2016年01月10日
ユ-ザ- 各位
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昨年末との合併号として、今年、初の配信をさせていただきます。
おかげさまで、当漁業ニュース配信も19年目を迎えることになりました。
本年も一層のお引き立て、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、毎年、ロシアと日本の流し網漁船が利用していたロシア排他的経済水域における太平洋サケマスについて、今年2016年のロシア漁業者13社向けの漁獲割当配分が、ロシア漁業庁2015年12月09日付命令No.916によって行われました。一方で、今年2016年からの流し網漁業禁止の決定があるなか、これがどのように利用されるのか、明かにされていませんが、その配分は当該TAC約2万2,500トンに対して、例年通り約1万1,000トン程度で、日本人向け漁獲割当はリザーヴされているということができるかと存じます。今号で特にこの件を記しておきます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)
Contents
・新たな水産分野政府委員会(ロシア漁業政策および2ケ国間漁業協定関連外37件)
・ロシア漁業者によるスケトウダラ等操業概況(ロシア漁業者底魚等操業関連外12件)
・ロシア漁船 サンマ漁獲量が約2万1,400トンとなる(ロシア太平洋サンマ操業関連外1件)
・ロシア極東海域カニ操業概況(ロシア極東海域カニ操業概況関連外4件)
・アジア太平洋地域のカニの密漁密輸は着実に減少している(FOC/IUU取締情報関連外8件)
・日本がロシアの流し網禁止のため補正予算82百万ドル(その他ロシア漁業関連外23件)
・韓国 スケトウダラ資源回復プロジェクト 初めての稚魚放流(韓国スケトウダラ等市場関連外4件)
・北朝鮮漁船 ロシア国境警備局職員へ集団暴行(北朝鮮漁業関連外3件)
計100報告
http://kisenren.com