赤毛のアン は
わたくしの愛読書でした
学校の図書館のアンシリーズを片っ端から読みました。
アンシリーズを読み終わった時
なんでこれで終わるの
続きはどうしたの
と 腹立たしい思いになった記憶があります。
アンの娘のリラの物語で終わったと思いますが
違っていたら指摘して下さい。
今日
NHK朝の連続TV小説 ❝花子とアン❞ が終わった。
いつかは終わる物語だけれど
6か月は短い
本当はまだ何かあるんじゃないの
と言いたい思いだ。
このTV小説を視聴しながら
村岡花子さん という人となりをわかり
赤毛のアン
が どのような経過で私の目に留まるようになったかが
よくわかってうれしくなった。
赤毛のアンの出版は1952年5月である
私が生まれたのは その2か月先なのだが
小学校、中学校時代の愛読書が
生まれた年に発行の栄に属したのだとは
このTVを見るまでは知らなかったので
感慨ひとしおだ。
私は、長じて母子家庭となった。
長女であり、第一子であった私は
小学校高学年には 母親代わりの家事を任された。
その際の心の支えが
マーガレットの表した一連の小説だった。
妹たちに優しくできない自分の姿を鏡のように映し
優しくありたいとと 心底思い
赤毛のアンに
空想する力 明日を夢見る力を得た。
本は私の生きる力だった。
その本を初めて与えてくれたのは
自分一人で6人の子を育ててくれた母だ。
母に感謝しつつ
赤毛のアンを心の友として
読書三昧に身を投じた小中学校の図書室を思い出した。
実はTV小説の原作を 毎日のように本屋で見ているが
買っていない。
TVが終わったら買って読んでみたいと思っているからだ。
私に 赤毛のアン を引き合わせてくれた
村岡花子 さんの人生を改めて学びたい。
そういえば大阪吹田市に国際児童文学館があった。
橋本知事が廃館を提案しているというので訪ねたことがある。
今はなくなっている。
赤毛のアンの 初版本があった
今はそれらの本はどこにに行けば読めるのだろう
図書館を廃止する知事の文化水準の低さを改めて思った。
赤毛のアン
わが娘たちは読んでいない模様
残念の極みである。