きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

ねこバサミ➠いま、流行っています。

2016-09-27 16:49:58 | 和の小物

好きな布地で、時間の経つのも忘れて…
宮崎きもの学院の「彩の会」では、洗濯バサミで作る「ねこバサミ」が大流行りです。
自分好みの布地と、洗濯バサミを用意して、約一時間をかけて作ります。
みんなで作ると結構楽しくて、時間の経つのも忘れてしまいます。

写真は、会員の皆さんが作ったものです。可愛いでしょう。
材料代は、100円から200円位です。

皆さまもお作りになったらいかがでしょう。







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花柳鶴貴三「をどりの会」プログラムが決まる!

2016-09-27 10:25:09 | 日本舞踊

10月8日/佐賀県立美術館ホールで披露
          古典小曲取り揃えて26演目
佐賀県の県立美術館ホールで開催される、花柳鶴貴三社中の「をどりの会」が、10月8日(土)12時から開幕となっています。
先日、そのプログラムが決まりました。
会主、花柳鶴貴三先生の「宝船」で幕が開き、途中10分間の幕間を取って、大和楽の「河」まで、舞台をご覧の皆さまに26演目を楽しんで頂くことになっています。
お近くの方でお時間のある方は、美術館ホールにお越し頂いて、日本舞踊に触れて頂きたいと思います。

なお、この会の入場料金は無料となっています。


 





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北斎のおもしろ歴史漫画 6

2016-09-27 09:05:04 | 男の着付け

版元の彫師 北斎漫画の彫師
 江戸時代の「出版社」「印刷屋」「書籍販売店」を一手に引き受けていた業種のことを「版元」と言います。
 「版元」も、現代の週刊誌にあたる「浮世絵」や「娯楽もの」を作っていたところと、専門書などの書物を専門に作っていたところに分かれます。

色の数だけ彫る版木
 例えば、北斎が描いた原画をもとに、桜の版木に絵をさかさまに貼り付け、見当(目印)を彫り、貼り付けた下絵に沿って彫りこんでいきます。
 江戸時代の後半になって「多色刷りの浮世絵」が出てきますが、彫師は色の数だけ版木を彫りあげていかなければなりません。

 繊細な線を彫る神経を集中する時などには、ガラスの容器に水を入れ、それに光を当てて乱反射で手元の影をなくして彫っていきます。
素晴らしい知恵だと思いませんか。

摺師の仕事
 彫り終えた版木に和紙を当てて刷りこんでいく職人さんを「摺師(すりし)」といいます。
 細かい線や、ボカシの技法を駆使して素晴らしい版画(浮世絵)が出来上がっていきます。
 一般的には、200枚くらいが摺りあげる枚数です。
 しかし評判のいい版画になると、摺りの枚数が増え、線の細かい「摺り初めの浮世絵」も線がしだいに太くなり、もう一度版木を作りなおすことになります。
 同じ北斎の浮世絵でも、少し色遣いや線が違うものがあるのはそのせいです。







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