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ウラヂオストク発
[”フセヴォロド・シビルツエフ”次航海 ニシンとイワシに焦点を絞る]
2016年3月下旬、沖合で当局から脱税容疑で捜査を受けた、“Доброфлот“(ドブロフロート:善行船団)社所属加工母船“Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツエフ)が11ケ月間の航海を終えて、同年4月9日、ウラヂオストクへ帰港した。
“Всеволод Сибирцев”は昨年2015年5月に出港、北部オホーツク海域、西カムチャツカ海域、カムチャツカ・クリール海域、南クリール海域、サハリン北東海域、そして北西太平洋海域で操業を行い、計4万1,000トンの原魚を受け取り、冷凍製品2万4,0 00トン、缶詰4,300万缶、ミール1,200トン、魚油170トンを生産した。
また、公海では日本と台湾の漁船からサンマ原魚を受け取り、船内で高次加工をしてロシア国内市場へ製品を供給した。
“Доброфлот“社代表エフレモフは、税関当局との間の紛争がすべて円満に解決することを望んでいると語った。
“Всеволод Сибирцев”は、2ケ月間以内にメインテナンスを終え次の航海に向け出港、ニシンとイワシに焦点を絞り操業を行う計画としている。