ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア漁業ニュースヘッドライン 2014年05月  http://kisenren.com

2014-04-17 17:32:43 | 日記
「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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2014年05月10日
ユ-ザ-  各位
                                                                
拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ロシア漁業庁は、2014年4月16日、ロシア側代表をロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが務め、第23回ロ韓漁業員会がソウルで始まったと発表しました。
これに先立って、同年1月24日、モスクワにおいてシェスタコフは、韓国海洋水産部前長官ユンジンスクと協議をおこない、この際、韓国漁船のためのロシア排他的経済水域における漁獲割当を、IUU漁業(密漁密輸)防止への対応と、極東水産業へのインフラ投資を条件に増枠(報告担当者 原口聖二: 2009年から政府間協定スケトウダラ漁獲枠が2万トンレヴェルから4万トンレヴェルになった)としたが、投資問題が未だに満たされていないと指摘し、今後の漁獲割当配分にかかわる問題だと言及した経緯にあります。
また、これに加えて、ロシア側は違法性が認められるロシア海域韓国合弁(ロシアフラッグ/韓国内国貨物扱 年間約20万トン)スケトウダラ操業について、漁獲割当を没収する等、厳しい罰則を科す可能性を申し渡しています。
厳しい交渉になると予想される同漁業委員会の開催を、今月号のTopNewsとしてご報告申し上げます。
なお、ロシア漁業庁は、2014年3月28日付で、同庁クリミア地域管理局設置にかかる国家登録手続きが行われたと発表しました。同庁クリミア地域管理局は、セヴァストポリに設置され、クリミア、セヴァストポリ、そして黒海のロシアの一部等の漁業活動を管理することになるとの情報です。この点につきましても、あわせてお知らせ申し上げます。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)   

Contents
TopNews  第23回ロ韓漁業委員会が開催される
・農業大臣フョードロフが漁業発展連邦目標プログラムの3年間の延長を求める
(ロシア農業副大臣シェスタコフ動向および2ケ国間漁業協定関連等外17件)
・カムチャツカ国境警備局2014年1月期-2月期違反指摘拘束船リスト(FOC/IUU取締情報関連外10件)
・オケアンルイブフロートが同業他社漁獲割当を取得(ロシア独占禁止庁関連)
・ロシア漁業者によるオホーツク海抱卵スケトウダラ操業概況(ロシア漁業者底魚等操業関連外29件)
・カムチャツカで流し網漁船へのオブザーバー完全乗船の提案が行われる(ロシア太平洋サケマス操業関連外4件)
・漁業庁のクリミア地域管理局の国家登録手続きが行われる(クリミア編入関連等外3件)
・改定された極東漁業規則が発効する(その他ロシア漁業関連情報外8件)
・昨年の韓国北洋トロールのロシアGG操業は40%生産減(韓国スケトウダラ等市場関連外4件)

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ロシアFOC/IUU取締情報170“Аквариус”

2014-04-17 12:33:29 | 日記
2014年04月17日   
ウラヂオストク発
[カニ密漁カンボジアFOC船船長に15万ルーブルの罰金]
ウラヂオストクのフルンゼ地区裁判所は、80万ルーブル以上相当のカニの密漁密輸を行ったカンボジアFOC船の船長に対して15万ルーブルの罰金を科す判決を下した。
今年2014年1月、カンボジアFOC船“Аквариус”(アクワリウス)は、密漁した、ケガニ1,200個体、タラバガニ500個体、ズワイガニ(オピリオ)300個体を所持し、違法に国境を横断した。
活カニについては当局により、生息地に海中還元されたが、国家の天然資源の損害は80万8,185ルーブル相当となった。
今回の審理の前に船長は、損害賠償について予め支払を行っているが、この判決で、加えて罰金15万ルーブルを納めなければならない。
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第23回ロ韓漁業委員会が開催される

