高い山の雪が少しずつ麓に近づいてくると、年甲斐もなく心がときめく。
今日は半年ほど眠っていたウェアの風干しをして、雪山用具の点検をした。
先日名古屋で買ったウインターバッグに用具を装着しながら使い方の予習をした。
冬はスノーシューを使うことが多いので、それを収納できるバッグを探していたが、今まではどこの店にも置いてなかった。
止む無くバンドで縛り付けていたが、バランスも悪く不安定な上、中の物を取り出すのが不便だった。
今シーズンは2~3のメーカーから出ているようで、早速north faceの35Lを買うことにした。
スノーシューの取り付けも簡単で、中も2気室に分かれ、背部や横からも荷物の出し入れが出来るようになっている。
収納も外部のウエストバンドやショルダーバンドに6個、中にもいくつかポケットが付いている。
片方のショルダーバンドの内部は、給水チューブを通す構造になっていて、外気に晒されないので、飲料水も凍結する心配はない。
シャベルやスキー、ピッケルの装着も出来るし、ストラップも使い切れないほど付いている。
最近のアウトドア用品は至れり尽くせりで、バッグひとつをとっても多機能化され、どこに物を収納したか忘れてしまいそうだ。
用具だけは進化していくが、体力と知力はそれについて行けない。