日ごろの生活は、10畳ほどの板の間で過ごしている。
床は厚さ2センチほどの栗の1枚板、天井は杉板が梁の上に乗っていて、それが2階の床になっている。
壁は板と土壁で、建具は障子と板戸の典型的な田舎家で、天井が高いので暖房をしている時はファンを回している。
断熱材は使っていないので、湿度によって伸縮が激しく、特に床板の下は何も無いので、目張りをしてもどこからか冷気が入ってくる。
夜中に薪ストーブの火が消えて、寒さで目を覚ますこともあったので、それ以来ホットカーペットを使うことにしている。
板の感触は好きだが、氷のように冷たくなる床には勝てないので、毎年真冬は利用している。
まだ使うほどの冷え込みはないが、部屋の掃除のついでに半年振りにカーペットを敷いた。
部屋の模様替えで気分転換も出来たし、早めの冬支度で何となく余裕も出てきた。
「飛騨の紅葉」をUPしたのでご覧下さい。