りのメモを見て
後期高齢者医療制度のひどさを改めて実感した。
ご主人は80歳で、後期高齢者医療制度が始まった時に、無理やり奥さんと別の医療保険に加入させられ、その際、保険料は個人の所得で決定されたのである。
それなのに、こんど奥さんも後期高齢者医療保険の対象になったので、
今度は ≪同一世帯≫として所得を合算し、所得が増えたから窓口負担も、それぞれ3割になるという。
夫婦の所得は年金しかない、
ご主人の所得は基準に照らして1割負担の範囲であり、
奥さんの所得もさらに低いので個々の所得を見れば1割負担である。
なのに、役所の都合で合算し、所得が増えたと認定するのである。
極めて不合理であり、とうてい納得することができないのは当然である。
法律で決まったとはいえ、法律そのものが間違っていると改めて認識した。
このご主人は、告発文の中で
「1割負担になるには離婚しろということか」と怒りを込めて書いておられました。
全く、人権意識のない法律であり、条例である。
年をとって、年金でつつましく暮らしておられるご夫婦を
こんなに追い詰める医療制度は、やっぱり廃止する以外にない。
民主党は、公約で廃止と言ったのであるから、まずこれを廃止すべきである。
社会保障改革などと言って、結局福祉を削る方向に行こうとしているが、
自民党政権と何が変わったのだと聞きたいものである。
奥さんが75歳になり、後期高齢者医療保険の対象となり、
夫婦の所得を合算すると所得基準を超えるので、医療費の窓口負担が3割になる。
というものだそうです。
通知を受け取ったご主人は、これを不服として、通知を送った市役所の窓口に説明を求めたが、納得のいく説明が得られなかった。
さらに広域連合に対して不服申請を行ったが、条例で定めていることなのでということしか説明されなかったのである。
私は、この方のくださった怒りのメモを見て
後期高齢者医療制度のひどさを改めて実感した。
ご主人は80歳で、後期高齢者医療制度が始まった時に、無理やり奥さんと別の医療保険に加入させられ、その際、保険料は個人の所得で決定されたのである。
それなのに、こんど奥さんも後期高齢者医療保険の対象になったので、
今度は ≪同一世帯≫として所得を合算し、所得が増えたから窓口負担も、それぞれ3割になるという。
夫婦の所得は年金しかない、
ご主人の所得は基準に照らして1割負担の範囲であり、
奥さんの所得もさらに低いので個々の所得を見れば1割負担である。
なのに、役所の都合で合算し、所得が増えたと認定するのである。
極めて不合理であり、とうてい納得することができないのは当然である。
法律で決まったとはいえ、法律そのものが間違っていると改めて認識した。
このご主人は、告発文の中で
「1割負担になるには離婚しろということか」と怒りを込めて書いておられました。
全く、人権意識のない法律であり、条例である。
年をとって、年金でつつましく暮らしておられるご夫婦を
こんなに追い詰める医療制度は、やっぱり廃止する以外にない。
民主党は、公約で廃止と言ったのであるから、まずこれを廃止すべきである。
社会保障改革などと言って、結局福祉を削る方向に行こうとしているが、
自民党政権と何が変わったのだと聞きたいものである。