ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

地方仲裁裁判所 協会追放問題 ロシア漁業会社の主張を認める

2020-12-22 11:19:45 | 日記

 

2020年12月21日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[地方仲裁裁判所 協会追放問題 ロシア漁業会社の主張を認める]
2020年12月21日、ロシア沿海地方裁判所は、ロシア・スケトウダラ漁業者協会が、ロシア漁業最大手“ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ「ロシア漁業会社」(Русская рыбопромышленная компания)”のグループ企業6社を追放する決定を行ったことを、不当とし、これを無効とする判決を下した。
ロシア経済紙”カメルサント”が伝えた。
スケトウダラ漁業者協会が、この判決を不服とする場合、30日以内に上訴することになる。
“ロシア漁業会社”は来年2021年以降、協会として取り組んでいた、スケトウダラMSC製品が生産できない可能性が指摘されていた。
同社は、今年2020年8月上旬、ロシア首相ミシュスチンに対し、カニの漁獲割当のオークションによる配分を現行の50%から100%に、また、カニ以外の水棲生物資源の投資クオータを20%から50%にそれぞれ引き上げすること、更に、ロシアで建造されていない船齢30年以上の船舶を使用しての漁業の停止を求める要請を行ったが、これに対し全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペほか関連業界団体は、一斉にこの行動を批判、スケトウダラ漁業者協会からは追放処分となった。

 

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英国EU離脱 英国 土壇場で新提案-漁業分野で譲歩示す

2020-12-22 09:17:05 | 日記

 

2020年12月22日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[英国EU離脱 英国 土壇場で新提案-漁業分野で譲歩示す]

EUと英国との自由貿易協定(FTA)締結交渉は、漁業分野に関する英国からの新たな提案をEU側が検討している。

Bloombergが伝えた。

双方とも2020年12月13日から週末には新たな譲歩は難しいことを示唆していたが、交渉に詳しい関係者によると、英国は同年12月21日、EUが他の分野で折れるのを条件にさらなる譲歩を申し出た。

英国は最新の提案で、EUによる英水域での年間漁獲高(金額ベース)を約1/3減らすことを求めているという。

同年2020年12月13日から週の段階では英国は、漁獲高の60%削減をEUが受け入れるよう主張していた。

EU側は同年12月18日、25%削減がEUとしての最終提案であり、フランスやデンマークなどにとっては、この水準がすでに受け入れ困難だと説明していた。

EUは当初、18%の削減案を示していた。

関係者によると、欧州委員会は英国からの新たな提案に回答する前に、特に大規模な水産業を抱えるEU加盟各国の政府と連絡を取り合っている。

新たな取り決めの段階的導入期間については、英国は7年ではなく5年を受け入れるようEU側に求めているとしている。

EUは当初10年をかけた段階的調整を主張し、英国は3年を求めていた。

英国首相Boris Johnsonはロンドンでの記者会見で、フランス大統領Emmanuel Macronと同年12月21日に話したが、内容は通商交渉ではなく、新型コロナウイルス危機についてだったと述べた。

英国政府は同日のこれより先に、同年12月31日で終了するEU離脱後の移行期間を延長する意向はないことをあらためて表明した。

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英国EU離脱 漁獲割当EU25%削減案 英国拒否

2020-12-22 03:47:58 | 日記

 

2020年12月22日

リポート:北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[英国EU離脱 漁獲割当EU25%削減案 英国拒否]

英国とEUは、英国EU離脱後の自由貿易協定などの交渉を続けているが、協定の締結の期限である年末が10日後に迫っても、溝は埋まっていない。

最も大きな対立は漁業分野で、EU漁船の英国海域での操業問題となっている。

EU議会の各会派は、2020年内に協定を承認するには、12月20日までに合意する必要があるとの認識を示し、これを急ぐよう求めていたが、現在、既にそれを過ぎた状態となっている。

この結果、EUは英国からの水産物供給を規制する対抗措置を示唆しているものの、2021年1月1日から、EU漁船は英国海域の漁獲割当を全て失う可能性がある。

英国漁船が自国海域で漁獲する金額は8億5,000万ユーロで、一方のEU漁船は6億5,000億ユーロと見積もられると、TheGuardian紙はリポートしている。

2020年12月中旬、EUは、25%の漁獲、つまり1億6,250万ユーロの削減、返還を申し出た。

同年11月下旬には15%-18%の削減を一度申出したが、英国はこれを拒否、今回、妥協案を提示した形だが、やはり受け入れされなかった。

European Fisheries Alliance(欧州水産同盟)代表Gerard van Balsfoort は、拒否された妥協案でさえ、EU漁船団に前例のない打撃を与えるが、中途な条件で合意するよりは、一時的に完全に英国海域に入域できなくなったとしても、拙速に取引しない方が良いと語った。

同水産盟には、3,500隻、1万8,000人以上の漁業従事者が加入している。

なお、先に、英国側が3年間で段階的にEU漁船への自国海域の漁獲割当を削減させる、調整期間をあたえる妥協案を提示したことが明らかにされている。

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北海道隣接西サハリン海域ニシンTAC大幅増 石狩系ニシン年明け好漁予測 2020年12月22日 みなと新聞

2020-12-22 02:34:34 | 日記

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