2014-04-16 17:55:22 | 日記
2014年04月16日
モスクワ発
[第23回ロ韓漁業委員会が開催される]
ロシア漁業庁は、2014年4月16日、ロシア側代表をロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが務め、第23回ロ韓漁業員会がソウルで始まったと発表した。
同委員会は1991年9月16日付ソ連と韓国の政府間協定に基づき開催されている。
なお、同委員会は、2014年4月18日まで続く予定となっている。


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シェスタコフがウラヂオストクへ出張する

2014-04-15 05:31:12 | 日記
2014年4月15日
ウラヂオストク発
[シェスタコフがウラヂオストクへ出張する]
ロシア漁業庁は農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが2014年4月14日、出張でウラヂオストク入りしたと発表した。
シェスタコフは本日2014年4月15日、極東連邦管区大統領全権代表*ユーリ・トルトネフ(Юрий ТРУТНЕВ)が主催する沿海地方の水産業発展のための会議に出席する。
*ユーリ・トルトネフ 1956年3月1日生れ
ロシアの政治家。2004年から2012年までロシア連邦天然資源相。その後大統領補佐官を経て、2013年8月に極東連邦管区大統領全権代表に任命された。1996年ペルミ市長選挙に立候補し、第1回投票で61.42パーセントを獲得し当選する。2000年にはペルミ州知事選挙に立候補し、51.48パーセントを獲得し当選する。2008年ロシア大統領選挙では、何人かの政治アナリストはトルトネフの立候補を予想した。トルトネフがプーチン体制を維持することの可能なテクノクラートとして政権内から歓迎されると予想したのである。もっとも、トルトネフ自身はマスコミのリップサービスを一顧だにせず、知事時代から他の地方長官たちが与党統一ロシアに参加する中、一線を画して中立的な立場を保ったのと同様、大統領選でも一貫して自身のスタンスを保った。
2013年8月31日、プーチン大統領はイシャエフ極東発展相兼極東連邦管区大統領全権代表を解任し、後任の全権代表に副首相兼任でトルトネフを任命した。趣味は、ラリーと空手。彼は、2020年開催予定のオリンピックに極真空手を正式種目とすることを目的とした組織「極真ワールドユニオン」(KWU)の発起人である。

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クリミア編入 セヴァストポリ港とケルチ港

2014-04-14 14:14:47 | 日記
Росрыболовство предлагает создать рыбные терминалы в портах Севастополь и Керчь

「きせんれん」は、関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月間情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。
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Заместитель главы Росрыболовства Надежда Шебина 11 апреля приняла участие в совещании по актуальным вопросам развития в новых субъектах Российской Федерации агропромышленного и рыбохозяйственного комплексов и их скорейшей адаптации к соответствующим государственным программам Российской Федерации. Совещание провел министр сельского хозяйства Российской Федерации Николай Федоров.

В своем выступлении Надежда Шебина сообщила, что Росрыболовство предлагает создать два рыбных терминала на территории Крымского полуострова - на территории портов Севастополь и Керчь.

"Мы бы хотели создать на территории портов Севастополь и Керчь - рыбные терминалы - Севастопольский рыбный терминал и Керченский рыбный терминал. В этом заинтересованы и местные органы тоже, так как это морские регионы, и вопросы рыбного хозяйства здесь довольно важны", - сказала заместитель главы Росрыболовства.

Для рассмотрения проектов, направленных на развитие рыбохозяйственного комплекса Республики Крым и г. Севастополь, будет создана рабочая группа. В ее рамках будут подготовлены обоснования проекта по созданию рыбных терминалов в портах Севастополь и Керчь.
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サハリン水産業界に“日本の巨人”三井物産が現れる 1億ドルを投資

