西口解体除却工事に孫請け

2006-12-26 15:40:13 | Weblog
12月議会の一般質問で、ある情報に基づいて
「東村山駅西口再開発地域の解体除却工事で、下請け、孫請けが入ると聞くが問題ないのか」
と質問しました。

担当部長は下請けが入ることは認めたものの孫請けについては
「聞いていません」と答えていました。

ところが、開発区域の工事予定表などと共に掲示されている工事の組織図を見ると、たくさんの下請け業者が介在していることが分かりました。
アスベスト業者だけでも「アクア都市開発株式会社 レベル1」「池田工業 レベル3含む」の2業者。それ以外にも、解体物の搬出も含め15もの事業者が介在することになっています。

つまり、組織図は
 増田コーポレーション
    ↓
   エコワス
    ↓  \
   アクア 池田工業 解体工数社 運搬数社 アスベストなど受け入れ処分地などと、下請けのエコワスがあらゆる工事の専門業者を使うことになっているのです。
コレなら、解体専門業者に発注した方が効率的だったのではと思えるし、
また、予定価格の80%を最低価格にした意味も分かるようなきがします。
これって やっぱり 変じゃないですか? 

住民投票条例否決への流れ

2006-12-23 02:13:30 | Weblog
今日は住民投票がどのように否決されたか
その議会における舞台裏をお知らせします。
長いけど

私は、12月20日、午前8時30分頃に市役所に付きました。
市民のみなさんが、傍聴券を求めてすでに大勢並んでいました。
          遅くなってゴメン

議長室、議長応接室がどういう意味かドアが開閉しないように封印してありました。初めてのことです。つまり、中から鍵が掛けてあったのです。
9時15分から会派代表者会議の予定だったが、開催されず。10時近くなってやっと開催。(このとき修正動議については一切報告なし)

その後議会運営委員会を開き、通常通り、本会議の時間制限について図られるなど打ち合わせて、本会議へ

本会議開会して、まず政策総務委員会の委員長報告。議案の委員会結論を粛々と進め、議案第100号住民投票条例についての報告へ
政策委員長はコレも、議論のポイント(?)、討論のポイント(?)を説明し、
政策総務委員会に所属していない佐藤議員(希望の空)が、質疑の内容について質問。

そのあと、議長が「他に・・・」といったとたん、市民自治の会の島崎議員が
「議長動議」と声を発した。

本来動議は、本人以外に2人の賛成が無ければ成立しないのに、どこからも声は出ず
しかし、その時はどういう風の吹き回しか、議長が「議長には聞こえた」といって島崎議員が、「住民投票条例の修正案を提出する」(正確ではないが)旨発言。
それでも、どこからも賛同の声は出ず。
議長が、ある会派を促して、やっと「賛成」の声、

その後、「議員が勉強していない」と議長が議会運営委員会開催を要求

私もメンバーである議会運営委員会では、初めは
『動議は成立していない』というのが大勢であった。
ところが島崎議員が、議会運営委員会にねじ込み、議長、副議長、議会運営委員長、同副委員長と別室で話し合った結果、
『動議は成立した』ことに

議長が、「本会議を再開して、動議を改めてやり直して休憩に入る」旨宣言。

私は、訳が分からず
「何で、休憩前に100号議案の決着を付けないのか」聞いたが不明。

それでも、12時をはるかに超した時点で、それでもドタバタと茶番を演じて、動議を成立させた(今思えば、本当に茶番だったのである)

昼の休憩を挟んで、議会運営委員会が三度目開かれた。
そして、あらかじめ、修正案を含む100号議案の時間配分を各会派いずれも6分と決めた。
私はその時点で初めて、コレは仕組まれたことなのだということに気が付いたのである。

今までの議会では、わが日本共産党が動議を提出するには、あらかじめ議長に届け、代表者会議にはかり、手順を十分に打ち合わせて初めて成立させられ、しかし、大方議事日程には賛成少数でのせられなかったが、
今回は、修正動議は、直前まで日本共産党には知らされなかった。議長は知っていた(あるいは与党会派も)
ま、それはいい、動議は本来自由に出せてしかるべきであるから・・・

