名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

高山から名古屋へ

2012年03月07日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、まだ雪が残る我が家を後にして名古屋へ向かった。
飛騨地方の雪解けも進んで、高山の市街地の雪は日陰に少し残っている程度だ。

標高の高いひるがの高原SAも、つい先日までは雪に覆われていたが、今は汚れた雪の塊が残っているだけだった。


夕方に着いた名古屋は、空気が妙に生暖かかった。
今年の最高気温を記録し、19℃は4月の陽気とのことだ。

今回のルートは、中部縦貫道の高山ICから高速に入り、清見JCTで東海北陸道に合流して一宮まで走った。


路面の積雪も凍結も無く、交通車両も少なかったので、160キロの行程を2度休憩して3時間で来れた。
中部縦貫道の延長工事が再開されて、現在は高山ICから丹生川方面に向かって工事が進められている。
将来は、稼動中の安房トンネル道路と接続されて、中の湯経由で松本ICに繋ぐ計画である。
上高地や奥飛騨温泉郷、乗鞍岳などの観光スポットへは、国道158号線が唯一の路線で、シーズン中の交通渋滞が激しい上に、自然災害によって度々通行止めに見舞われる。
これらがブレーキになって、自然豊かな山岳地帯へのオーバーユースを抑えていたが、将来は関東や関西方面からの足が短くなり、観光バスや自家用車で訪れる人が大幅に増えることだろう。
13年前に高山に移り住んだ時は、片側1車線の国道41号線しかなかったが、年々高速道路の延長工事が進み、ついに高山まで延びてきた。
この先、上高地IC?が利用出来るかどうかは分からないが、観光地の賑わいや利便性と引き換えに、貴重な自然が失われていくのは残念だ。

コメント (4)
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