名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

春の足音

2012年03月02日 | セカンドルーム


今日の飛騨は厚い雲に覆われて、時々小雨が降っていた。
気温はそれほど低くはないが、陽射しが無いので寒く感じる。


朝の間は、ほとんどの雪面は固く締まっていて、どこでも歩けるようになった。


北向きの斜面や日陰の部分は、昼間に雪が溶けないので、たまに踏み抜くことがある。

 

渓谷沿いの猫柳は殻を破って、銀色の綿毛が鈴なりになっていた。

杉の雄花も怒張して、今にも弾けそうになっている。
飛騨地方はまだ飛散していないが、雨が上がって暖かくなれば一挙に飛び散ることだろう。

田んぼの水源は雪に隠れていたが、ぽっかりと顔を出していた。 久しぶりに飲んだ湧き水は、とても冷たくておいしかった。


蓮池の氷も解けて、鴨がのんびり餌をついばんでいた。これからは日ごとに水がぬるんでいく。


日照時間の長い田んぼは、早くも黒い土が現れ、地図のような形で領土が広がっていく。
裏山の様子を見に登ってみたが、北側で日が差さないため、雪面はもなかのようで踏み抜いてしまった。
去年は今頃伐採したが、何度も落ち込んで苦労したので、もうしばらく様子を見ることにした。
3月になると回りの様子が少しずつ変化して、春の足音があちこちから聞こえてくる。

コメント (4)
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