なんと、島崎議員と草の根の「住民投票条例」の修正を議事日程にのせる動議が、自民党も、公明党も賛成して成立したのである。(  天地がひっくり返るような驚きであった。今後の議会運営に期待したい物である)

市民17291人が、現計画のままか、立ち止まるのかを 問うと署名をした本質を、議会が勝手に変えて
『推進かストップか』に投票の中身を替えようという提案である。
自分で、見直しは今更出来ないと散々発言しておきながらである。

日本共産党は、市民と相談もしないで、本質を勝手に変えることは出来ないから反対した。当然である。住民投票条例案は署名用紙にコレでいくよと市民に示して賛同を得たからである。

修正案が提案され、質疑もほとんど行われずに賛否が明らかにされ、
結果、島崎議員が、反対に回り、12対12となって、

市長、再開発推進派には メデタク 住民投票は否決となったのである。

私は、この2006年12月議会を決して忘れないと思う。
住民が税金の使い方の是非をめぐって、せめて、『市民と共に見直しのテーブルについて欲しい』と願った、初めての取り組みを、
法定数の7倍もの声があった市民の願いを踏みにじった議会を、胡散臭さが漂う議会を

22日、本当にご苦労様でしたの心からのお礼を伝えて署名代表請求人の解任が行われた。
しかし、今後も再開発がどのように進むのか、談合は本当にないのか、みんなで監視をし、税金の正しい使い方を求めようと語られた。

署名に取り組んだ受任者の皆さん、
署名をして下さった皆さん
本当にお疲れ様でした。  
今後も、出来ることを市民が主人公を合言葉にご一緒に取り組みましょう。

新たな決意を込めて・・・

やはり市民の運動が議会を動かしました

2006-12-21 17:24:07 | Weblog
昨日は、出来るだけ冷静に記事を書いたつもりです。
今日は、よ~く考えたら、やっぱり市民が議会を動かしたのだな~
と思ったのでそれと、私の思いを書きます。

市民が求めた住民投票は、12対12の可否同数で、議長裁定により否決され、実現できませんでしたが、
可否同数まで追い込んだのは、ほかならぬ市民と、議会では共に取り組んだ私たち日本共産党市議団、希望の空の共同の運動の成果だと改めて思いました。

私は、この4年間、ほとんどこの西口再開発問題で、税金の無駄遣いを議会で質してきました。その意味で、自民党などが「一部の政党はよくチラシを作っていたではないか」と言うのは正しく、褒めていただいたと思っています。
しかし、同時に市民の怒りに拍車をかけたのは、自らの暮らしにかかる増税・公共料金の負担増と、再開発への税金の流れがイコールだと実感したコトでした。

秋津町から、富士見町まで署名に駆けつけたご夫婦は
「公民館の使用料も上がって、みんな有料でしょ!
 なのに、なんで開発にはこんなに税金入れるの?」と怒っていましたし、

年金暮らしの高齢者も
「今まで、開発には関心なかったんだよ・・・。でも、今年の市民税はあまりにも高すぎる。こんなに上がって大変なのにそれが開発につぎ込まれるなんてとんでもないよ!!」と署名をされたのです。

お金が無い、財政厳しい、将来が大変 と市民を脅し、
次々に福祉を切り捨て、教育費も削り、5400円しかなかった修学旅行の補助金を400円削る必要があると説明し、市民に我慢を押し付けながら、
もう一方では、
「借金まだまだ大丈夫!」
「財政は破綻しません!」
という二枚舌に市民の怒りが爆発したのです。

署名の最中に、収入役が「共産党がやっているからね~」と署名数をバカにした発言があったり、「共産党に利用されている」などの悪口を振りまき運動を押さえつける動きがあちこちでありました。
これらの企みをした人々は、市民の暮らしに根付いた怒り、税金の住民の暮らし優先への希望の大きさ、民主主義実現への思いの大きさに気づこうともしませんでした。
だから、署名が法定数の7倍もの数になったとき、驚いて、敬意を表するといわざるを得なかったのです。

