2014年05月14日
ウラヂオストク発
[極東科学操業評議会に今漁期サケマス漁獲勧告が提出される]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、本日2014年5月14日、極東科学操業評議会が開催され、同センター学術審議会の結果に基づき、今年2014年漁期の太平洋サケマス漁獲勧告を提出したと発表した。
同センターは、今年2014年漁期、37万3,000トンの太平洋サケマスの漁獲が予想されており、沿岸漁業に加え、ロシア漁船と外国漁船の流し網漁業(2万トン強)を含め、約35万トンの漁獲勧告を評議会へ提出した。
この内、カラフトマスが最大で19万4,000トン、シロザケ11万1,000トン、ベニザケ3万8,000トン以上、ギンザケ6,300トン、マスノスケが680トン等となっている。
昨年2013年の当初漁獲勧告は、31万3,000トンだったが、各地域の遡河性魚種生産管理委員会等で調整され、最終的勧告は、48万5,000トンに達し、一方、生産量は、約39万トンだった。
専門家は、伝統的漁業であるにもかかわらず、未だに多くの問題が解決されておらず、この漁業の合理的な生産の難しさについて言及した。
(*報告担当者 原口聖二 :ロシアの太平洋サケマス操業は排他的経済水域における流し網漁業以外の沿岸漁業等に対しては、TACの設定はなく、遡河魚種生産管理委員会の承認による漁獲勧告に基づき操業が行われている。極東各地域に設置された同委員会は、漁期中適宜開催され、その都度、漁獲勧告数量を調整している。)
(関連過去情報)
2014年04月28日 ウラヂオストク発
[ロシア漁業 今漁期の太平洋サケマス漁獲量が37万3,000トンと予想される]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2014年漁期、37万3,000トンの太平洋サケマスの漁獲が予想されており、沿岸漁業に加え、ロシア船、外国船の流し網漁業を含め約35万トンの漁獲勧告を行ったと同センター学術審議会で発表した。
この内、カラフトマスが最大で19万4,000トン、シロザケ11万1,000トン、ベニザケは3万8,000トンとなっている。
カラフトマスについては、東サハリン漁業区7万7,000トン、西カムチャツカ漁業区4万5,000トン、南クリール漁業区2万6,000トン、東カムチャツカ漁業区1万9,000トン、そしてアムール漁業区1万4,000トン等となっている。
シロザケについては、アムール漁業区2万3,000トン、西カムチャツカ漁業区2万トン、東サハリン漁業区1万8,000トン、南クリール漁業区9,000トン等となっている。
また、市場価値の高いベニザケは、東西カムチャツカ漁業区で3万6,000トンとなっている。
なお、ギンザケについては約6,000トンの漁獲が予想されている。
2013年10月30日 サハリン発
[サハリンにおいて今漁期の極東太平洋サケマス操業レヴューが行われる]
本日2013年10月30日、ユジノサハリンスクにおいて極東科学操業評議会が開催され、今年2013年漁期の太平洋サケマス操業レヴューが行われた。
この会議には太平洋サケマス操業にかかわる行政、科学研究機関、業界の代表者らが出席した。
今年2013年漁期、極東地方の太平洋サケマスの生産量が約39万トンとなり、この内、サハリン州の漁獲が約21万トンを占め、同州が極東地方における、この漁業のリーダーになったことが報告された。
なお、サハリン州太平洋サケマスの生産の内、カラフトマスが18万3,000トン、シロザケが2万1,000トンを占めている。
ウラヂオストク発
[極東科学操業評議会に今漁期サケマス漁獲勧告が提出される]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、本日2014年5月14日、極東科学操業評議会が開催され、同センター学術審議会の結果に基づき、今年2014年漁期の太平洋サケマス漁獲勧告を提出したと発表した。
同センターは、今年2014年漁期、37万3,000トンの太平洋サケマスの漁獲が予想されており、沿岸漁業に加え、ロシア漁船と外国漁船の流し網漁業(2万トン強)を含め、約35万トンの漁獲勧告を評議会へ提出した。
この内、カラフトマスが最大で19万4,000トン、シロザケ11万1,000トン、ベニザケ3万8,000トン以上、ギンザケ6,300トン、マスノスケが680トン等となっている。
昨年2013年の当初漁獲勧告は、31万3,000トンだったが、各地域の遡河性魚種生産管理委員会等で調整され、最終的勧告は、48万5,000トンに達し、一方、生産量は、約39万トンだった。
専門家は、伝統的漁業であるにもかかわらず、未だに多くの問題が解決されておらず、この漁業の合理的な生産の難しさについて言及した。
(*報告担当者 原口聖二 :ロシアの太平洋サケマス操業は排他的経済水域における流し網漁業以外の沿岸漁業等に対しては、TACの設定はなく、遡河魚種生産管理委員会の承認による漁獲勧告に基づき操業が行われている。極東各地域に設置された同委員会は、漁期中適宜開催され、その都度、漁獲勧告数量を調整している。)
(関連過去情報)
2014年04月28日 ウラヂオストク発
[ロシア漁業 今漁期の太平洋サケマス漁獲量が37万3,000トンと予想される]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、今年2014年漁期、37万3,000トンの太平洋サケマスの漁獲が予想されており、沿岸漁業に加え、ロシア船、外国船の流し網漁業を含め約35万トンの漁獲勧告を行ったと同センター学術審議会で発表した。
この内、カラフトマスが最大で19万4,000トン、シロザケ11万1,000トン、ベニザケは3万8,000トンとなっている。
カラフトマスについては、東サハリン漁業区7万7,000トン、西カムチャツカ漁業区4万5,000トン、南クリール漁業区2万6,000トン、東カムチャツカ漁業区1万9,000トン、そしてアムール漁業区1万4,000トン等となっている。
シロザケについては、アムール漁業区2万3,000トン、西カムチャツカ漁業区2万トン、東サハリン漁業区1万8,000トン、南クリール漁業区9,000トン等となっている。
また、市場価値の高いベニザケは、東西カムチャツカ漁業区で3万6,000トンとなっている。
なお、ギンザケについては約6,000トンの漁獲が予想されている。
2013年10月30日 サハリン発
[サハリンにおいて今漁期の極東太平洋サケマス操業レヴューが行われる]
本日2013年10月30日、ユジノサハリンスクにおいて極東科学操業評議会が開催され、今年2013年漁期の太平洋サケマス操業レヴューが行われた。
この会議には太平洋サケマス操業にかかわる行政、科学研究機関、業界の代表者らが出席した。
今年2013年漁期、極東地方の太平洋サケマスの生産量が約39万トンとなり、この内、サハリン州の漁獲が約21万トンを占め、同州が極東地方における、この漁業のリーダーになったことが報告された。
なお、サハリン州太平洋サケマスの生産の内、カラフトマスが18万3,000トン、シロザケが2万1,000トンを占めている。