ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

太平洋サケマス沖獲りは本当に再開するのか

2020-12-25 10:33:35 | 日記

2020年12月24日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二     

[太平洋サケマス沖獲りは本当に再開するのか]

ロシア漁業庁は、2020年12月21日付命令No.711に基づき来年2021年の極東排他的経済水域(EEZ)での太平洋サケマス商業漁業沖獲り向の漁獲割当配分を7社に行った。

当該漁獲割当は以前、流し網により利用されていたが、これは、2016年1月1日に停止された。

一方でロシア政府は沖獲りの漁獲割当を新たに配分している。

資源利用が可能となった権利者は、いまだに流し網の代替となる、効率的な漁具・漁法はまだ開発されていないとしている。

ロシア漁業庁は、科学調査のレヴェルではあるが、トロールで太平洋サケマスが漁獲されるため、この漁法の使用を示唆している。

しかし、本当にこれで本格的な沖獲りが再開されるのか、疑問がつきない漁獲割当配分となっている。

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