2014-04-11 04:17:30 | 日記

2014年04月10日
サハリン発
[サハリン水産業界に“日本の巨人”三井物産が現れる 1億ドルを投資]
サハリン州政府は、日本最大手企業“三井物産株式会社”の関連会社“Мицуи энд Ко. Москоу”(三井物産モスクワ有限会社)の代表と、同州知事ホロシャビンが会談したと発表した。
このなかで、“三井物産モスクワ有限会社”が、サハリンの水産加工業へ約1億ドルを投資する計画を検討していることが明らかになった。
計画には、2千万尾対応のふ化場や5千トンの冷蔵庫の建設等も含まれている。
ホロシャビンは、日本との協力関係が、新たなレヴェルに到達するための準備が整いつつあると指摘している。
それは、これまでの、日本市場への水産物の単純輸出ではなく、養殖漁業や水産加工の発展のための2ケ国間の協力、相互作用の質の向上と拡大だとしている。


(*三井物産モスクワ有限会社のHPから)”Мицуи энд Ко. Москоу”
CIS総代表兼三井物産モスクワ有限会社社長からのメッセージ

三井物産モスクワ有限会社社長兼CIS総代表 目黒 祐志
皆さま、三井物産モスクワの新装なったウェブサイトにようこそ。
私は、三井物産モスクワ有限会社社長兼CIS総代表の目黒祐志です。 この三井モスクワのウェブサイトを開いてくださった皆さまにご挨拶を申し上げますとともに、三井について少しご紹介いたします。
三井物産株式会社は、日本の著名な総合商社で、幅広いビジネスを世界的規模で積極的に展開しております。
三井家の家祖は、17世紀の人、三井高利です。三井高利は1673年、江戸と呼ばれていた頃の東京に小さな呉服屋を開きました。 彼は、当時の商慣習に逆らって数々の革新的な商い方法を編み出しました。これらの創造的な新商法により店は大盛況となり、その後は両替および為替の業務も手掛け、小売業と金融業の両方で大成功を収めました。「創造」は現在に至るまで、三井の経営理念の中核を占めています。
17世紀にできたこの小さな呉服屋は、今日の三井の母体となりました。三井物産は現在、世界66ヶ国に154のオフィスと現地法人のネットワークを張り巡らし、合計436社に及ぶ子会社、関係会社を傘下に有して、4万名を超す従業員を擁しています。三井の現在の資産合計は1,036億米ドルとなっています。また昨年の三井の収益合計は564億米ドル、年間投融資額は83億米ドルに達しました。
三井はその地球規模の投資と貿易業務をバックに、第二次大戦後の日本が果たした復興と経済上の奇跡に大きく貢献してきました。現在の三井の主な事業分野は、金属資源、エネルギー、グローバル・マーケティング・ネットワーク、ライフスタイル事業、インフラストラクチャー、鉄鋼、自動車・建機、化学品、食料、情報産業、船舶、宇宙航空、物流他となっています。三井が主に目指す姿は、世界中のお客様のニーズに応えることのできるグローバル総合力企業となることです。三井を支える経営理念は次のとおりです。
フェアで謙虚であることによって信頼を築く
志を高くして世の役に立つ
常に新しい分野に挑戦する
自由闊達の風土を活かす
自己研鑽と自己実現を通じて人材を育成する。
ロシアにおける三井の歴史は、1967年にソビエト連邦内で初めてのオフィスを開設した時に始まりました。当時のオフィスは、モスクワのウクライナ・ホテル内に置かれていました。現在では、三井のロシア経済への投資額は日本企業全体のうち最多となっています。ロシアは、三井の投資方針の優先順位トップ5ヶ国にランクしています。ロシアにおける最大のプロジェクトはサハリン2です。2009年2月には、同地において他のプロジェクト・パートナー各社とともに、ロシア初のLNGプラントの稼働を開始しました(三井は、このプロジェクトについて1987年にソビエト政府との間で交渉を始めた、このプロジェクトの先駆者です)。
三井はロシアの社会発展および日露関係の発展にも貢献しています。当社は、ロシア国内の諸大学の教育プログラム、文化やスポーツのイベントに対して、毎年寄付を行っています。
これらの貢献は両国の関係の強化に役立つものと心から確信しております。このご挨拶のしめくくりとしまして、三井はロシアに多くの友人を持っていることを申し上げておきます。2011年3月11日の日本の地震と津波以後、日本人は、ロシアの人々から力強いご支援を賜りました。私たちは、両国民の間のこの友情の証しを決して忘れません。
このウェブサイトをお読みくださりありがとうございました。私たちがこれからさらに質の高い仕事を行うことによって、日露両国民の親密度が深まり、この世界がより住み良い所になることを希望しております。私は、日露両国民は今後すべての分野で発展する大きな可能性を秘めていると強く信じています。
三井も私自身もそれに向かって尽力することを誓うものです。

