2019年12月20日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ラブロフ 南クリールでの養殖漁業分野の共同プロジェクト 事務協議を速やかに行う]
ロシア外相ラブロフは、2019年12月19日に日本の茂木外相と会談を行い、南クリールでの養殖漁業分野の共同プロジェクト促進のため、実務協議を速やかに行う意思がある旨を発言した。
ロシア業界紙(WEB)が伝えた。
ラブロフは、南クリールでの共同経済活動における5つのプロジェクトの内、観光と廃棄物処理に関する試験的取り組みはすでに行われているが、養殖漁業を含む残りの合意された分野も、速やかに対応すべき現実的協議対象となると言及した。
日本外務省によると、外相会談に先立ち、同年12月5日には養殖漁業に関する専門家会合が開催され、対象魚種、生育条件、手法等が議論されている。