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イカ大根、おひたし、かき揚げ/タイで「タンブン」をする

2014年11月25日 | 田舎生活の衣食住
 前日から煮込んでいたイカ大根。煮た大根の美味しい季節になりました。当たらない(どんな調理法をしても食あたりがない)事から「大根役者」と言いますが、むしろ、生でも、火を通しても、どんな調理法でも食べられるオールマイティな野菜だと思いませんか。
 千切りにしたサラダも美味しいですし、焼いて醤油をたらしても美味しいですよ。
 因に「大根役者」と同意語で、欧米では「ハム・アクター」と言うそうです。
 何処を切っても断面が同じ事から、演技がワンパターンしかないといったところでしょう。




 とにかくご飯を食べて食べてしまうので、野菜でお腹をごまかします。
 白菜はさっと茹でておひたしにし、酢醤油と一味唐辛子で頂きました。





 我が家の月末の定番。ニンジンとタマネギ。そして納豆のかき揚げです。





 タイでは結婚式は挙げなくても、出家をする。男子にとって出家は大変名誉な事なのです。女子は出来ません。
 出家の時期、日数は個人に委ねられていますが、その間、会社は公休が適用されます。
 盛大なセレモニーを経て剃髪し、出家をするのです。多くの人は、結婚前の時期に一度行うようですが、数度繰り返す人もいます。
 すると、知り合いは祝儀を弾み、セレモニーに参加するのです。
 自分もタイで勤務中、2人の同僚が出家しました。いずれも地元に戻っての出家なので、セレモニーには参加出来ませんでした。
 その内のひとりが、地元の寺院の屋根の葺き替えに「タンブン」を集め始めました。「タンブン」とは寄付・お布施のような物です。日本でも旦那寺の改築などの際には寄付を募りますが、それと同じです。
 よって、行った事も見た事もない、タイ北部のイサンという地方のどこかの寺に、我が名を刻んだ屋根瓦があるのです。
 タイで暮らした痕跡です。




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