たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

2023年ツシマヤマネコを探す旅vol.2

2023年08月23日 20時19分03秒 | 自然観察のススメ

(今回はネタが渋滞していますので刻みます)

過去最強クラスの神社に行く

 

12時45分

皆さんの爆食により、遅れていた時間を取り戻し、これから島の中部を観光します。

定番コースと言われる和多都美神社と、烏帽子岳展望台を目指します。

あまり詳しくはないのですが、和多都美神社は・・・

①あまりの傍若無人ぶりの韓国人を「出禁」にした神社

②韓国人が仏像を盗んだ罰として、和多都美神社の海へと延びる鳥居の直線上でセウォール号は沈んだ

③最近では台風で破損した鳥居を直すのにクラファンを始めたところ、対馬を舞台にしたゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』プレイヤーが続々参加し、3日で目標の500万円に達し、最終的には2,700万円に達した

 

なんて逸話をよく聞きます。

 

さて、如何なものか。

車から降りると、海へと続く鳥居の美しい風景が飛び込んできます。

 

次に横の池ではこれまた珍しい三つ鳥居があります。

 

さして大きくはないですが歴史を感じられる社殿、そしてその裏には「裏参道」があり、豊玉姫の墳墓と称されている磐座があります。

 

大変神聖な場所であるということですが、行けばすぐに分かります。

 

そうですね・・・

感覚的には三輪神社(奈良)と高千穂(宮崎)の中間ぐらい・・・かな

体がじわっと熱くなるのが分かります(分かる人には・・・)

 

続いて車で15分ぐらい登った烏帽子岳展望台を目指します。

直近の駐車場から145段の階段を登れば、360度見渡せる展望台です。

汗をかく価値ありますよ、はい。

 

車に戻り、トイレと飲料水(「ビール」ともいう)等を買いにスーパーを経由し、さらに島の北部を目指します。

おっと、車窓からツシマジカ確認。

ガイドさん曰く、対馬の適正総数が4,000頭なのですが、現在の生息頭数は47,000頭なのだとか・・・

 

「そこいら辺にいますよ」

とのことです。

 

その後、車内でウトウトしている内にゲリラ豪雨にあったようですが、次の目的地に到着する頃には青空がのぞいています。

そうこうしている内に、対馬野生生物保護センター(環境省)に到着です。

 

こちらでツシマヤマネコの生態やら生息場所、生息数等に付いてお勉強です。

 

そして飼育中のツシマヤマネコにご対面です。

 

 

どおやら、ツシマヤマネコは「田猫」とも呼ばれており、田んぼの畦(あぜ)にいるようです。

探し方は車で農道を走りながら畦道をライトで照らし、見つけて観察するとのこと。

なお、ヤマネコよりはるかに多いイエネコ(ノネコ)もいるとのことです。

 

なんか、いろいろ分かった。

 

 

ちなみにだ・・・

日本でツシマヤマネコを飼育・公開してる施設の内、未だ訪れていないのは、こちらの「対馬野生生物保護センター」、そして明日訪れる「ツシマヤマネコ野生順化ステーション」のみです。

ツシマヤマネコ野生順化ステーションの内部は、完全非公開なため、対馬野生生物保護センターを見たら、ツシマヤマネコが見れる施設は全制覇なのですよ。

 

そんな満足感の余韻に浸りながら、次の目的地に向かいます。

次に向かったのはツシマヤマネコの保護活動の現場です。

まずは対馬野生生物保護センター近くで行っている、山林のトラスト運動の現場です。

軽自動車規格の道を大型ワンボックスで進むと、看板やらが立った場所へ到着です。

気になったのが活動の一つにヤマネコへの「餌付け」があることで、ガイドさんも「クロに限りなく近いグレー」だと言っておられます。

 

山を下り、一端、海沿の天神多久頭魂(あまつかみたくずだま)神社に寄ってみます。

本殿を持たず、裏山そのものが御神体なのだとか。

 

次は山猫米の認定田を見に行きます。

が、通りすがりに対州馬をチラ見です。

 

対馬は対馬には少なくとも739年には馬がいたようであり、日本で一番初めに馬が伝わったエリアの1つではないかと言われています。

当初は運搬や耕耘に使われていましたが、1960年以降の機械化により激減し、現在は島内外合わせて50頭ほどしか生息していないそうです。

ある意味、ツシマヤマネコよりレアですね。

ツシマヤマネコ米は、ツシマヤマネコとの共生を目指す米づくりをする『佐護ヤマネコ稲作研究会』の農家が生産するお米です。

ヤマネコや渡り鳥等の生き物に配慮して、減農薬の米づくりや魚道の設置等に励んでおられます。

こちらも設立当時に比べ基準や活動が緩くなっている様ですが、地道な活動を続けておられます。

 

17時20分

そろそろ夕食の時間です。

今日は3件の民泊施設に分かれて宿泊するのですが、食事はそのうちの一軒でまとめて取るようです。

で、やってきたのは「民泊 恵」さん。

 

対馬の新鮮な魚を中心に、郷土料理の「いりやき」を出してくれています。

 

ええっ、めっちゃ旨いです。

刺身はマダイ、ハガツオ、ハマチ(これは養殖)です。

 

「いりやき」は鶏または魚を使った煮物で、少し甘めの汁なのが特徴です。

これも旨い。

ご飯をお代わりしたかったのですが、これから本番のツシマヤマネコ散策があるので、眠くなっては大変ということで、腹8分目で我慢です。


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