今度の条例の審議で、
市も、自民党も、公明党も、島崎氏も全く同じ言葉で、市民を攻撃しました。
曰く「市の権限が及ばない」
曰く「いまさら見直しは不可能」
曰く「駅広とビルはセット」
曰く「対案が無い」等々です。
しかも、これらの議員たちは「誰が主権者であるか」ということも一切省みずに、コレに言及することも無く、審議を進めました。

市の権限が及ばない事業に、少なくとも市民の税金48億円を投入するのが本当に正しいことなのか。

今更見直しというが、まだ見直しが大丈夫だった時には、市長は「見直しません」と言っていた。それを反対した議員たちは知っていたではありませんか。

たとえ駅広とビルがセットでも、100mにする必要はない。なぜなら、初めの計画は低いビルであった。誰のための100mか、三菱地所が設けるためであること、再開発の仕組みを本当に知っているものなら自明の理。

対案は、市民と共に額を寄せ合って生み出すことを市民は提案したのであって、それを無責任と言って切り捨てることが民主主義でないことは明らか。

こうした中で、簡単に否決されると考えられていた住民投票条例が
可否同数まで肉薄したのは、再開発は推進の民主も賛成せざるを得なかったからで、市民の道理有る取り組みの大きな成果であると改めて思ったところです。

今後も、税金の使い方に一層目を光らせ、市民と共にそれを正すよう、
文字通り住民主権、市民お暮らし優先の使い方となるよう、
ガンバラナクッチャ

東村山駅西口再開発の住民投票否決されました

2006-12-20 21:26:04 | Weblog
2万人近い市民が署名して要求した
再開発の見直しか推進かを問う『住民投票条例』案が
自民党(議長除く6)、公明党(5)、市民自治の会(1)の反対で否決されました。

共産党(5)、希望の空(1)、生活ネット(1)、民主(3)、草の根(2)は賛成しました。

今日(20日)の12月議会最終日、議会には朝早くから傍聴を求めて大勢の市民が駆けつけました。
本会五条の傍聴席には入りきれず、第2、第3会場もあわせて166人が傍聴しました。

議案第100号『東村山駅西口再開発事業を現計画のまま行うことについて市民の賛否を問う住民投票条例』について、
政策総務委員会においては否決であったとの報告後、島崎、矢野、朝木の3議員から、修正案が提出されました。提案説明、質疑の後、市民が提出した条例案本案、修正案2種類のそれぞれについて態度を明らかにする討論が行われました。


まず、島崎議員が
「本案に反対」と発言。
「市民の提出している案は、大きな瑕疵がある。見直しはありえないということが答弁でハッキリしている」
と、市長の条例案に対する反対意見ソックリに住民を批判し、反対の討論を行いました。

日本共産党の田中議員は
「市長、市議会は多くの市民の(署名にこめられた)思いに心を寄せるべきであり、十分に見直して、税金の投入を抑えるべき」と、住民案に全面的に賛成の討論を行いました。

希望の空の佐藤議員は
「住民は、この計画でいいかどうかを“住民に聞いて欲しい”と言っているのであって、その住民の声にナゼ答えないのか」と賛成の討論。

生活ネットの桑原議員も、
「署名数有権者の15%は大きな意志」と様々な理由を付けて、市民の意志を切り捨てるべきではないと、賛成討論。

民主クラブの木内議員は
「再開発は是とする立場だが、住民投票そのものは否定できない」と賛成

草の根市民クラブ・矢野議員も
「住民投票は直接民主主義の制度で最優先すべき」と賛成討論を行いました。

討論の後の採決では
賛成12、反対12の可否同数。議長が反対で、否決となったのです

私は、今儀会を通じ、この問題ほど議会の、住民主権、住民が主人公と言うことを明らかにした物はないという感を強くしました。
日ごろ、市民参加、市民参加と、その推進者のような顔をして発言していた議員が、住民がその参加を求めて、自らの法定署名を付けて、要求した参加の条例に、反対する。しかも、住民投票そのものは民主主義を保管する物だと言いつつ・・・

