昨日の午後、高山の家を出るときは暗い空から氷雨が降っていた。
夕方、名古屋に着いた時は、晴れ渡った空の残照がやわらかかった。
変わり易い天気はいつものことだが、せせらぎ街道へ入る頃は雨も上がり、薄日が差していた。
渓流は雪解け水で水位が上がり、奔流がほとばしっていたが、真冬の厳しさは既に無い。
西ウレ峠にさしかかる頃から雪が激しく降りだし、気温もマイナス1℃を指していた。
ここで一休みをして、郡上八幡から高速に乗り、ノンストップで関SAまで走った。
ここまで来ると、空気の暖かさが違い、タンポポも咲き乱れていた。
僅か1時間ほどで冬から春へ変わり、ユキの表情も和んでくる。
今日の名古屋は春爛漫の陽気で、日向では汗ばむほどだった。
昨夜から野球漬け状態で、イチローの幸先のよいスタートに興奮し、今日は高校野球の応援で日が暮れた。
接戦を予想していたが、名電と横浜が大差で勝ちあがり、関東一が接戦を制した。
強豪校が残り、ベスト4をかけた熱戦が楽しみだ。
決勝戦まで、ユキと一緒に名古屋の春を楽しむつもり。