“三井物産モスクワ有限会社”
三井物産モスクワ有限会社の親会社である三井物産株式会社(以下「三井」)は、世界で最も多角的な経営を行っている総合商社の一つです。三井は、広範な事業分野においてさまざまな活動・機能を展開しており、次の14の営業本部を有しております:鉄鋼製品、金属資源、プロジェクト、自動車・建機、船舶・航空、基礎化学品、機能化学品、エネルギー(第一、第二)、食料・リテール、コンシューマーサービス、情報産業、金融・新事業、物流。
三井グループの家祖は、17世紀の三井高利です。三井物産は、数世紀に亘る鎖国の時代を経て外国貿易が開放された後の1876年7月1日に設立されました。現在、三井は世界66ヶ国に154のオフィスを展開しています。基本的な活動領域は商品売買取引と投資です(石油・ガス、金属資源、鉄鋼製品、機械、インフラ(主に電力、鉄道分野)、自動車、化学品、情報産業、物流、食料・農業、コンシューマー小売)。
三井モスクワは1967年に駐在員事務所として開設された後、2004年にはロシアおよびCIS地域におけるビジネスの拡大を目的として現地法人化されました。2010年1月1日現在、この地域には合計11のオフィスがあります(三井モスクワの本店、サンクトペテルブルクおよびウラジオストークの両支店、そして8つの事務所)。
三井モスクワは、ロシアおよびCISにおけるビジネス開発を目的としています。私たちは、必要な商品・サービスを、それを必要とする人々に提供することが私たちのビジネスだと考えて、クライエントの現在および将来のニーズを最善の形でサポートする革新的なバリューチェーン・モデルを提供するように努めています。このようなバリューチェーン・モデルには具体的には、国内および世界市場におけるマーケティング、取引の円滑化、プロジェクトの開発と管理、SCM(サプライチェーン・マネジメント)およびDCM(デマンドチェーン・マネジメント)の立案および実施などがあります。
三井モスクワは、「持続可能な成長」と「良き企業市民」たることに全社で取り組んでいます。三井の経営理念を反映して、当社の業務運営は、環境責任、社会に対する説明責任および各種社会の尊重を前面に掲げる独自のCSR(企業の社会的責任)ポリシーに基づいています。
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第2回ロシア・モロッコ漁業委員会

2014-04-10 16:31:29 | 日記
9 апреля 2014 года, Илья Шестаков Росрыболовство Российско-Марокканская смешанная комиссия по рыболовству

ロシア漁業庁は、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが代表を務めた、第2回ロシア・モロッコ漁業委員会が、大西洋モロッコ沿岸の漁業区域におけるロシア漁船の操業条件等が.........

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Определены условия ведения промысла российскими судами в водах Марокко

8 апреля в г. Агадир (Королевство Марокко) завершила работу вторая сессия Российско-Марокканской смешанной комиссии по рыболовству. Протокол по итогам сессии подписали заместитель Министра сельского хозяйства Российской Федерации – руководитель Федерального агентства по рыболовству Илья Шестаков и генеральный секретарь Департамента морского рыболовства Министерства сельского хозяйства и морского рыболовства Марокко Закия Дриуш.

В ходе данной сессии определены условия организации работы российских рыболовных судов на промысле пелагических видов рыб (скумбрия, ставрида, сардинелла, сардина, сабля) в атлантической рыболовной зоне Марокко. В частности, для российской стороны сохранена квота на вылов водных биологических ресурсов в размере 100 тысяч тонн.