住民主権、住民が主人公、住民参加は、様々な政策決定の重要な基本であり、その住民の総意を汲んで、市長(行政)が政策決定を行うべきものではないでしょうか。
この議会は、多数で、これに否という回答を、場合によっては住民の意志は聞かなくてもよいという回答を出したといえるのではないだろうか。

市政始まって以来の住民の意志を直接聞く『住民投票』
葬り去られて、痛恨の極みであり、
ある、女性が「福田さん 本当に悔しいね~」と抱きついてきた
その気持ちが痛いほど分かる日であった。

住民投票条例 自民、公明が否決

2006-12-18 10:59:52 | Weblog
約2万人の市民が要求した
東村山駅西口再開発の現計画の是非を問う『住民投票条例』案。
15日の政策総務委員会で自民公明の反対で否決されました。
政策総務委員会のメンバーは
 自民党(2) 高橋議員、鈴木議員      反対
 公明党(2) 山川議員(委員長)、木村議員  反対
 共産党(1) 田中議員           賛成
 草の根(1) 矢野議員           賛成  の6人。

自民、公明は、署名数17291の取り組みには敬意を表すると言ったものの、しかし権利変換の認可も終わったので今更遅いからと、住民投票を行う事に反対。そして、都市計画審議会で、コレが審議された後、一部の政党(共産党)がビラをまいていたのに、何でその時に住民投票を求めなかったんだと、日本共産党東村山市議団に対して、的外れの批判。
この批判の根底には、今度の住民運動が、共産党が市民の名を騙って行ったものとする的外れの憶測、的外れの反共攻撃があります。
日本共産党東村山市議団にすれば、住民運動を共に取り組んだものとして誇りにこそなる攻撃ですが・・・。

今更遅いという時期の問題についての責任は、偏に市長にあることは明らかです。
なぜなら、一昨年からの住民説明会で、市民は再開発にお金かけすぎる、地下駐輪場はいらない、金食い虫の公益施設はいらないと主張していました。そして、見直しを求めていたからです。
ところが、市長は「法律に基づいて手続きを進めてきたのだから、どんな反対があっても実施する」と高言し、市民の声に耳を貸さず、今日まで、言うところの『今更遅い』状態に持ってきたのですから。

誤りを正すのに遅い事はない
と私たち大人は、子どもに教えるではありませんか
勇気を持って誤りをただし、将来の税負担や、財政破綻から市を守ってこそ、子どもたちに大人の勇気を示す事ではないでしょうか。

住民投票を実施することは、そうした大人の責任を果たす事です。

20日、本会議では、すべての市議会各階派の態度、民主主義への考えが明らかとなります。
ぜひ、ぜひ、ぜひ、ぜひ 傍聴してください。

教育基本法が変えられました

2006-12-17 22:29:21 | Weblog
教育基本法が改悪されました。
やらせ質問、愛国心の押し付け、いろいろ問題があるけれど
一番の問題は、
「教育に国家が不当に介入してはならない」ということを不当に変えて
「教育行政に不当に介入してはならない」と、国の行う教育に、保護者や市民が文句を付けるのは不当であると変えたこと。
また、
「教育は直接国民に責任を負って行われる」を
「法律の定めによって教育を行う」に変えたことです。

いずれも、軍国主義に国民を巻き込む支柱として、戦前の教育がその役割を大きく果たしたことの反省の上に立って掲げられた条文です。
コレによって、子どもたちに、国を守るために戦争をするべき、という教育が行われた時に、コレは問題だと、教育委員会にクレームをつけたら、非国民と言われるような時代が改めて到来するそんなうそ寒い心持がいたします。

教育基本法の後には、憲法9条の改悪を最終目的とする
憲法改悪がやってきます。

命を 生み出す母親として、女性として、この改悪だけは
人の命をないがしろにして始めて評価される、戦争をする国に変えることだけは、女性の名において、母の名において、やめさせましょう。

