名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

自給自足?の晩飯

2008年11月11日 | セカンドルーム

  

すっきりしない天気の一日であったが、西の空を真っ赤に染めて夕日が沈んでいった。
今夜の夕食は、「すくなかぼちゃ」の煮付けと自家栽培のナメコ汁を作った。
ご飯は、先日近所の人から頂いた新米を、毎日焚いて食べている。
少しばかりの手伝いで、過分なお礼を貰い恐縮してしまうが、夏は蛍が飛び交う有機栽培の田で育ったお米はとても美味しい。


田んぼに干草や堆肥をたっぷり漉き込み、清浄な空気と水で育った稲は、刈り取った後天日で「はさ干し」される。
手間ひまかけた米つくりの過程をすべて見ているので、安全安心感が美味しさをいっそう増幅しているようだ。
炊き立てのご飯は、味噌汁と漬物でもあれば、他におかずは無くても十分満足できるくらい美味しい。


終わったと思っていたナメコが、霜が降りてもまだ少しずつ出ている。


今年は菜園で作っていた飛騨特産のすくなかぼちゃを、すべてイノシシに食べられてしまった。
噂を聞いた近所の人が同情して、通りかかった都度あちこちから声がかかり、貰ったかぼちゃが10個ほどになった。
鍋に1杯煮ておいても、1週間ほどは飽きずに食べられるくらい美味しい。
良いことも悪いことも、すべてその日のうちに伝わるような小さな集落は、住む人は少ないが親切な人はたくさんいる。

コメント (4)
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