高山の町は遅れていた紅葉が、ようやく見ごろを迎え、国分寺の大イチョウも見事に黄葉した。
ここのイチョウの葉が散ると雪が降ると言われ、雪が早い年は緑色のまま散る事もある。
市街地より標高が高い所にあるわが家は、気温も3~4度低いので既に落ち葉のシーズンになり、裏山を見上げると樹形があらわになって寒々としている。
山桜、桑、ホウの木などは散ってしまい、今はブナやナラが盛んに葉を落とし、栗は枯葉になっても最後まで残っている。
今日は水路際の落ち葉掃きをしたが、放っておくと流れを止めてオーバーフローすることもあるので頻繁にやっている。
ここは南側に山が迫り日陰になっているので、夜露に濡れた落ち葉が道路にへばり付いているので厄介だ。
頑固な濡れ落ち葉は、使い古して先の無くなった竹ぼうきで、強引に掃かないと集められない。
僅かな場所であったが、それでも落ち葉は一輪車に5杯ほど集まったので、エンドウ畑の霜除けにし、残りは堆肥にした。
へばり付く落ち葉は嫌われ者だが、山里では役に立っている。