При этом в протоколе отмечено, что до октября 2014 года стороны проведут внеочередную сессию Комиссии и по результатам научных исследований рассмотрят вопрос о пересмотре объема квоты в сторону увеличения.

В рамках сессии также обсуждались вопросы, связанные с работой российских и марокканских научно-исследовательских институтов по исследованию водных биоресурсов в атлантической рыболовной зоне Марокко, а также подготовкой кадров для рыболовного сектора Марокко. Так, российская сторона подтвердила возможность выделения учебных стипендий для граждан Марокко на 2014/2015 учебный год для обучения в российских образовательных учреждениях рыбохозяйственного профиля.

Комиссия отметила положительные итоги рабочей встречи экспертов российского научно-исследовательского института «АтлантНИРО» и марокканского Национального института рыбохозяйственных исследований. В целях обеспечения рационального и устойчивого использования пелагических ресурсов, обитающих в атлантической зоне Марокко, стороны договорились развивать научно-техническое сотрудничество для наблюдения за различными элементами пелагической экосистемы в Атлантической рыболовной зоне Марокко.

Также стороны договорились развивать другие направления экономического сотрудничества, в частности определили условия экспорта марокканской морепродукции на российский рынок.

Церемонии открытия сессии и подписания протокола по ее итогам проходили на борту учебно-парусного судна «Крузенштерн», который в этот период находился в порту Агадир.

***

Российско-марокканское взаимодействие в области рыболовства развивается с 1978 г., когда было заключено первое межправительственное соглашение в области рыболовства, и характеризуется высоким уровнем двустороннего сотрудничества.

В настоящее время правовой основой российско-марокканских отношений в области морского рыболовства является Соглашение между Правительством Российской Федерации и Правительством Королевства Марокко о сотрудничестве в области морского рыболовства от 14 февраля 2013 г. Соглашение устанавливает принципы двустороннего сотрудничества между Российской Федерацией и Королевством Марокко в области сохранения и использования морских живых ресурсов атлантической рыболовной зоны Королевства Марокко, в том числе предусматривает возможность осуществления промысла пелагических видов рыб российскими рыболовными судами.

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ロシア・中国漁業ワーキング委員会が開催される

2014-04-09 16:02:58 | 日記
 

2014年04月09日
ウラヂオストク発
[ロシア・中国漁業ワーキング委員会が開催される]
2014年3月31日から同4月4日までの間、中国のハルビンにおいて、アムール川とウスリー川の国境水域の漁業管理に関するロシア・中国ワーキング委員会が開催された。
委員会では当局間によって、2012年から2013年の漁業結果と資源の評価、保護管理、そして違反者への措置等について情報交換が行われた。
また双方は、アムール川とウスリー川の国境水域における合同取締活動の諸手続きに合意し、漁業資源の再生産のための規則更新の必要性について検討を行った。
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オケアンルイブフロートが同業他社漁獲割当を取得

2014-04-08 10:23:30 | 日記
2014年04月07日
カムチャツカ発
[オケアンルイブフロートが同業他社漁獲割当を取得]
ペトロパブロフスクカムチャツキー根拠“Океанрыбфлот”(オケアンルイブフロート)が、同業他社の"Камчатрыбпром-флот" (カムチャットルイブプロム・フロート:カムチャットルイブプロム100%出資) が保有していた、スケトウダラ、ニシン、そしてイカの漁獲割当を取得した。
この漁獲割当譲渡の意思決定は、昨年2013年10月に開催されたカムチャットルイブプロムの臨時株主総会で行われた。
なお、オケアンルイブフロートは、2012年末、ロシア独占禁止庁が、極東の53の漁業会社とロシアスケトウダラ漁業者協会をカルテルの容疑で調査した結果、競争保護に関する法律第11条「カルテルによる価格の設置と財産の減少」により、有罪と認められると公表した26の漁業会社に含まれている。

(関連過去情報)

