ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアはベトナムとのIUU漁業防止に関する協力に合意する

2013-11-13 15:28:36 | 日記
2013年11月13日
モスクワ発
[ロシアはベトナムとのIUU漁業防止に関する協力に合意する]
ロシアはベトナムとのIUU漁業(密漁密輸)防止に関する協力について合意した。
ロシア大統領プーチンのハノイ公式訪問期間中、ロシア漁業庁長官クライニーとベトナム農業発展大臣Као Дык Фат(カオ・ドゥク・ファト)がこの合意書に署名した。
双方は、1994年6月16日付の政府間協定に基づき、漁業分野の発展と協力について協議し、IUU漁業防止のための実効ある措置を計画すること、また、来年2014年に第5回ロシア・ベトナム漁業協力合同員会を開催すること等に合意した。
ロシアはIUU漁業防止協定について、既に、韓国、北朝鮮、中国、日本とは締結済であり、米国、カナダとも準じた協力体制に合意をしている。
ロシア漁業庁は実効あるIUU漁業防止対策として、アジア太平洋地域全体をカヴァーすることが重要だと指摘している。
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タタール海峡においてスケトウダラ、マボッケ等のバイオマスの増加が確認される

2013-11-13 13:56:39 | 日記


2013年11月12日
サハリン発
[タタール海峡においてスケトウダラ、マボッケ等のバイオマスの増加が確認される]
サハリン海洋漁業研究所サフニロは、2013年9月16日から同年10月21日までの間、所属調査船“Профессор Пробатов”(プロフェッサー・プラバトフ)が行った、タタール海峡における調査航海の結果を報告した。
調査航海では、トロール調査のほか、リモートコントロール水中カメラ“Phantom DHD”による探査等も行われた。
トロール調査では、85種の魚と87種の無脊椎動物を確認、39種の商業対象資源のデータが収集され、最も大きなバイオマスを示したのが、スケトウダラ、マダラ、マボッケ、そしてカレイ類等で、商業対象となる無脊椎動物では、ナマコとウニが支配的だった。
また、今回の調査を、2009年と2011年の結果と比較し、スケトウダラ、マダラ、マボッケ、カジカ、アカガレイ、ツノガレイ(キガレイ)、ナマコ、ウニのバイオマスの増加が確認された。
なお、1990年代以降、初めてケガニ資源のバイオマスの増加も確認された。







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