心から呼びかけます。

除却工事についての質問への回答が届きました

2006-12-13 11:31:08 | Weblog

東村山駅西口再開発の除却解体工事の入開札について、質問書を11月14日に送ったところ、12月5日夜遅くに回答が届きました。あわせて報告します。
長くてすみません

 『東村山駅西口地区第一種市街地再開発事業に伴う建築物等解体除却工事』の入札経過についての質問書 と回答

 2006年11月2日行われた上記工事の入札結果を東村山市のホームページで拝見しました。税金を納めている市民の一人としての以下の疑問を持ちました。ご回答をいただきたく、不躾ではございますが書面をもってお願いするものです。どうぞよろしくお願いいたします。

1、上記工事の積算価格について
①積算はいつ、誰が、どのように行い、予定価格はどの時点で決められたか。

 回答 積算は組合事務局の担当者が行った。指名登録願いを出した解体専門 
     
業者5社から取った見積もりを前提に(コレって問題じゃない?)補正を加え積
     算した。
     予定価格は、開札の30分前までに決定した。

②なぜ、予定価格が公表されなかったのでしょうか。

 回答 工事請負規定で予定価格の公表せず、30分前までに決定し・・・となってい
     る。公正な入札が行われた証として、開札後に公表した。
       (コレのドコが公正の証になるの?)

2、最低制限価格について
①なぜ、最低制限価格が設定されたのでしょうか。それは幾らで、積算根拠はどこにあるのでしょうか。

 回答 工事請負規定で開札の30分前に決定した。
     最低制限価格は1億2592万円
     これは予定価格1億5740万2586円の80%に当たる。
     (下から2位で入札した業者は75.6%。見積もりを調査して決定す十分な根拠では?)

②最低制限価格の設定は誰が、いつの時点で行ったのでしょうか。

 回答 理事長、副理事長、事務局長の合議で、開札当日の開札30分前に決定。
    (これって公正さの証明にはならないなぜなら事前に決めておかなかった証明も出来)

3、入札参加事業者について
①事業者の選定は、いつ、誰が、どんな根拠で、行ったのでしょうか。

 回答 H18年9月28日の理事会で市内業者5社
         10月12日の理事会で市外10社を候補とし、(その後)5社に決定。
     東京都及び東村山市入札参加資格者名簿への登録を基本とした。                     
                                          (このタイムラグが曲者)

②なぜ、初めは市内事業者5社だったのでしょうか。

 回答 周辺住民との関係から、地域の実情を十分理解した業者が望ましいと考え
     た。             (この理由は理由にならない)

③市外事業者の追加指名を行ったのはなぜでしょうか。

 回答 市内業者への現場説明の後、市が東京都より指導され、組合に指導。急遽
     市外業者を選定。 

④市外事業者は何を根拠に幾つ選定したのでしょうか。追加指名を各事業者に通
 知したのはいつでしょうか。

 回答 候補業者10社。参加意向確認7社中、上位5社指名。
     5社には、10月18日に追加指定の通知をした。

⑤工事仕様書等はどこで、どの様に供され、どの事業者がいつ閲覧に来たのでしょ
 うか。若しくは、工事仕様書は各事業者に販売されたのでしょうか。

 回答 市内業者5社は 10月5日、個別に現場説明し工事仕様書配布。
     追加業者は 10月19日に 個別に現場説明し工事仕様書を配布。

⑥失格があること、その要件について、事業者にいつ、どの様に、通知したのでしょ
 うか。
 回答 最低制限価格有の通知は、H18年10月31日にFAXで通知。

4、入札結果について  
①なぜ、最低価格で入札した事業者が落札者とならず、失格となかったのでしょう
 か。

 回答 最低制限価格未満の入札者を失格とした。

②なぜ、落札事業者と最低価格の事業者との差が2350万円もあるのでしょうか。  

 回答 組合としては理由は不明。 
     (って言うか、この理由を追求してこそ高値安定、または安かろう悪かろうを無くし、談合をなく
       す取り組みになるのでは
)

