今日も朝から雲が厚く、時々小雨も降る肌寒い日となった。
紅葉の山も全体がくすみ、冬枯れの装いのようだ。
今朝、裏山でなめこを収穫したが、霜も降りるようになり、これで今シーズンはほぼ終わりそうだ。
なめこは去年に比べてやや少なめで、舞茸は大型が少なく小ぶりだった。
毎年椎茸は秋の出は悪いが、今年は極端に少なかった。
やはり夏場の日照りと秋口の少雨が影響したようだ。
干し椎茸や冷凍なめこにするほどは採れなかったが、自家用や茸が好きな人に配る程度はあったので、良しとしなければならない。
高山の町へ買い物に行って、11月1日にオープンしたショッピングセンター「フレスポ飛騨高山」へ寄った。
家具メーカー「飛騨産業」の工場跡地に建つ低層の和風建築は、町並みの景観を損なうことなく、まわりに上手く溶け込んでいる。
飛騨産業は、廃校になった「飛騨国際工芸学園」の施設を活用することになり、よく見かける廃墟が生まれなくてよかった。
スーパーや物販店、レストランにUNIQLOやAlpen、ABCマートなどの店が、瓦屋根の建物ごとに展開され、アーケードでつながれている。
一カ所で用が足りれば移動の手間が省けるので、雪国の生活がいっそう便利になるだろう。
UNIQLOの集客力には今更ながら驚くが、幾つもあるレジに買い物客が列をなしていた。
メガドラッグストアの「GENKY」も、22日にオープンを予定している。
マンションや老人介護施設、コンビニなども増えて、高山の中心地が大きく変わっていく。
その一方で、従来の商店は衰退し、過疎の集落では買い物難民が増えている。
どこの中小都市でも見受けられることだが、飛騨高山も例外ではない。