染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

「婿」投げられたら危ないんじゃね?

2016年01月09日 | 店主の一日
例年であればごっそりと雪がある季節ですが、今現在きはだやの周辺はほとんど雪がありません。
今年の仕事始めには初めて家から会社まで雪駄で行きました。今までも雪が少なくて「雪駄で行けそうなこと」はあったのですが、実際には難しく、必ず雪下駄でした。
2月には雪まつりもありますし、カーニバルのゲストにPUFFYが来ることも追加発表されましたが、この少雪ではどうなるやらです。
さて雪まつりの前に1/15には松之山で小正月の行事「婿投げ、墨塗り」があります。




ここでお祭りの細かな説明は割愛しますが、早い話、昨年松之山の女性をお嫁にもらった婿を腹いせに薬師堂の崖から投げ落とすという実に微笑ましい行事です。
昨年の松之山は5mを超える積雪がありましたが、恐らく今年は50cmに満たないと思います。
こんな雪の量で投げられたら婿は良くても大怪我、打ち所が悪ければ死んでしまうかもしれません。
果たして今年、婿の無事は守られるのでしょうか。
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周回遅れの銀杏

2016年01月07日 | 店主の一日
今日も都内は暖かでした。
一月なのにコートを着てない人がけっこういます。天気がいいのと冬至も越えて何となく日が長くなったようにも感じます。
5時ならまだ、ちょっと明るいし。
梅が咲いたなんて話も聞いたり。
何となく このまま春に向かうような気にさせてくれます。
~まぁ。そんな事あり得ないけど。

昨日、神田を歩いていたらまだ葉をたくさんつけた銀杏を見かけました。


異常気象とか言われても、「まぁ、そんな事もあるよね」位にしか思っていないきは店ですが、さすがに周回遅れはまずいように思います。
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「龍馬伝」では真木よう子ちゃんが袴を畳む。

2016年01月07日 | 店主の一日

以前、大河ドラマの「龍馬伝」の中でお城から戻った龍馬が家で袴を外す場面がありました。
(記憶ないしはイメージでは)羽織を脱いでいると、真木よう子ちゃんが、龍馬の脱いだ袴を丁寧にシワを伸ばして衣桁に掛けていました。
あれ、いいですね。
なんか、そんな堂々した感じで袴を脱いでみたいものです。
あはは。

実際はこんな感じ。

袴の紐の畳み方も年中、忘れてしまい。
やってるウチに上手くいったり、諦めてネットで探したり。
あの紐の始末も幾通りかあるみたいで、その度に、出来が違ったり、言われた通りしてるのに全く違って出来たりです。

それでも紐を始末していると、きものはねじったり、結んだりする事よりも畳んで折り返す作業で出来ているのだなぁと感じます。
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雪下駄について。

2016年01月04日 | 店主の一日
「雪下駄って何ぞや」と言うご質問をいたたいたので。
何分にも雪が少なく、仕事始めの日に雪駄で行ったのは初めてです。賀詞交換会の時も会場にあるスリッパに履き替えるのですが、今年はスリッパの用意もなかった感じ。

閑話休題

さて雪下駄ですが、十日町の冬場の必須アイテムです。

作りは下駄と同じですが、爪革が付いています。
ラクーンは防寒なのか?
女性用の物は爪革が外れるようになっているものを見かけますが、これは固定で外れません。


裏はこんな感じで、滑り止めのゴムが打ってあります。
雪が積もったヤブのなかは余り効果がありませんが、普段であればこれでなんとかなります。
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三越のとんび。

2016年01月03日 | 店主の一日
和装の時の外套はこれ。
僕の祖父が着ていたウールのとんび。

ハンガーにかけてもどうも収まりが悪いのが楽しいです。
最近、売っているものに比べると、ウェストのあたりが細くシェイプされています。

元々、裏地は黒の合繊が付いていたのですが、方々に穴が空いたり擦り切れたりと酷い状態だったので、
生地を探して、中林先生のとこにお願いして縫い直していただきました。
リクエストとしては「三越」のタグはそのままに。

今思うと、裏地がちょっと白っぽいかなあという感じですが、その頃に織ろうと思っていた縞のイメージに近かったので。
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こぎん刺しの帯

2016年01月03日 | 店主の一日
帯は今まではきはだやの自前の帯が〆易くてよかったのですが、昨年、お客様の高木先生(なんでお客様から帯をいただくのかわからんが)からいただいら帯をおろそうかと。


麻生地にこぎん刺しを入れてあります。こぎんの糸はあまり撚りが強くないので、帯のように摩擦が多いものにはちょっと心配な気もしますが、随分と丁寧に刺してあるので是非、使ってみようかと。
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明日は仕事始め

2016年01月03日 | 店主の一日
明日は仕事始めです。

賀詞交換会やら何やらがあるので、袴を準備。
例年なら雪下駄なのですが、ほとんど雪がないので明日は雪駄で行けそうな感じです。
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三が日にお汁粉を食す。

2016年01月03日 | 店主の一日
僕はお雑煮が好きで、三が日はほぼ十日町風のお雑煮を食べて過ごしますが、一回くらいお汁粉を食べます。
中身は白でなく、草餅です。
餡の甘さと草餅のほろ苦さが抜群の相性です。焼いた時の香ばしさもよいですね。
よく考えると新潟土産として人気の「笹団子」と同じ組合せです。
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年賀状

2016年01月02日 | 店主の一日
すいません。
ようやく年賀状を全て書き終えて、出してきました。
もう二日です。
もうすこし早くしたいと思いながらも、いつもこんな感じです。
「来年こそは!」と去年の今頃も思った気がします。

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大般若

2016年01月01日 | 店主の一日
新年おめでとうございます。
店主の新年はお寺での大般若に始まります。

例年は左右に雪の壁が出来るのですが、今年は少雪。穏やかな新年です。
除夜の鐘をついてから、お寺の本堂でお経を聴きます。
以前は戸が開いていたりして、随分と寒い思いをしたのですが、ここ数年はガラス戸を閉めてストーブを焚いているので、暖かで心地よいです。
実にありがたいのですが、ちよっと寒いくらいの方が、気持ちが引き締まっていいような気がするのは、贅沢です。

皆々様の新年がどうかよい年でありますように。
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