名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

氷見の海

2007年11月28日 | セカンドルーム
昨日は富山県境のお寺を訪れたので、少し足を延ばして能登半島の付け根にある氷見へ行ってきた。
地魚の漁師料理という謳い文句にひかれて、海辺の宿に1泊することにした。
寒ブリがあがるようになったので、ブリの刺身、煮付け、照り焼き、鍋などが次々と出て来たけど、好きな魚料理でも同じ素材の盛り沢山には、箸の動きが少し鈍る。
富山湾は穏やかで、海の向こうに白雪の立山連峰が、雲と見まごうほどおぼろげな姿で浮かんでいた。

氷見は定置網漁の発祥の地といわれ、ブリや鯛、平目、いかなど色々な魚があがるけど、ほとんどが長距離トラックで大都会へ運ばれていく。観光客相手の魚市場や料理店でも、質の良い魚を手に入れるのは難しいようだ。
食品に限らず、生産地と消費地の格差が広がっていく。
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