③失格となった2事業者の積算根拠について調査は行われなかったのでしょうか。  

 回答 調査はしなかった。

④上記調査がされなかったとすればそれはなぜでしょうか。

 回答 工事請負規定により決定したので、調査しなかった。

⑤入札参加の全事業者より、積算の根拠となる見積書の提出を受けているのでしょ
 うか。

 回答 入札時に内訳書の提出をしてもらっている。 (だったらなお更調査すべきでしょ)
  
⑥入開札に立ち会った方々の役職とお名前を明らかにしていただきたく存じます。

 回答 回答はありませんでした。

以上、多岐にわたりますが、できるだけ早くご回答をいただけますよう重ねてお願い申し上げます。

2006年11月14日

以上が回答です。

この問題では、匿名も含めて複数の関係者から談合の情報が寄せられました。
曰く、「市内業者で、落札者が決まっていたのに、他市の事業者が東京都にクレームをつけ、その指導で他市の5社が追加となり、慌てた落札予定者が、最低価格を設けるよう泣きついて結果だ」
という生々しい物までありました。
私は、東村山市の監査委員会に監査請求を行い、補助金の執行停止を求めました。明日14日午前10時より陳述があります。

大型開発はどこでも利権の温床となりやすい事業です。だからこそ、どこから見ても客観性を持って公正といわれる取り組みが求められます。
巷で、問題となっている県知事の談合関与、そんなことがこの東村山市で起こらないことを祈るばかりです。

以上、久しぶりの報告でした。 


住民投票条例が提案されました。ただし、「反対して」の意見書つきで

2006-12-08 00:27:08 | Weblog
市民が求めた「東村山駅再開発を現計画のまま進めることに対する賛否」を問う住民投票条例が、12月6日、本会議の一般質問3日目に提案されました。政策総務委員会へ付託され、15日(金)10時より審査が行われます。

「東村山駅再開発を現計画のまま進めることに対する賛否」を問う住民投票条例案には、市長の意見が10項目にわたって付けられ、「議会が可決すべきではない」と主張しています。

曰く
「これは市の事業ではなく民間に事業。市は助言するのみ」
「民意を正確に反映できない」
「権利者の合意を得ること出来ない」
「既に26億円ほど使っているので今更やめられない・・」
「40年から願ってきた事業である」
等々だ

でも、言いたいことはたくさんある。
そもそも26億円が全額執行されているのか疑問である。
何しろ、住民が我慢できない、住民投票を と今言い出したことを敵視する流れがある。
しかし、的外れの議論である。
住民は、情報が正しく開示されず、莫大な費用の問題も、市民生活との関連も、開発の中身もほとんど知ったのは昨年度~今年度にかけての説明会などである。
だから、住民は今、投票を求めているのであって、
それ以外の責任を市民に押し付けるのは本末転倒であり、
行政と再開発組合を利する物であることは目に見えています。

今、市民の暮らしの実態はどのようになっているか、
市民の暮らしの実態をきちんと把握し、それを支えるセーフティネットを市民の税金で作り上げる(これが相互扶助のあり方である。)必要があるが、そんなことには一切触れずに、再開発の正当性を言い募っている・・・
本当に、温かみの無い意見書です。


ま、いずれにしても、市民が子育て、介護、障害者サービスなど、何に困っており、どうすれば解決できるかを分かった上で、どっちを優先課題として実施するかは、市長の考え方ひとつで決まります。

皆で、住民投票をやって
そして、税金の使い方をちゃんとしよう・・・
これが願いです

夢と希望に成らないってのにー再開発の話しー

2006-12-06 01:01:44 | Weblog

今日五日、私の一般質問でした。
今回も再開発問題で質問しました。再開発と談合問題はついて離れません。質問から、チョット・・・

福田 「地権者が再開発にしたいと要請したと聞いた。何人中何人か?」
部長 「地権者が、自発的に専門家の意見を聞いて要請に来たと聴いている」「19   人中4人の地権者だった」    (福田のつぶやき  4人だったんだ)

