2013年11月28日
モスクワ発
[ヴァルペ会長ファミンが独占禁止庁の活動を批判 プーチンへ要請]
ロシア一般紙は、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ファミンが、ロシア大統領プーチンに対して、ロシア独占禁止庁の水産分野における活動を批判する内容の要請をしたと伝えた。
現在の水棲生物資源の漁獲割当配分は、2008年に、過去の漁業実績を基礎に設定し、それに従って10年間運用する原則で行われている。
これに対して独占禁止庁は今年2013年9月、配分の過程に競争原理が働いておらず、独占禁止法違反の疑いがあると指摘し、オークションの導入等を主張していた。
ファミンは、無責任な独占禁止庁の活動と、それを黙認する農業省の対応が、風評被害を招き、投資環境を悪化させていると指摘している。
また、ファミンは、独占禁止庁が太平洋サケマス流し網漁業について独占禁止法違反の疑いがあると指摘したことを例示し、水産分野における農業省と独占禁止庁の無能さを証明していると厳しく批判すると同時に、ロシア漁業庁を農業省傘下から引出し、再び政府直下の組織に戻すべきだと主張している。
モスクワ発
[ヴァルペ会長ファミンが独占禁止庁の活動を批判 プーチンへ要請]
ロシア一般紙は、全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ファミンが、ロシア大統領プーチンに対して、ロシア独占禁止庁の水産分野における活動を批判する内容の要請をしたと伝えた。
現在の水棲生物資源の漁獲割当配分は、2008年に、過去の漁業実績を基礎に設定し、それに従って10年間運用する原則で行われている。
これに対して独占禁止庁は今年2013年9月、配分の過程に競争原理が働いておらず、独占禁止法違反の疑いがあると指摘し、オークションの導入等を主張していた。
ファミンは、無責任な独占禁止庁の活動と、それを黙認する農業省の対応が、風評被害を招き、投資環境を悪化させていると指摘している。
また、ファミンは、独占禁止庁が太平洋サケマス流し網漁業について独占禁止法違反の疑いがあると指摘したことを例示し、水産分野における農業省と独占禁止庁の無能さを証明していると厳しく批判すると同時に、ロシア漁業庁を農業省傘下から引出し、再び政府直下の組織に戻すべきだと主張している。