2012年12月25日 モスクワ発
[ロシア独占禁止庁が有罪と指摘する26の極東漁業会社リストを公表]
ロシア連邦独占禁止庁は、ロシア極東の53の漁業会社とロシアスケトウダラ漁業者協会をカルテルの容疑で調査した結果に基づき、有罪と認められる26の漁業会社を下記のとおり公表した。
同庁は、ロシア連邦の競争保護に関する法律第11条「カルテルによる価格の設置と財産の減少」にロシアスケトウダラ漁業者協会と極東の26の漁業会社の違反が認められたと指摘している。
(独占禁止法違反26社リスト)
①“Аян”(アヤン)
②“Востокрыбпром”(ヴォストークルイブプロム)
③“Дальвест”(ダリヴェスト)
④“Совгаваньрыба”(ソフガヴァニルイバ)   
⑤“Пелагиаль”(ペラギアリ) 
⑥“Софко”(ソフコ)
⑦“Тралфлот”(トラルフロート)
⑧“Сахалин Лизинг Флот”(サハリンリージングフロート)
⑨“Дальрыба”(ダリルイバ)
⑩“Находкинская база активного морского рыболовства” (ナホトカバムル) 
⑪“Дальневосточная рыболовная компания”(ダリニヴォストーチナヤルイバロフナヤカンパニヤ) 
⑫“Интрарос” (イントラロス)
⑬“Рыбмаркет”(ルイブマーケット)
⑭“Камчатимпэкс”(カムチャットインペクス)
⑮“Магаданрыба”(マガダンルイバ) 
⑯“Океанрыбфлот”(オケアンルイブフロート)
⑰“Остров Сахалин”(アストロフサハリン)
⑱“Поллукс”(ポルクス)
⑲“Преображенская база тралового флота”(プレオブラジェンスカヤトロラヴォガフロータ)
⑳“Ролиз” (ロリズ)
㉑“Дальневосточная база рыболовства"(ダリニヴォストーチナヤルイバロフストヴァ)
㉒“Управление тралового флота"(ウペラフレニエトロラヴォガフロータ)
㉓“Рыбзавод Каменский”(ルイブザヴォドカメンスキー)
㉔“Рыболовецкое коллективное хозяйство "Сахалин"”(漁業コルホーズ連合“サハリン”)
㉕“Тихоокеанское управление промысловой разведки и научно-исследовательского флота”(太平洋科学調査船団)
㉖“Фиш Рейн”(フィッシュレイン)
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シェスタコフがモロッコ南西部の都市アガディール訪問

2014-04-07 16:47:01 | 日記
4 апреля 2014 года,
Илья Шестаков возглавит российскую делегацию на Российско-Марокканской комиссии по рыболовству
ロシア漁業庁は、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが、モロッコ南西部の都市アガディールで開催される..........

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Заместитель министра сельского хозяйства Российской Федерации – руководитель Федерального агентства по рыболовству Илья Шестаков возглавит российскую делегацию на второй сессии Российско-Марокканской смешанной комиссии по рыболовству в г. Агадире (Королевство Марокко). Визит состоится в период с 6 по 9 апреля 2014 г.

В ходе сессии планируется обсудить вопросы промысловых условий для российских судов в атлантической рыболовной зоне Марокко, обучения марокканских специалистов в подведомственных Росрыболовству учебных заведениях, согласовать направления научно-технического сотрудничества.

Также в рамках проведения сессии состоится официальный визит Ильи Шестакова и представителей Министерства сельского хозяйства и морского рыболовства Марокко на учебное парусное судно «Крузенштерн», а также встреча с министром сельского хозяйства и морского рыболовства Марокко Азизом Аханнушем для обсуждения широкого спектра вопросов двустороннего сотрудничества в области сельского хозяйства и рыболовства.

