2013年02月07日
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局がその活動により韓国向けカニ密漁密輸が減少と発表]
ここ数年、タタール海峡と沿海地方北部海域において、日本、韓国、そして中国などで需要の高い、タラバガニを中心とするカニを対象とした密漁密輸が続いてきた。
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、カムチャツカ、サハリン当局との連携による取締活動の成果で、5年前年からの状況に変化があらわれてきたと発表した。
2007年当時、沿海地方当局管轄海域におけるカニ密漁密輸船は40隻にも上ったが、今日においては、せいぜい1-2隻程度となっている。
カニ密漁密輸船は、天候や技術的問題などの言い訳も使い、近隣の稚内、紋別、網走などの日本の港を出入りし、最短のルートで日本の経済圏の市場開発を行った。
彼らは沿岸地域での受注により、漁具や製品を他の船に積み替えるなどのトリックを使い、日本と韓国へ供給することで、合法なカニに見せかけてきた。
しかし、当局は取締活動の強化を続け、2012年には、パナマ、シェラレオネ、カンボジア等第3国旗を含め、密漁密輸に使用される船を2ダース以上拘束した。
沿海地方当局は、カニの密漁密輸にかかわる第3国船の韓国への入港隻数は、2011年には100隻を超えていたが、これらの取締活動の成果により、2012年には約80隻に減少し、合法な隻数が90隻から140隻に増加したと発表した。
また、製品数量も違法なものは大幅に減少し、合法製品が80%近く増加したと指摘し、これらは韓国側から提出された公式データでも確認されていると加えた。
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局がその活動により韓国向けカニ密漁密輸が減少と発表]
ここ数年、タタール海峡と沿海地方北部海域において、日本、韓国、そして中国などで需要の高い、タラバガニを中心とするカニを対象とした密漁密輸が続いてきた。
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、カムチャツカ、サハリン当局との連携による取締活動の成果で、5年前年からの状況に変化があらわれてきたと発表した。
2007年当時、沿海地方当局管轄海域におけるカニ密漁密輸船は40隻にも上ったが、今日においては、せいぜい1-2隻程度となっている。
カニ密漁密輸船は、天候や技術的問題などの言い訳も使い、近隣の稚内、紋別、網走などの日本の港を出入りし、最短のルートで日本の経済圏の市場開発を行った。
彼らは沿岸地域での受注により、漁具や製品を他の船に積み替えるなどのトリックを使い、日本と韓国へ供給することで、合法なカニに見せかけてきた。
しかし、当局は取締活動の強化を続け、2012年には、パナマ、シェラレオネ、カンボジア等第3国旗を含め、密漁密輸に使用される船を2ダース以上拘束した。
沿海地方当局は、カニの密漁密輸にかかわる第3国船の韓国への入港隻数は、2011年には100隻を超えていたが、これらの取締活動の成果により、2012年には約80隻に減少し、合法な隻数が90隻から140隻に増加したと発表した。
また、製品数量も違法なものは大幅に減少し、合法製品が80%近く増加したと指摘し、これらは韓国側から提出された公式データでも確認されていると加えた。