名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の春は一進一退しながらやって来る

2012年03月24日 | セカンドルーム

 

昨日から降り続いていた雨は朝のうちに止んだ。
陽射しはなく北風が冷たいが、雪はかなり消えていた。
春の雨は、雪の中で眠っていた様々なものを目覚めさせる。

 

ワサビが自生している庭の隅に、薪ストーブの灰を撒いておいたら、雪が早く溶けて小さな芽を出していた。


雪に耐えていたツツジも、重い荷を下ろして手足を伸ばしている。


去年の暮れに薪割りをしていて、突然の雪で中断したままの丸太も姿を見せた。
周りの雪も少なくなったので、いつでも再開できる。


昨秋から寝かせておいたきのこ栽培用の原木も、雪から出てきて菌打ちを待っている。


煙突の下の木酢液採取用のバケツも、雪が消えて姿を見せた。

水路のスノーブリッジもほとんどが落下して、残った橋も間もなく消えていく。

道路から玄関までの通路も地面が現れ、久しぶりに土の感触を味わった。
庭の「雪またじ」が日課であったが、これからは雑草に追いかけられる。


夕方になって黒い雲が割れ、薄日が漏れていたが、今夜は雪になるようだ。
テレビが桜の便りや黄砂の飛来を伝えていたが、山里の春は一進一退を繰り返しながら、ゆっくりとやって来る。

コメント (2)
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