福田 「本体工事はもう落札者が決まっていると言う噂はなくならない」
部長 「組合の請負規定に基づいている。東村山市として、公正な入札になるよう指導助言している」

福田 「私の手元にこんな文書がある
    H9年まで東村山市施行で、区画整理を含め駅広を整備すると言うから、協      
    力すると約束した。ところがH12年5月ごろ、現組合事務局長、寺島設計・寺
    島氏から組合施行で進めたい。市長、行政に陳情して貰いたいと要望され 
    た。H13年初め頃、4人の地権者と、寺島設計三慧コンサルタント三菱地
    東亜建設、三井物産、東村山市都市整備部長が集まり、組合施行でも行
    政、協力企業が手伝うので大丈夫と説明受けた』
    となっている。
    三菱地所も、東亜建設(準備組合への資金提供者)も、寺島設計(東亜建設  
    に実兄が?)も、みんな居て、談合ないといっても通らない」

部長 「手元に文書ない。知らない。当時部長じゃなかった」(福田のつぶやき  うん、確かに!)

福田 「談合無いよう指導するというが、指導していない!
    組合の発注で、11時から入札で10時20分に談合情報が寄せられたが、事業
    者も集まっていたので続行した。その夜、取り扱いがやっと決まったので、許
    されると部長がおっしゃっていますよね。これ指導ですか?理事会記録です。
    答えてください」
部長 「その談合情報は地権者の社員だった・・・・・」 (福田のつぶやき  はぁ だから?)

と、いろいろ質問して、財政問題へ

福田 「再開発の財政効果1億円、借金返済額2億6000万円。まるでサラ金地獄。
    明確な財政ビジョン示して欲しい」
部長 「波及効果有る。1億円だけ取り上げるのおかしい。市全体を眺め、結果とし
    て地方交付税に頼らない財政基盤を持ったまちを目指している」

福田 「こんな答弁でいいのか。ビルの中に人が入って、売り上げて幾らではかるべ
    き。商売とはそういうもの。税収は最大見積もって1億と答弁してきた。であれ
    ば、借金との乖離は1億6千万円。こんな計画でゴーサインを出すのは財政部
    の責任放棄。」

部長 「西口だけが市の商売ではない。(福田のつぶやき そりゃそうだ これは笑うしかない)
    全体の税収を見ながら運営する」
福田 「西口だけが市の商売ではないというのは確かにその通り。
    でも直接の税収1億円。最大限見積もって・・・。
    借金との乖離は最大1億8700万円。それを、全体の税金から補うことが本
    当にいいのかって言うこと」

市長 「これは夢と希望(福田のつぶやき 夢と希望にならないっての) であり、・・・
    下水道でも借金してきた、生活レベル上がった。他の自治体に負けない自治
    体になる。」 
    (福田のつぶやき うん下水道は生活レベル上げた。でもこれは、性質が違うから・・・
                                          もう笑うしかないでしょ
)

と言うわけで、この再開発計画の初めから胡散臭さが漂っているのでした。
    


ナゼに市長は答えないの

2006-12-05 00:06:38 | Weblog
今日から、市議会の一般質問が始まりました。
議員の権利として、東村山市の行政運営についてなんでも質すことができる機会です。本当に民主的な議会は、何項目にわたろうと、何部門になろうと、持ち時間も1時間以上とか、意外と自由に行われています。
しかし、わが市議会は、議員一人の持ち時間は20分と決められ、また質問は再々質問までと決められているために、本当に突っ込んだ質問ができません。
それでも、私が議員になりたてのころは、答弁時間も含めて三十数分でした。なので、効率よく質疑答弁をするために、部長に答弁時間の注文をつけたりもしました。
今は、自分がしゃべるだけで20分なので、それでも時間は不足していますが、自分で時間を上手く使うことができています。

さて、とにかく一般質問です。
佐藤議員が、東村山駅再開発の問題を取り上げました。曰く
「全国で、談合問題が新聞紙上をにぎわしている時に、東村山市でも再開発の談合問題は避けて通れない。市長の支持者と言われる人々と、東久留米市で会食をしたでしょう。答えてください」
という質問に、

市長は版で押したように
「関知しておりません」との答弁を繰り返す。
また、思わず、傍聴席から「情けないね~」と声が上がりました。

明日(5日)は私の番です。
午後の予定です。是非傍聴においで下さい。