歌舞伎舞踊も描いています。
下は、鎌倉時代から伝わる「近江の国の怪力の女性…お兼」を北斎が描いたものです。絵の右上に…(近江國貝津ノ里 傀偎女 金子 力量)とある。裾長で、帯は前結び、袖は薙刀袖。 (現在の踊り衣裳は、この絵と異なります。)
この物語を題材にして、歌舞伎舞踊、長唄「近江のお兼」…「…色香白歯の團十郎娘…」と謡われるところから、別名「團十郎娘」とも言われる、強い女の踊りが生まれました。
踊りの内容
場所は、近江八景・堅田付近…お兼が出てきて、高下駄で手綱を踏んで暴れ馬を止めます。そのあと、暴れ者の琵琶湖の漁師を相手に大立ち回り。クドキから盆踊りへすすみ、最後に晒しの布を両手で振って幕となります。
下の写真は、私共の衣裳方が着付けた、長唄「近江のお兼」です。
衣裳は、この形が現在の定番になっています。
晒しを振る時は高下駄を履きます。
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ももち文化センター、二日間で五講座を
毎月行われている、「舞踊と振袖の着付け専門特別講座」は、早良区の「ももち文化センター」で、10月5日(水)、6日(木)の二日間、五講座を開催致します。(下記、参照)
なお当日は、初心者の方から着付けのプロまで、幅広い層がお勉強にお越しになります。
日本舞踊の着付けや、振袖のプロの着付けにご興味のある方のご見学は自由です。
ご遠慮なくお越しくださいませ、
なお、お問合せは、090-4489-9745 いちき までお電話いただければ幸いです。
今月の小倉講座はお休みにさせて頂きます。
10月7日(金)は小倉講座の予定でしたが、指導講師が佐賀県の花柳流「をどりの会」(会主・花柳鶴貴三先生)の舞台裏の着付けを担当いたしますので、お休みにさせて頂きます。
来月からは通常通りの講座になりますのでご了承くださいませ。
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