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ロシアFOC/IUU取締情報169“ibra-2“Agrus”Energy”Mitsu“Shcverfassbar“Sanri“Astor“

2014-04-03 14:33:42 | 日記
2014年04月03日
サハリン発
[サハリン国境警備局が今年第1四半期8隻の密漁船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は今年2014年第1四半期の活動結果等を報告し、この中で8隻の密漁船を拘束したと発表した。
また、第1四半期にユジノサハリンスク市裁判所において、外国企業“Fariet Company”Maritime Star Company”Tuira River Traders”の3社に対して1,150万ルーブル以上の罰金が言い渡され、昨年2013年に拘束した*“Honto Maru” と“Agrus”には没収判決が下された。
これらについては、42トンの活カニを押収し、生息地に海中還元することで、国家の天然資源への損害3,700万ルーブル相当を軽減させた。
今年2014年の第1四半期における新たな活動では、6隻の外国船“ibra-2”Energy”Mitsu“Shcverfassbar“Sanri“Astor“を含め8隻の違法船を拘束した。
これらからは45トンの違法に生産された水棲生物資源を押収し、国家の天然資源への損害2,700万ルーブル相当を軽減させた。

(関連過去情報 *ほんと丸事件)

2014年03月04日 サハリン発
[軍事検察官がカニ密漁カンボジアFOC船“ほんと丸”の没収を発表]
東部軍管区第318駐留*軍事検察当局(ユジノサハリンスク)は、同局のイニシアティヴによる裁判の結果、カニの密漁をおこない拘束されたカンボジアFOC船"Хонто Мару"(ほんと丸)について、没収処分となる判決が下されたと発表した。
"Хонто Мару"は昨年2013年5月、オホーツク海ロシア排他的経済水域において、ズワイガニ(オピリオ)30トン以上、4万6,900個体を違法漁獲した容疑で、ロシアFSBサハリン国境警備局により拘束された。
裁判の結果、船長と船主に対して1,000万ルーブル以上の罰金と、船舶没収の判決が下された。
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プーチンがNPFC参加のための法令に署名

2014-04-03 10:17:17 | 日記
2014年04月02日
モスクワ発
[プーチンがNPFC参加のための法令に署名]
ロシア漁業庁は、大統領プーチンが北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約加盟のための法令に署名したと発表した。
ロシア漁業は、北太平洋の公海における海洋生態系を保護し、漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用を目的としたこの条約に基づいて設置される委員会である、北太平洋漁業委員会(NPFC)に参加することで、対象魚種の生産が拡大されることを期待している。
ロシア漁業庁は、ロシア漁業拡大のため、自国の排他的経済水域と接続した協定水域、公海部分での操業の重要性を指摘している。
ロシアは、この条約に基づく国際的義務実行のため、年間4万5,000ドルを、ロシア漁業庁へ配分された予算の内から拠出することになる。

(関連過去情報)

2014年03月20日 モスクワ発
[ロシア国会が北太平洋漁業条約加盟の批准決議]
ロシア国会は、北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約への加盟のため、批准決議をおこなった。
この条約は、北太平洋の公海における海洋生態系を保護し、漁業資源の長期的な保存及び持続可能な利用を確保することを目的としており、同条約の交渉参加国は、7つの国と地域、ロシア、日本、米国、韓国、カナダ、中国、そして台湾となっている。
ロシア漁業庁は、ロシア漁業拡大のため、自国の排他的経済水域と接続した協定水域、公海部分での操業の重要性を指摘している。
ロシアは、この条約に基づく国際的義務実行のため、年間4万5,000ドルを、ロシア漁業庁へ配分された予算の内から拠出することになる。

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サハリン地域のサケマス孵化場は8億以上の幼稚魚を放流する

2014-04-02 13:20:56 | 日記
2014年04月01日
サハリン発
[サハリン地域のサケマス孵化場は8億以上の幼稚魚を放流する]
今年2014年、サハリン地域のサケマス孵化場は、8億尾以上の幼稚魚放流を計画している。
今般、サハリン州水棲生物資源増殖監視委員会は、今年2014年第1四半期の同地域の孵化場の生産状況等の検査を行った。
4月1日現在、同地域の38の人工孵化施設は、カラフトマス、シロザケ等の太平洋サケマスの孵化個体約8億500万を飼育している。
また、この第1四半期、キーロフ漁業コルホーズ等3ケ所の孵化場から、3,500万尾のシロザケの幼稚魚が放流されている。
なお、太平洋サケマスの幼稚魚放流は伝統的に4月から7月にかけて集中的に行われる。
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ロシア産カニの密漁・密輸出防止協定の発効について(林農林水産大臣記者会見概要)

