ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

韓国農林水産食品部 第22回韓ロ漁業委員会の結果について

2012-11-21 18:23:08 | 日記
2012年11月22日
韓国発 
[韓国農林水産食品部 第22回韓ロ漁業委員会の結果について]
2012年11月12日から同20日までモスクワで開催された第22回韓ロ漁業委員会は、事前に合意された議題のほとんどの協議を終えたが、ロシア産カニの輸入手続きに対する見解の違いで合意することに失敗した。
ロシア側は、自国産カニの輸入時、保税区域に入る荷役前の段階で、ロシア政府が発行した原産地証明書を確認し、その後入港及び荷役するかどうかを決定するよう強く要求、これに対し韓国代表団は、 "原産地証明書は、輸入通関の段階で必要となる"書類であり、証明書の不備で荷役を拒否することは、国内制度上の対応が困難だという立場を説明した。
事前の合意された議題とは、オホーツク公海操業、今年の操業評価、スケトウダラとサンマの操業海域拡大、操業船のロシアEEZチェックアウト手続、イカ操業指揮船の運航、極東地域水産投資等である。
韓国国民の年間スケトウダラ消費量は26万トンレベルで、供給はほとんどロシア産を中心に海外海域産に依存しているが、今年の生産量と輸入量も前年並みに維持される見込で、国内在庫も11万トンを持続維持、十分な在庫で、スケトウダラ価格は前年より低い水準を維持すると予測している。
政府は今年2012年末、または来年2013年初めに再開される予定のロシアとのフォローアップ会合でスケトウダラなど、韓国漁船の2013年度の操業クォータの確保に注力する方針である。
また、ロシア産カニの輸入問題に関しては、国内で実施されている原産地証明制度と一緒に違法に漁獲された製品を遮断するため積極的に協力することについて、ロシア側の理解を得ることに努める。
操業クォータ合意が遅れてもスケトウダラとマダラの操業時期が5月から開始されることを勘案すると、すぐに操業への影響はないとみられる。
それとは別に、政府は韓ロ漁業交渉決裂による心理的不安感が蔓延してスケトウダラの価格が上昇した場合、ロシアとの*合弁数量(報告担当者:原口*ロシアフラッグ操業 韓国内国貨物扱い)の国内持ち込みを拡大して需給と価格の安定を図る計画である。
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韓ロ漁業委員会 ロシアを納得させるIUU防止対策が提示されていないと指摘

2012-11-21 12:54:05 | 日記
2012年11月20日
モスクワ発
[韓ロ漁業委員会 ロシアを納得させるIUU防止対策が提示されていないと指摘]
ロシア漁業庁は、来年2013年の韓国漁業者がロシア排他的経済水域における漁獲割当を失う可能性があると、あらためて発表した。
第22回韓ロ漁業委員会において、韓国側がロシア側を納得させる、実効あるカニのIUU漁業(密漁密輸)防止対策を提示することが出来なかったのがその理由だ。
モスクワで開催された韓ロ漁業委員会は当初、2012年11月12日から同16日までの日程だったが、翌週の20日まで延長し、協議を続けたものの合意に至らなかった。
ロシア漁業庁によると、2012年11月15日から、ロシア当局が発給する原産地証明があることを条件に韓国はロシア産のカニ輸入が可能となる規制が行われることとなったが、韓国側は、この制御に関する実際のメカニズムを示していない。
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