2012年11月22日
モスクワ発
[ロ中はIUU漁業防止協定年内署名を目指す]
ロシア漁業庁は、中国と今年2012年内のIUU漁業(密漁密輸)防止協定署名に向け交渉を続けていると発表した。
両国は、ロシア排他的経済水域における“灰色操業”(報告担当者:原口*中国漁船の北朝鮮フラッグによる操業と推察)と水産物密漁密輸を防ぐためのメカニズムの構築する必要がある。
現在、ロシア当局が発給する原産地証明の確認の方法と対応、水棲生物資源のモニターの計画等が検討されている。
(関連過去情報)
2012年09月25日
モスクワ発
[ロシア漁業庁は中国とのIUU漁業防止協定署名のため譲歩を検討する]
ロシア漁業庁は、中国との水棲生物資源密漁密輸(IUU漁業)防止協定署名のため、障害となっている、中国によるロシア海域の水棲生物資源を利用するための料金未払いに対する罰金の支払いを免除する提案を行っている。
この提案は、ロシア漁業庁長官クライニーからロシア安全保障理事会事務総長*パトルシェフに対して、訪問先のウラヂオストクの会合で行われた。
ロシア漁業庁によると、中国は、ロシアとの合意に基づく、2004年に発生の債務、61万1千ドルの支払いを履行しておらず、2012年4月1日現在、この8年間で罰金はかさみ債務は160万ドルに膨らんでいる。
ロシアにとって中国とのIUU漁業防止協定署名は大きな課題となっており、この実行を円滑にするため、障害となっている中国の罰金部分支払いを免除しようとする提案である。
ただし、ロシア漁業庁は、確かに中国は、ロシア海域の水棲生物資源を利用したのは事実であり、元金となる61万1千ドルの支払義務は依然として残ると指摘している。
ロシアは同様のIUU漁業防止協定について、EU、韓国、北朝鮮、そして日本とは署名済であり、中国とは、それに至っていない現状となっている。
モスクワ発
[ロ中はIUU漁業防止協定年内署名を目指す]
ロシア漁業庁は、中国と今年2012年内のIUU漁業(密漁密輸)防止協定署名に向け交渉を続けていると発表した。
両国は、ロシア排他的経済水域における“灰色操業”(報告担当者:原口*中国漁船の北朝鮮フラッグによる操業と推察)と水産物密漁密輸を防ぐためのメカニズムの構築する必要がある。
現在、ロシア当局が発給する原産地証明の確認の方法と対応、水棲生物資源のモニターの計画等が検討されている。
(関連過去情報)
2012年09月25日
モスクワ発
[ロシア漁業庁は中国とのIUU漁業防止協定署名のため譲歩を検討する]
ロシア漁業庁は、中国との水棲生物資源密漁密輸(IUU漁業)防止協定署名のため、障害となっている、中国によるロシア海域の水棲生物資源を利用するための料金未払いに対する罰金の支払いを免除する提案を行っている。
この提案は、ロシア漁業庁長官クライニーからロシア安全保障理事会事務総長*パトルシェフに対して、訪問先のウラヂオストクの会合で行われた。
ロシア漁業庁によると、中国は、ロシアとの合意に基づく、2004年に発生の債務、61万1千ドルの支払いを履行しておらず、2012年4月1日現在、この8年間で罰金はかさみ債務は160万ドルに膨らんでいる。
ロシアにとって中国とのIUU漁業防止協定署名は大きな課題となっており、この実行を円滑にするため、障害となっている中国の罰金部分支払いを免除しようとする提案である。
ただし、ロシア漁業庁は、確かに中国は、ロシア海域の水棲生物資源を利用したのは事実であり、元金となる61万1千ドルの支払義務は依然として残ると指摘している。
ロシアは同様のIUU漁業防止協定について、EU、韓国、北朝鮮、そして日本とは署名済であり、中国とは、それに至っていない現状となっている。