2024年05月17日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシア漁業最大手”ロシア漁業会社”代表交代]
ロシア漁業最大手グループ”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ “(Русская рыбопромышленная компания 「ロシア漁業会社」)は、2024年6月1日付で代表がオリガ・ナウモワ(Ольга Наумова)からサヴェリー・カルプヒン(Савелий Карпухин)に交代になると発表した。
後任のカルプヒンは、これまで戦略・商務担当部門長だった。
“ロシア漁業会社” 取締役会長イヴゲニー・オルロフ(Евгений Орлов)は、2022年1月のナウモワの代表就任以来、同社がダイナミックな発展の道を歩み、ロシア漁業のリーダーの1つとなり、世界市場の重要なプレーヤーとしての地位を確立したと評価した。
同社は新造スーパー・トロール漁船の取得ペースを加速しており、2022年以降、4隻が就役し、今年2024年、さらに2隻が稼働を開始する予定となっている。
なお、ナウモワは、引き続き、取締役の立場で、同社幹部にとどまることになる。
(報告担当者 原口聖二:オリガ・ナウモワは、ロシア極東地方最大の食品小売りチェーンの代表を務めていた人物で、世界を変える女性事業家としてフォーブス誌でも紹介された。)