名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

違う世界が

2008年11月20日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、高山を出て名古屋にやって来た。
予定を繰り上げて名古屋に来たのは、天気予報も数日は雪だるまが並んでいるし、大雪になって足止めをくっては大変と、急遽準備をしてユキ(柴犬)と一緒に出発した。
午後2時に家を出た時の道路脇の温度計は-1℃を指し、凍結注意の信号を出していた。


降りしきる雪の中を高山市街を抜け、せせらぎ街道に入った頃は、10センチを越す積雪になっていた。


シャーベット状のわだちは滑りやすく、高山方面に向かうトラックが反対車線を横切って、側溝へ突っ込んでいた。
これを皮切りに3台の車が、吹き溜まりにはまったり、ガードレールにぶつかったりして立ち往生していた。
いずれの車も高山方面へ向かっており、雪道走行の備えが不十分だったのだろう。
幸い自損事故で車線をふさぐ事も無く、怪我も無かった様で良かったが、一歩間違えば大事故になりかねない。

 
道の駅「パスカル清見」も横なぐりの雪で視界も悪く、真冬の様相を呈していた。


除雪車も出動していたが、通った後からすぐ積もっていく程の降り方だった。


東海北陸道の郡上八幡IC辺りは、雪のかけらも無く小雨が降り、美濃加茂を通過する時は青空に夕焼け雲が浮かんでいた。


名古屋の街は何事も無かったように、イルミネーションやヘッドライトが煌めいていた。
こんな風景からは、僅か数10キロ先に広がる状況を想像することは出来ない。
これから4月までの間、雪国は違う世界であることを知っておかないと、思わぬ事故に巻き込まれる。

コメント (4)
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