2014-04-01 15:52:59 | 日記
林農林水産大臣記者会見概要

平成26年4月1日(火曜日)8時40分~8時51分
於:衆議院第17委員室前
主な質疑事項 ロシア産カニの密漁・密輸出防止協定の発効について(抜粋)

記者
クジラとは、また、別の話題なんですが、あの、日露のカニ密漁の防止協定というのが、近く発効されますけど、まず、それについての御所見をお願いしたかったんですが。

大臣
はい。あの、ロシア産のカニのですね、密漁・密輸出防止協定につきましては、密漁によってですね、カニ資源の枯渇を防止するということ、密漁によるカニ資源の枯渇ですね、これを防止するとともにですね、安定的なカニの輸入を図るという観点から、大変重要だと思っておりまして、早期発効に向けてですね、まあ、日露間で手続を進めているところであります。

記者
そして、それについてなんですが、あの、第1次安倍内閣時代に、あの、日露関係省庁会議で、二国間協定では第三国間が抜け道になって、密輸は、まあ、あの、他国に流れてしまって防げないのではないかというところから、まあ、あの、多国間の枠組みが必要だというような認識があったように聞いているんですけれども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

大臣
そうですね、まず、まあ、二国間でこれを、ロシア国内がですね、カニの生産国ですから、まず、ここをやるということが、大事であるということは申し上げたとおりでありますが、ロシアはですね、我が国を除くカニの主要輸出先国である韓国とはですね、既に、密漁・密輸出防止協定を発効しております。更に、中国などですね、他の輸出先国とも協定の発効に向けて協議をしていると、こういうふうに承知をしておりますので、ロシアの方でですね、主要な輸出先国ですね、これと順調に密輸、密漁・密輸出防止の枠組みを整備しているということですので、我が国としてもですね、本協定の、まあ、早期発効に向けて努力をすることによって、効力を確かなものにしていきたいと、こういうふうに思っております。
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ロシアFOC/IUU取締情報168“Satsunan”

2014-04-01 11:51:31 | 日記
2014年04月01日
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局がカニ密漁セントクリストファー・ネイビス旗船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、日本海においてカニの密漁を行った(*1)セントクリストファー・ネイビスFOC船“Satsunan”を拘束し、ナホトカ港へ連行したと発表した。
は2時間にわたり逃走、当局はヘリコプター(*2)“Ка-27”を投入し、これを拘束した。
当局は“Satsunan”から、違法漁獲された約200kgのズワイガニ(オピリオ)、カニ漁獲のための餌と推察される冷凍ニシン、専用漁具を発見し、活魚輸送用の設備を確認した。
なお、“Satsunan”の乗組員は13名で、ロシア人7名とウクライナ人6名で構成されていた。
(*1)セントクリストファー・ネイビス
セントクリストファー・ネイビス連邦は、西インド諸島の小アンティル諸島内のリーワード諸島に位置する セントクリストファー島(セントキッツ島)とネイビス島の2つの島からなる英連邦王国の一国たる立憲君主制国家。島国であり、海を隔てて北西にイギリス領アンギラ、東に アンティグア・バーブーダ、南西にイギリス領モントセラトが存在する。首都はバセテール。イギリス連邦加盟国の一つである。面積と人口は共に南北中アメリカにおいて一番小さく、独立年も一番新しい。
(*2)“Ка-27”
Ka-27は、ソ連のカモフ設計局で開発されたヘリコプター。 北大西洋条約機構では、Ka-27に対し「Helix」というNATOコードネームを割り当てた。Helixは「螺旋」の意味。
航続距離:900km 最大速度:270km/h 巡航速度:205km/h
全長:11 m 全幅:16 m
エンジン:クリモフTV3-117
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