今朝早く名古屋を出て、高山へ戻ってきた。
美濃と飛騨を結ぶ「せせらぎ街道」は、郡上八幡あたりにわずかに紅葉が残っていたが、飛騨路に入ると冬枯れの風景に変わっていた。
渓流を覆うような見事な紅葉も、すっかり葉を落として枝があらわになっていた。
池のほとりも森閑として、遊歩道は落ち葉に埋もれている。
紅葉見物で賑わった街道は、行き交う車や人影も少なく、街道の宴は終わっていた。
お昼ごろ家に着いたが、枯れすすきが風に揺れ空気が冷たい。
1週間留守にしていた家の内外を点検し、薪ストーブを焚いて部屋を暖めた。
5度しかなかった室温が、間もなく25度まで上がり一息ついた。
ユキも早速小屋に入って、藁の感触を楽しんでいる。
飼い主ともども、少々寒いが納まり具合の良い場所に落ち着けた。